うちの可愛いちゃん。

元野良ちゃんから、うちのコになった、愛おしいあのコの事を。
可愛いあのコは「にゃっ」と鳴きます。

発情期。

2013-08-31 14:37:17 | 日記

にゃにゃちゃんの手の怪我は、翌日ぐらいには、もう

 

手をつけるようになっていました。

 

安心したのも束の間、今度は、発情が、はじまりました。

 

とてもつらそうに鳴くので、本当にかわいそうで…。

 

でも、まだ抗生物質を、飲んでいたし、どちらにしろ、

 

ワクチン接種 → 避妊手術とのことでした。

 

避妊手術のことも、するべきだと、頭では、わかっていても、

 

今までずっと、にゃにゃちゃんと共にあった、大切な体の一部を、

 

私たちの都合で、なくしてしまっていいのだろうか…。と、

 

やはり葛藤は、ありました。

 

でも、発情を、はじめて目の当たりにして、こんなつらそうな思いを、

 

毎回させるのか、と思ったら、私の勝手な解釈ですが、

 

こういうことも含めて、やっぱり、避妊手術は、必要なのかな、と思いました。

 

病気の予防にもなるし、と、自分に言い聞かせました。

 

結局、怪我が治ったあと、風邪の治療など、いろいろあって、

 

一ヶ月ほどかかって、避妊手術の日をむかえました。

 

「いまは、げんきなの。


うちのコになりました。

2013-08-30 10:28:04 | 日記

にゃにゃちゃんの手の怪我がきっかけで、

 

にゃにゃちゃんは、うちのコになりました。

 

にゃにゃちゃんの怪我は、決していい出来事ではないけれど、

 

他に、にゃにゃちゃんを可愛がっているだろう方々のこと、

 

今まで、こうやってお外で生きてきた、にゃにゃちゃんの生き方を、

 

尊重する気持ちから、なかなか、うちのコにすることに踏み切れずにいました。

 

でも、今回の怪我で、もう迷いは消えていました。

 

私たち夫婦にとって、うちのコにする=完全室内飼いにする、ということです。

 

この辺りは、車の往来が激しく、危険なこと、

 

体調のためにも、なるべくストレスなく、安心して暮らしてほしいこと、

 

にゃにゃちゃんが、ほかの猫ちゃんが苦手なこと、などが、おもな理由です。

 

実は、以前から、少しずつ、おうちに慣らそうと、試みてはいたんです。

 

ソファのある部屋以外の場所に、少しずつ慣らしていったり、

 

猫ちゃんのトイレを置いて、「ここでするんだよ。」と、うながしてみたり。

 

マーキングをしてしまうし、やはりお外に行っていたので、トイレは、なかなかしてくれませんでした。

 

ごくたまに、トイレでおしっこした時、私に「ぁ。」と教えてくれるのが、とても可愛かったです。

 

それでも、やはり、今まで自由に、お外を歩きまわっていたコです。

 

完全室内飼いは、簡単ではありませんでした。

 

出して出してと、「あお~ん、あお~ん」と、

 

今まで聞いたことがない大きな声で、鳴き続けました・涙

 

かわいそうで、私たちもつらかったですが、

 

今まで、ほとんど声を出さないコだったので、

 

もしかしたら、このコは、声が出ないんじゃないか、と

 

心配していたので、変なところで安心したり…。

 

くたくたになるまで鳴いて、疲れて眠って、起きて、また鳴いて…。

 

そうそう、うちのコになって翌日の朝、ダンナさんに呼ばれて、玄関に行くと、

 

ダンナさんの靴が、真ん中に寄せ集められ、おしっこがしてありました。

 

かわいい抵抗です・笑

 

思わず、ふたりで笑ってしまいました。

 

「おとうちゃんのばか。


出会い~うちのコになるまで・その6。

2013-08-29 12:34:05 | 日記

膀胱炎も治まり、二週間ほど過ぎた頃、

 

ふと、にゃにゃちゃんの手が、なんだか気になりました。

 

右手のほうが、左に比べて、厚みがあるように、感じました。

 

腫れているんじゃないか、と心配になりましたが、

 

にゃにゃちゃんは、とくに痛がる様子は、見せませんでした。

 

ところが、翌日ぐらいに、ピョコピョコ右手を上げて、帰ってきました・涙

 

痛くて、右手を地面につけられない様子でした。

 

三件目に、行こうと思っていた病院に、連れていきました。

 

傷が閉じてしまって、中で、化膿しているとのことで、

 

原因は、はっきりとはわからないが、たぶん、喧嘩でかまれて、

 

傷は、すぐ閉じるので、中で、ばい菌が残ってしまったのでしょう、とのことでした。

 

抗生物質の注射と、消毒と、飲み薬をいただいて、帰りました。

 

