前回に引き続き次郎笈周辺に深刻な鹿による食害被害があると書きましたが、続きを書いてゆきたいと思います
次郎笈の山頂から西に下り(丸石山方向へ)北に向かって伸びる尾根・・・この場所は丸石山・山頂から
見た時に著しく枯れた樹木の多さに衝撃を受けた場所でもありました。
酸性雨?とも最初は思いましたが、特定の場所が広範囲に枯れていた事から鹿の食害を疑った場所でもありました。
未だに剣山周辺を始め徳島の山の鹿食害被害は深刻な状況にあります。
次郎笈の南斜面などは、NPO剣山クラブなどのご尽力により食害防止ネットを張るなどの対策が
進んでいるのですが北側の斜面などは対策が進んでいないのが現状・・・調査に訪れた時も
夏場のためか、鹿の糞尿の臭いが漂い思わず口と鼻を塞ぎたくなるほどの場所も多々ありました。
このように、いたる場所で鹿による樹皮が剥げれた樹木が残る場所が・・・中には自然に立ち枯れた樹木も
見られましたが、樹皮をはがされて枯れたのではと思われる樹木は、どれだけあるのかと
思うほど、状況が深刻な場所でもありました!
樹木被害がある中、所々には被害を免れている樹木もあり残った樹木を保護することにより
時がたてば若い苗木が育つ環境を保てば以前のような林へと再生への道筋が
できて来るのでは無いかと思える場所もありました。
鹿食害については、まだまだ深刻な状況が続いています! 剣山周辺では
ウラジロモミなどの種類などが被害に遭っている場所が多々あります。
鹿の糞もたくさんありました! 鹿の糞が多いと思われる場所が複数あり臭いが・・・
夏場と言う事もあり状況も、すごいものがありました! 依然、鹿が多いと感じた
場所でもありました!
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