魅央屋「DVD-PGの集まる店」

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●淫獄聖女学園~DVDPG Edition~

2008年05月23日 | ☆3以下
図鑑No.129
●淫獄聖女学園~DVDPG Edition~
原作『GIRI´S SOFTWARE』
原画『吉野恵子』
ブランド『N43Project』
主な属性「ミッション系女学園モノ/医療テク凌辱/シスター/看護婦/いじめ」
■女性フルボイス。アニメ無し。パスワード。


『淫獄病棟シリーズ新章』


◆ストーリー
 主人公は2度の病院派閥争いに勝利して「副院長」のポストをぶんどった有能医師。その際、病院のめぼしい女はほとんど奴隷に落とし入れた鬼畜でもある。
 地位と女も手にいれたが、正直マンネリが続く日々にダレてきていたそんなある日、学園の健康診断を理事長から依頼される。目上には逆らえないと、しぶしぶ了承した出張先で事件は起きた。
 学園内で頭から血を流して倒れている男を発見する。彼はここの校医で、外傷から事件性があると見られた。
 そして、理事長からの頼みで、そのミッション系女学園の臨時校医をするハメになってしまう。
 内部に入る事で学園に見えてくる現場の闇。そして、若くて魅力的な女達。
 かくして、偶然にも女子学園という新たな狩場を得てしまった主人公は、本能のままに獲物を食い荒らすのだった。
 淫獄はまだ終わらない……。


◇ヒロイン紹介。
『冴島明子』……一見可憐でいつも女子の輪の中心にいる模範生徒のようなお嬢様だが、実体は「良家」をタテにしている学園の暴君。ツインテール娘。彼女にはたとえシスター(教師)であっても刃向かってはいけないという、絶対的権力を誇っている。
 さらに、気に食わないヤツはイジメてイジメてイジメ抜く残忍かつ冷酷な性格で、そのやり方は手段を選ばず「取り巻きが引くほど」という目も当てられないモノ。良心のカケラもない傍若無人さ。おそらく彼女が死んでも学園で悲しむ者は誰もいないだろう。
 学園内では無敵の彼女だが「レベルの違う大人の外道」である主人公までターゲットにしたのが運の尽きに……。

『藤代早苗』……パッケージにもなっているメガネっ娘。セミロングヘアーの側面の髪だけ結んだストレート+2。いわゆる「さっちんヘアー」。なかなか胸は大きい。気の弱い「おっとり文学少女」で、初登場時も宮沢賢治の本を歩き読みしていた。
 神経性胃炎持ちで、保健室の常連。だが、男性恐怖症の毛もあって、主人公1人しか居ない場合は帰ってしまうほど。
 呆れるぐらい素直な性格で、鬼畜である主人公には落とすにたやすいターゲットと言える。

『吉沢涼子』……クラスに一人はいる目立たない系の少女。ボブショートがおかっぱ気味に伸びて、発育不良な体躯もあっていかにも 「いじめて下さい」という雰囲気を醸し出している。実際毎日のように「いじめ」にあっていて、すでに感情が死にかけている危険なコ。実際手をつけても「気にしていないほど」である。
 前記の藤代早苗の友達だが、実は「黒魔術仲間」で、いつも胸に抱いている本は「そっち系」のモノらしい。彼女には「師匠」というバックアップがいて、その牙城を崩さないと攻略できないという、予想より難儀なキャラである。

『工藤晶』……背が高く格闘技を習っているという勇ましく正義感の強い娘。なのにダブル三つ編みという性格に不釣合いな髪型をしているのがギャップ。ポイントは泣きボクロ。
 学園の暴君「冴島」に目をつけられ、多勢に無勢でおさえこまれていじめというより「凌辱」を受ける。その直後、心がズタズタになっている時、主人公の優しい言葉にコロっと懐柔されて盲信するようになる。ターゲットとしては物足りないぐらいにチョロい?

『西条ほのか』……学園のシスター(教諭)。なのにソーバージュ(パーマ)をかけている。何かと面倒見の良い事から、早苗や涼子に慕われているて、よく一緒にいる場面を目撃する。が、真相は女子生徒を手駒として扱うプチカルトな「黒魔術団」の親玉という 「とんでもねー裏の顔」を持つ。よって、うかつな行動をとると彼女に主導権を握られる事にもなりかねない危険な存在。
 その性格は「男運の無さ」に理由があり、他人には理解できない闇をかかえているのだが、それに主人公が共感?

