みゆき生け花教室 ( miyuki flower classes )

花道家元未生流   

お花と ポエムと 音楽の 素敵なブログ♪
 

枯れた蓮の実の美!

2005年01月19日 | 生け花
いつの日か、自分の全くの趣味で生けてみようと

枯れ蓮の実を、2年ほど持ったままでした。

私の住む町は、30年ほど前は見渡す限りの蓮田でした。

この蓮の実は、枯れる前は青々として、中に落花生のような

実が全部の穴に詰まっていました。

食べる前に、実を爪の先で半分に割り、中心の芯(新芽)を取り除き

おやつによく食べたものでした。

 私の本家は、真言宗の寺ですが、ここの跡取りに嫁いで

こられたお嫁さんが生け花がお好きで、持って来られましたご本を見せていただき、

テーマに、生けられておりましたお写真が、蓮でした。

以来、いつか生けたいと思っておりますが、まだまだ

技も心も及ばす、まずは枯れた蓮の実で生けてみました。

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6 コメント

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真言さん (sable-white)
2005-01-19 06:25:34
と、父方では呼び、亡くなった祖父も祖母も、ご近所さんも、暗唱されているので、法事の度に、子供心に「おん、あぼきゃ、べろしゃ、・・・ぼだらまに、はんだば、じんばら、はらばりたや、うん」(間違っていたら、ごめんなさい)などと、となえて、おりました。



このたびは、中国への大きな節目で、何人かのお坊さんが写経をもって、海を渡られたようですね・・・。

ご縁があって、私も、生まれて初めて、写経しました。



話が、それてしまいましたが、はすのシックな画像、さすが~とうなってしまいました。



お寺では、あえて、金色のはすが、ありますが、この枯れた渋い色も、無常の証のようで、私は、好きです♪
おきょうさま、嬉しいです。 (みゆき生け花教室)
2005-01-21 01:21:11
 コメント有難うございました。



「光明真言」(こうみょうしんごん)



“おんあぼけや、べいろしゃなう、まかぼだら、・・・”



を知っててくださりとても嬉しかったです。



「佛説摩訶般若波羅蜜多心経」

(ぶっせつまかはんにゃはらみつたしんぎょう)



 “かんじ~ざいぼ~さつ。ぎょう~じんはんにゃ~はら~みた・・”



は、案外知って下さっている人は多いのですが・・・



 私の父親は弘法大師のお寺の息子で、母親が尼でした。



私は幼い頃から祖母の勤行を聞き育ちましたので、まさに



「門前の小僧 習わぬ経を 読み」です。



意外なところにご縁があり、嬉しいですね



だからといって、本家へお参りにお出で

下さいます信者さんのように、心から

仏教を信じているかと問われますと

「はい」とは言えない自分がいて



今だに、仏教とは?哲学とは?などと

疑問ばかりが頭を駆け巡ります。



しかし、この世の無常は確かに思わざる

を得ず、「愛別離苦」他つくづく

ため息以外何も手につかないことはあります



また、いづれつれづれのほうに書きたく思っております。



おだいしさま (sable-white)
2005-01-21 04:28:07
っと、お呼びして、実家やその田舎では、もう生活の一部のようです。



私も、迷いなく、痛みなく歩いていると、手にとることのなかったであろう、仏教や、哲学の本に、この数年、いろいろ出会いました。



製薬会社に勤めた妹は、親の大反対の中、三●製薬というおおきな会社を15年近く勤めておりましたが、突然、退職し、禅寺に、こもりました。



バブルなど、資本主義的な社会や、女性の会社での昇進など、時期にも恵まれ、「なにも、出家しなくても・・・」と、母は泣いていましたが、実際に、寺で修行をさせていただいて、また、学ぶことや、気づくことがあったようで、あえて、在家を選びました。



いろんな老師さまにお世話になりながら、在家に方向転換したことを、どう解釈するかは、いろいろでしょうが、妹の性格を知る私は、苦渋の選択であっただろうし、そのまま、進む以上に勇気がいったのでは、と思ったりしております。



と、いうわけで、今、仏教、哲学が、いつも、思考にある私たち姉妹です。



また、つれづれにほうで、お話しがうかがえることを楽しみにしています。

ただ、ひとは、本当の、哀しみについて、語ることは、とても、とても、エネルギーがいることであり、ふだん、それにふれないでバランスをとっていることを、稚拙ながら、阪神の震災者としても、実感した今日この頃です。ことしで、10ねんでした・・・。



