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subitohの時々昆虫記

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本日の夕焼け。20200708

2020-07-08 23:13:31 | 天体

今日は、まず朝焼けがすごかった。全体がセピア色に染まる見事な朝焼けだった。でも、朝の眠気に負けて、撮影しなかった。

夕方、今度は夕焼けがそこそこの色付き。

朝焼け、夕焼けがなぜ起きるか、ちょっとネットで調べると、太陽光に含まれる光の波長が、短い青い色は大気に吸収され、波長の長い赤い光が、大気中を長く通過する朝夕は赤くなると説明されている。基本的には、これでよいのだが、これだと、毎日、朝焼け、夕焼けが起きないと説明できない。

私はこのほかに、大気の温度の違いが影響していると考えている。

空気というのは、実は温度が違うと混ざりにくい性質を持っている。

それが、大気中に「層」を形成する。その層を光が通過する際に、屈折する。光は、波長により、屈折率が違うので、ここで、「分光」される。プリズムを通過すると虹ができるのと同じ現象である。

今日も、関東から西日本にかけて、前線が見られた、この前線はまさしく、温度の違う空気がせめぎあっている位置である。

朝焼け、夕焼けが起きやすい気象条件や季節を考えると、季節の変わり目、春、秋などに焼けるのが多いのがわかると思う。さて、こんなことを考えながら空を見上げると、あっという間に色が変化してしまうのである。

 


ビル群に沈む月

2020-02-09 07:14:11 | 天体

今日は沈んでいく月を観察。

月は、地球の周りをまわる軌道が真円ではないため、月と地球の距離は常に変化しています。また、年に約7cmくらい、地球から遠ざかっているといわれています。そんな中で、今日の月は、地球との距離が最も近いらしいです。距離が変化するため、月は見かけの大きさが変化します。最も大きく見える月を「スーパームーン」とよぶらしいです。

そんな月が沈むのを観察できるのは、年に数回しかありません。そんなチャンスのうち、晴れる保証はないので、沈む月を観察するのはなかなな難しいものです。

まだ、少し高い位置の月。すでに東側からは太陽が昇ってきていますが、月は予想以上に明るく輝いているため、ビル群の露出と月の露出が合いません。

しばらくすると、月はどんどん沈んでいき、太陽光に照らされたビル群との露出があってきます。その代わり、月は地球の大気の影響で、メラメラとして、薄い雲の影響も大きくなってしまいます。

この後は、撮影条件が合わず、断念。日常に起きている天体ショーですが、狙わないと撮影できない。狙っても撮影できる保証はない、そんな現象の一つです。