三件目に行った獣医さんは、とてもよい所でした。

 

設備もよく、説明も丁寧で、しっかり診てくれました。

 

にゃにゃちゃんに、やさしく接してくれて、

 

獣医さんのおうちでも、猫ちゃんを飼っていることも、

 

私たちには、安心につながりました。

 

この時点で、野良ちゃんであることを、確信していたので、

 

うちのコにすると、決めていました。

  

いろいろと心配はありましたが、この状態で、外に行かせるわけにはいかないので、

 

その日から、にゃにゃちゃんの室内飼い生活が、はじまりました。

 

「けっこう、たいへんだったの。


出会い~うちのコになるまで・その5。

2013-08-28 11:35:35 | 日記

にゃにゃちゃんと過ごすようになって、

 

二ヶ月ほどたった日の夜のことです。

 

にゃにゃちゃんが、粗相をしてしまって、

 

見ると、おしっこに血が混じっていました。

 

その日は一月一日で、おまけに夜間。

 

本当に焦りました。

 

すぐにダンナさんが、ホームセンターに走り、

 

キャリーケースを買ってきてくれて、

 

救急病院に、連れて行ってくれました。

 

血尿自体は、軽い膀胱炎だったのですが、

 

保護猫ということで、一通り診てもらいました。

 

そこで、足のことと、猫エイズのことを、知りました。

 

にゃにゃちゃんと出会ってから、猫ちゃんのことを、いろいろ調べていたので、

 

覚悟はしていましたが、やはり、ショックでした。

 

でも、白血病ウィルスには、かかっていなかったので、

 

前向きに考えようと、思いました。

 

血尿のほうは、すぐに治まりました。

 

でも実は、この時のこと、あまり覚えていないんです…。

 

動揺していたのかな・苦笑

 

にゃにゃちゃんは、あいかわらず、うちとお外を、行き来していました。

 

膀胱炎の経過を、診てもらうために、

 

お正月休みが明けるのを待って、近所の病院に連れて行きました。

 

病院は、ふたりで探して、ダンナさんが連れて行ってくれました。

 

一件目は、うーん。な所だったらしいです。

 

二件目は、最初の電話の時点で、うーーん。な所で、

 

行ってみたら、びっくりするほど、うーーーん。な所でした・苦笑

 

これからも、なにかあったら診ていただくつもりで

 

病院を探していたので、うーん。な所で、妥協はできませんでした・笑

 

救急でいただいたお薬は飲ませたので、様子をみることにしました。

 

 「しゃしん、つかいまわちているね。


出会い~うちのコになるまで・その4。

2013-08-27 11:27:03 | 日記

そのうち、私たち夫婦は、あのコのことを

 

「にゃにゃちゃん」と呼ぶようになりました。

 

「にゃ」とも「ぁ」ともつかない、かわいい声で鳴くので、

 

この名前になりました。

 

朝、扉をあけると、待っていることが多くなり、

 

「にゃにゃちゃん。」と呼ぶと、「ぁ。」と鳴いて、走ってきました。

 

うちで、ひとしきり過ごした後、外へと出かけていき、

 

時間はまちまちですが、またうちに戻ってきました。

 

ソファにバスタオルを敷いた所が、にゃにゃちゃんの定位置で、

 

いつも私の横で、眠ったり、毛づくろいしたり、くつろいでくれました。

 

 このころになると、これだけうちにいるっていうことは

 

にゃにゃちゃんは、やっぱり野良ちゃんなんじゃないか

 

という思いが、強くなってきました。

 

いつも涙目だし、お鼻もグズグズいってたり詰まっていたり、耳も痒がっていたり、

 

それなら病院に連れて行って、治してあげたい。

 

そう思いました。

 

でも、私が寝込んでしまって、会えなかったりすると、

 

2~3日顔を見せなかったりしたので、

 

たとえ野良ちゃんだとしても、

 

よそにも、にゃにゃちゃんを可愛がっているおうちが、あるだろう。

 

もともと、うちに来るようになるまでは、きっと

 

どこかのおうちで大事にされていたんだろう。

 

だから、こんなに人を信じて疑わないんだろう。

 

もし、どこかのおうちのコだったら、

 

勝手に治療なんてできないし…。

 

葛藤しながらも、一緒に過ごす時間は、

 

どんどん長くなっていきました。

 

夜になっても、うちにいたがりました。

 

私が、一日寝込んで、会えないときも、

 

夜になって、気になり、見に行って「にゃにゃちゃん。」と呼ぶと、

 

「ぁ!ぁ!」と言って、駆け寄ってきてくれました。

 

たぶん、この時点で、私の心は、決まっていたと思います。

 

というか、出会った時から、こうなる予感がありました。

 

ただ、もしどこかのおうちのコだったら…。

 

堂々巡りが、続いていました。

 

ちらっ。