今日は、まず朝焼けがすごかった。全体がセピア色に染まる見事な朝焼けだった。でも、朝の眠気に負けて、撮影しなかった。
夕方、今度は夕焼けがそこそこの色付き。
朝焼け、夕焼けがなぜ起きるか、ちょっとネットで調べると、太陽光に含まれる光の波長が、短い青い色は大気に吸収され、波長の長い赤い光が、大気中を長く通過する朝夕は赤くなると説明されている。基本的には、これでよいのだが、これだと、毎日、朝焼け、夕焼けが起きないと説明できない。
私はこのほかに、大気の温度の違いが影響していると考えている。
空気というのは、実は温度が違うと混ざりにくい性質を持っている。
それが、大気中に「層」を形成する。その層を光が通過する際に、屈折する。光は、波長により、屈折率が違うので、ここで、「分光」される。プリズムを通過すると虹ができるのと同じ現象である。
今日も、関東から西日本にかけて、前線が見られた、この前線はまさしく、温度の違う空気がせめぎあっている位置である。
朝焼け、夕焼けが起きやすい気象条件や季節を考えると、季節の変わり目、春、秋などに焼けるのが多いのがわかると思う。さて、こんなことを考えながら空を見上げると、あっという間に色が変化してしまうのである。