『大谷育子』……この名前でピカチューを連想してしまうのは私だけではないだろう(爆)。
 ……それはさておき、簡単に言うと学園生活指導のシスター。メガネでつり目と典型的。
 しかし、その本性は「他人に厳しく自分に甘く」下もユルくて学園長の愛人という「ただの女」である。

『早川清美』……学園の保健医助手(ほぼ看護婦)。主人公に「コスプレ」呼ばわりされた、機能的ではないフリフリナース服が特徴。基本的におおらかで、よく転ぶクセを持つ天然。ただ、仕事は出来るので、転んで場を荒らしても後片づけは超人的に早い「相殺技」を持つ。
 また、生徒からの人気も信頼も厚い「学園のお姉さん的存在」。
 いつも顔をあわせている存在になるので灯台もと暗しか、良く見るとスタイル抜群で端整な顔立ちの美女と気づく。「一番身近にいるターゲット」だが、小娘達と違ってスキが無いのが獲物として目立たなかった理由かもしれない。攻略するには「協力(共犯)者」が必要である。

『早川郁美』……病院の売店店員で前作からのレギュラーの模様。「下」がかなりフリーダムな女性で、周囲からは男なら誰でもいいと噂されているが、あながち噂だけではない問題児。当然主人公とも関係アリ。
 特に学園まで「あっち」目的でわざわざ遊びに来るのは、好き物としか言い様が無い。
 結構な歳のハズだが、童顔、フリフリの服、大きなリボンという出で立ちは底知れぬパワーを醸し出す。
 学園の「早川清美」の姉であるが、誰の目にも妹の方が年上に見える事を多少は気にしている。主人公が難行していた清美攻略に 「ホントに一肌脱ぐ」。

『御園芹香』……主人公の勤務する病院の院長で、こちらもたぶんレギュラー。おそらく前作で主人公に奴隷化させられたんだろうと思われる女性。ロングヘアーにパンツルックで白衣と「非常にスタンダードな美女」。
 今作のオープニングサービスシーンを担当。



 と、シリーズ続編らしいデスが、前作は知りまへん。レギュラーのキャラがいても、初見なのでワカリマセンあしからず。そもそも「N43プロジェクト」の移植はクレジットが出ないので、部屋の奥から資料引っ張り出してきて原画家さんとかの情報も自力で探ったぞ……。
 前作は病院モノだったから自然と年齢層も高くなったが、今回のキャラ達は「若いぞ!」と、いうような記事が某雑誌の開発スタッフコメントにあった。

 肝心のゲーム内容は……ぶっちゃけシステムが壊滅的……とまではいかないが、凌辱系(実用系)で「早送り巻き戻し禁止」にする意味がわからない。スコア制ならこれだけで減点80ぐらいはあるだろう。アダルトビデオだったら、寸劇から全部見なくちゃいけない事だからねぇ……そんなん使えないでしょ?
 まあ、ポイントポイントにチャプターが張ってあるので、「ストーリーを楽しむ遊び方」ならコンティニューする分には楽なんだけど。 「VTR」に撮らないと実用としてはツラい……逆に、そうすると結構いい感じなんだよな……。録禁じゃないのがユーザーへの 「せめてもの救い」。

 あとは……「字幕狂い」「画面違い」などの編集ミス、雑さ加減が目立つ。

 んで、ゲーム内容は凌辱系。ヒロインルートは最初に移動する一回で確定してしまう。多少だがプレイ内容を選べるのは良い。

 キャラは結構可愛い。シンプルなブレザーがよく似合っている。ただ「基本は縛り(拘束)」というアブノーマル系がメインなので「制服目立たないなぁ」というのが残念。

 さらに、強襲的にボーカル入りBGMが流れたりするけど、正直場にそぐわないというか「溶け合ってない」。

 あと、特定のキャラを攻略すると「秘密のパスワードのカケラ」が表示され、3つ集めると……という、おまけシナリオも用意されている。コンティニューのパスは1回しか出ない、というのも問題なんだケド……スキップで間に合うし。

 まとめると、パッケージにも書いてある通り責任は原作会社には無いという事なので「移植したN43が全て悪い」という事になる。素材は悪くないんだけどネ……残念な仕上がりに……。
 N43のシステム、最近の作品では悪く感じなかったけど、これ初期も初期の2作品目だからな……。

 結論「サービスシーンはビデオにとってじっくり見よう」その環境が作れる人には星4ほどオススメ。その環境が作れない人には全くオススメしない。
 ということでシステムがキチンとしてたら、もっと上に位置していた作品なのに……無念の一品。


 CVは非公開。つーか、クレジットぐらい出せ。記事が書きづらい。


 オススメ度……☆☆。(10%アンダー)




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