とんぼ玉で楽しむ

花をテーマにしたとんぼ玉を作っています。

創造性の玉か、それとも使える玉か…

2016年12月31日 | 日記

 喫茶店にとんぼ玉を飾るようになってから5カ月が過ぎた。

私の得意とする『薔薇のネックレス』を求める客はめったにない。

イヤリングやストラップなどの小品が多い。

限られた客だから、同じものをたくさんも欲しいとは思わないだろう。

 

違うものを…と、考えてみた。

以前つくった『ペンシルホルダー』があったので、『雪ん子』に換えて飾った。

力を入れた作3個、出来の悪いのは下に置いた。

久しぶりに来たと言う若い女性が、「あら、かわいい!」と~。

 

この『ペンシルホルダー』は、失敗した作品や小さくなったガラスを重ねて作った物。

最初に基本になるガラスを使い、その上にかたまりのガラスを溶かしのせていく

平常使うガラス棒をつかうとたくさんの分量がいるので、採算がとれない。

割れて飛び散ることも多く、労力などを考えると、「もう作るまい!」と、考えていた。

 

自分の描く『美しい物を創造する』こと~それだけを考える…?

今の自分にそんな余裕はない。

だったら、他人が<欲しい>と、思う物をつくることも考えねばなるまい。

  ( かわいいね 女性のことばに 救われて また作ろうかと 考え直し )

 

     

 


速読

2016年12月30日 | 日記

 最近、新聞や書物を読み辛くなってきた。

新聞に、速読をしてる人の記事がのっていた。

速読の方法を身につけると本をたくさん読める~と。

 

テレビを見ているとき~

日本語訳の字幕をまだ読み終わっていないのに消えてしまうことがよくある。

字幕を操作している人は回転の速い人だろうと思う。

それに、自分の読む力が弱まってきているのだろうとも思う。

   ( 英訳の 字幕をたどり 楽しまん あらその後が 消えてわからぬ )

 

    


簪の竹のパーツ…

2016年12月15日 | 日記

 気分が乗っている時に一気にやってしまおう~

フィギャースケート総集編のテレビをつけている時の時間が勿体ない~

そんなことで、夜の時間をテレビと作業の両方で~と、簪の竹のパーツを作ることにした。

 

何本か出来たが材料はまだある。もう一本作ろうか!

目がしばしばしてきた。頭がしゃきっとしない。

でも、折角始めたのだから……ぐさっ!ああっ!やっちゃった!

人差し指の先~必死で押さえた紙がみるみる赤い血で染まった。

押さえたまま消毒薬をつけてバンドエイドと包帯で指を固定した。

 

私がパーツや箱を自分でつくっていると知った友人が、「怪我するよ、止めとき!」

と、言ったことを思い出した。

でも、処置の仕方が良かったので、日一日と良くなって、傷は小さくなってきた。

もうしばらくしたら、また作り始めよう。

   ( 指の先 眺めてしばし 戒めん 集中しよう 注意をしよう )

 

    

 


とんぼ玉簪用のパーツ

2016年12月12日 | 日記

 竹の棒を削って、とんぼ玉を通して簪を作った。

それに合った箱も作り、プレゼント用に仕上げた。

プレゼント用の簪を依頼者にプレゼントした。

 

竹の棒を削ってパーツを作っていると、先端に揺れる小さな飾りをつける事が浮かんだ。

最初は、金具の輪を通してつけてみた。

それも良いが……

穴のあいた竹の棒を見つけて…そこに金の輪を通して飾ることを考えた。

なかなか良い考え~そんなことをしていると、時間がたつのも忘れてしまう。

先端は、四角にしたが良いか、三角にした方が良いかも?

かつては、先端には耳かきをつけていたとか?

 

簪にもいろいろあって、飾り方によってパーツや玉も異なってくるようだ。

使う人は少なくても、いろいろ考えて作るのは楽しいものだ!

   ( オレンジと 紅の玉 前にして ざくっざくっと 竹削るなり ) 

 

    


とんぼ玉の簪(かんざし)

2016年12月02日 | 日記

 「〇〇さんにあげる簪にするとんぼ玉を作って!」

その人は、とんぼ玉を趣味にしているんだったら、簡単に作ってくれそうだと思ったのでは~??

私は、返事をしなかった。あまり乗り気でなくイメージも湧かなかった。

帰りを急いでいた私は、「高いよ!」な~んて、半分冗談っぽく言ってその場を離れた。

 

工房に入って、帯どめの合間に、簪の玉を2個つくってみた。

丸い玉をつくったが、簪用と思って作るのは初めてだった。

営業用なので、派手な色合いがいいだろうと勝手に決め込んで~

玉は出来たが簪に仕上げたいと思った。

夜、あれこれ思案して押し入れで見つけた竹の棒を短くして削った。

ちょうどいい感じ~でも、私は簪のことを詳しく知らない。

インターネットで調べてみて、自分のやり方で良いと思った。

そうしたら、また色いろな簪を作ってみたくなった。

 

でも、簪を欲しい人はそんなにないだろう!

   ( かの人に 作った玉は 朱色なり 竹に通して 飾ろう髪を )