にゃにゃちゃんの手の怪我は、翌日ぐらいには、もう
手をつけるようになっていました。
安心したのも束の間、今度は、発情が、はじまりました。
とてもつらそうに鳴くので、本当にかわいそうで…。
でも、まだ抗生物質を、飲んでいたし、どちらにしろ、
ワクチン接種 → 避妊手術とのことでした。
避妊手術のことも、するべきだと、頭では、わかっていても、
今までずっと、にゃにゃちゃんと共にあった、大切な体の一部を、
私たちの都合で、なくしてしまっていいのだろうか…。と、
やはり葛藤は、ありました。
でも、発情を、はじめて目の当たりにして、こんなつらそうな思いを、
毎回させるのか、と思ったら、私の勝手な解釈ですが、
こういうことも含めて、やっぱり、避妊手術は、必要なのかな、と思いました。
病気の予防にもなるし、と、自分に言い聞かせました。
結局、怪我が治ったあと、風邪の治療など、いろいろあって、
一ヶ月ほどかかって、避妊手術の日をむかえました。
「いまは、げんきなの。」