どうか、BLOGで、ご負担になられませんように~。みゆきせんせいは、なにかを、語られる以前に、空気を、そして真心を、あたたかくお伝えくださっておられますし、それで、支えられている多くの人の、ひとりが、この私です。



あらためて、感謝です~♪
恥じ入っております (みゆき生け花教室)
2005-01-21 06:06:18
 早速のコメント有難うございます。

そんなご立派なご姉妹様でいらっしゃい

ますのに、生意気にも門前の小僧が

偉そうにお経様のお話などしまして

とても、恥じ入っております。



10年前の震災のあと、メディアを通して

大変な災害が起きたのだと知りました。



ボランティアの方達のご活躍ぶりに、家の中でじっとしているしかできない自分がとても苦しかったです。



ある日のテレビで、家族を失い、家財など

人の生きた歴史まで消してしまう現実に

心から悩みました。そして、寂しがっておられる方も大勢おられることも知り、お手紙を

差し上げましたらと思いました。



あれから10年・・

今では、クリスマスにはプレゼントを交換し

私より歳上の方にはお姉さまと呼び

年配の男の人には父の日に”遠くに住む娘

より”と書いたお手紙にこちらの地酒など

お送りさせていただきますと、とても喜んでくださいます。



また、私の手術や入院など、とてもご心配してくださり、励まし、お元気になって

頂くつもりが、いつも反対に励まされ元気を頂いて、今日になります。



今は皆様、とても素敵な高層マンションで

お元気なので嬉しいです。



本日、丁度神戸のお姉さまから供養された

祭壇のお写真がEーmailに届いたばかりです

思わずpcのお写真に合掌です。



血の繋がりがどうの、DNAがどうと

言いますよりは、愛が交し合え、優しい会話お話できる人たちが、私のファミリーだと

思い暮らしております。



素晴らしいご姉妹様に「釈迦に説法」!!

恥じ入ってます。細くて小さい体、さらに

縮めていおります。。。

生意気言って御免なさいね。
来ましたぁ~♪ (sable-white)
2005-01-21 23:25:12
いえいえ、

みゆき先生のほうが、ずっと、ずっと、仏教のことも、

人生のことも、深くご存知ですのに~、

私の文章、半分、寝ぼけて、へんてこりん、で、申し訳ございません~。



妹も、結局は在家になりましたし、私なんぞは、その又聞きのレベルですので、

みゆき先生のBLOGに、書き込んでる時点で、私こそが、「釈迦に説法」をしているので、

お恥ずかしいです・・・。



推敲せずに、寝ぼけたまま、投稿してしまい、今読み返すと、ぶっきらぼうな、無作法な文章で、失礼してしまいました。お許しくださいませ・・・。



震災で、みゆき先生が救援してくださったこと、10年も遅れちゃいましたが、被災地の一人として、

あらためて

「ありがとうございます」



そのお姉さまや、お父上も、震災で失ったモノ以上に、みゆき先生から、生きる気持ち、を贈られて、10年を過ごされたことと想像します。



やっぱり、みゆき先生は、すごい♪と思う私でした。





いつもお褒め頂き・・ (みゆき生け花教室)
2005-01-22 03:39:16
いつも、何かとお褒め頂き恐縮です。・・が

とっても嬉しいです。



人は、誰かに「感謝してますよー」なんて

言われますと、どんなお薬よりも楽しく

うれしくなって気分がよくなりって

気持ちになります。



さすが、プロですね~~!本物ですね~~!



神戸はとても異国情緒があり(行った事は

ありませんが)素敵でお洒落な街というイメージが

昔からあり、それが、あの震災で無残にも・・と

思いましたが、10年といえば長いのか短いのか

それも、人それぞれ送られました人生で違うので

しょうが、テレビで見ます神戸は見事に

復興しましたね。



ただ、街並や形ばかりは以前に戻りましたが

(以前を知らない私が言うのはとっても可笑しい)

地震に遭われた方達の失ったものは

簡単に、論じれられるものではないでしょうね。



人生、何があるか判りませんが、とにかく

今、目前にあることに最善をを尽くしましょうと

思い、日々を過ごしております。。。



目前のこと?お腹すいてますのでま、ま、

あなたもおひとつ

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