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ON THE ROAD

OVER30の青春LIFE

クロスファイア(上)(下)/宮部みゆき

2006-11-30 23:12:21 | BOOK
 こういうSFタッチのはあまり好まないのだが、引き込まれたねぇ。宮部みゆき、なかなかやるじゃん!つうか、アンタの小説面白いよ。

 実際に青木淳子や木戸浩一、倉田かおりみたいな異能者がいたらコワイけどね。「月に代わってお仕置きよ」って言われてもねぇ。

 この本で宮部みゆき作品は2作目だけど、この作家もいいね。別の作品を読むのも楽しみになってきたよ。

長い長い殺人/宮部みゆき

2006-11-22 20:42:18 | BOOK
 最初は財布の視点から見たこの作品に対して面白くなさそうだなぁって思ってたんだけど、どっぷりとハマっちゃったよ。

 初めて宮部みゆきの小説を読んだけど、コレ面白いよ。いやいやイイッスね。

 これ読んじゃうと他の宮部作品にも興味持っちゃうね。しばらくは宮部みゆき三昧かな。

メドゥサ、鏡をごらん/井上夢人

2006-11-13 22:02:35 | BOOK
 これは面白い。こういう次の展開が気になって仕方がないストーリーって楽しいよね。

 俺自身があまり呪いとかお化けとかそういうオカルト的なのは信用してないから怖くはないけど、ムゴイ話だよ。あまりにも可哀想な話だね。

 読み終わっても謎が謎のままだったりするんだけど、それはそれで自分の好奇心を満たしてくれたというだけで納得のいく作品だよ。

眠りの森/東野圭吾

2006-11-03 10:44:00 | BOOK
 予想が外れた。美緒が事件にからんでいるとは思ったが・・・。

 俺の推理では美緒は二重人格者で、隠れた人格の方が犯罪を犯していたのではないかと思ったのだが、全く的外れだった。

 内容は物足りなかったが、加賀刑事のラブスト-リーとは意外な感じがしたよ。

悪意/東野圭吾

2006-10-31 07:38:17 | BOOK
 ホントに東野圭吾っていう人はいろんな書き方をする人だなぁと思う。この発想は面白いよ。

 ただあんまりこの作品の内容はイマイチだったかな。二転三転する殺人動機。その謎を加賀刑事が解いていくっていうストーリー展開なんだけど・・・・・・動機がどうであれ、その謎を解くのにあんまりオモシロミを感じなかった。

タイヨウのうた/河合夏希

2006-10-29 09:08:41 | BOOK
いい話だった だけど最近はこういう体が不自由だとか病気だとかというテーマの話があふれすぎていると思う。確かにそういうストーリーには涙を誘われやすいんだけど自分が五体満足だからホントの意味では理解出来てないんだと思う。

もし自分の子供がそんな病気だったらだと思うといたたまれない。そりゃ男の子が欲しかったけど今では五体満足、元気な子供であればいいと思う あ~最近はどんな子供が生まれるんだろってな事ばっか考えるなぁ。ちっとは父親らしくせんといかんね。

涙そうそう/吉田紀子, 吉田雄生

2006-10-19 20:05:12 | BOOK
 ええ話やった。俺はこういうの好きだな。
前読んだ東野圭吾の「手紙」に続く兄弟モノ(!?)だったけど、こっちの方が心に響くものがあったね。こういう人間の温かみのある話は良いね。ハッピーエンドにならんかったのは残念だけど・・・。

 それに長澤まさみみたいな妹だったら欲しいな。俺も父親になるし、子供の名前は“カオル”にでもしようかな。

手紙/東野圭吾

2006-10-17 21:52:09 | BOOK
 ムズカシイ。
別に本の内容がムズカシイという訳ではなく、主人公直貴のように強盗殺人犯という加害者の家族、また逆に被害者の家族のどちらの立場でも俺がうまく立ち回れるかと考えるとムズカシイ。

 加害者の家族として肩身の狭い思いをして生きて行くというのもホントにその立場になってみなければ決して実感出来ないものだと思う。兄貴がやった事だから関係ないと突っ張って生きてみたって周りがそれを許さない状況なんだろう。

 それに対し、被害者の家族だとしても殺人犯の弟だっていうだけで関係はないとは頭では思っていても他に当たる所がないから責めてしまったりしてしまうかもしれない。

 これだけ重い内容の話だったけど、心優しい嫁の由実子、ハートの熱いバンド仲間の寺尾。彼ら二人の存在が何度も心を病みそうになった直貴を支えてくれていたと思う。

 来月から公開される映画版
も見てみたいものだね。 


不自由な心/白石一文

2006-09-26 21:10:41 | BOOK
白石一文の「一瞬の光」がなかなか面白かったので買ってみたけど、な~んか暗い話でこれといって評価しようもなかったな。

 大人の恋愛(不倫)!?についての話が多かったけど、十人十色だし人それぞれ考え方があるからどれが正しいなんて事はないけど、もう少し気楽にいこうよ。せっかく小説読んでも、どんよりしちゃうのもねぇ。
満足度

一瞬の光/白石一文

2006-09-24 11:24:43 | BOOK
 初めて白石 一文の本を読んだけど、なかなか面白かったよ。

 今自分は営業やってるけど、この本を読んで人事という仕事も面白いのかなと思った。

 ストーリーは切ないね。最終的には主人公は香折を選んだけど、瑠衣もメッチャいい娘だと思うよ。俺だったらどっちを選ぶかなぁ。

時生/東野圭吾

2006-09-15 20:04:09 | BOOK
 東野圭吾の「時生」を読んだ。
サクッと読めてなかなか面白かったぞ。
小説でもそうだし、映画なんかでもそうなんだけど、こういうSFチックな物はあんまり好きじゃない。でもたまにこういう自分の中でヒットする物もあるんだよね。

殺人の門/東野圭吾

2006-08-30 21:16:51 | BOOK
 これは・・・・・・読んでいくたびにドンヨリとしてしまった。先を読むのがつらくなったよ。だけどこの先の展開が気になってしまうのは東野圭吾のウデなんだろうな。

 面白いか、面白くないかといわれれば面白い。
だけど、好きか嫌いかといわれれば間違いなくキライだな。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~/リリー・フランキー

2006-08-21 21:28:09 | BOOK
 これは泣けるね。
実話だけにリアリティがあってホント感動するよ。何よりオカンの人間としての大きさがグッとくるね。

 俺ももうすぐ一人の子供の父親になるわけだけど、この本は決して母親だけではなく父親にもいえることだから、親とはこうあるべきだといろいろ考えさせられた。

 中でも印象に残った文章を紹介しよう。

“母親というのは無欲なものです
我が子がどんなに偉くなるよりも
どんなに金持ちになるよりも
毎日元気でいてくれる事を
心の底から願います
どんなに高価な贈り物より
我が子の優しいひとことで
十分過ぎるほど幸せになれる
母親というものは
実に本当に無欲なものです
だから母親を泣かすのは
この世で一番いけないことなのです”

エンジェル/石田衣良

2006-07-25 23:26:58 | BOOK
 “死後の世界”ってあるのだろうか?
石田衣良原作「エンジェル」を読んだ。
自分は霊とかお化けってどうも信じていないからもちろん“死後の世界”は信じていない。でもこの話はキタナイ話もあったけど、最後は心のキレイな部分が見れたのでなかなか良かったよ。

 前半はイマイチでオモロイんかなぁって疑心暗鬼だったけど、中盤以降はスリルある展開で読みふけってしまった。

 自分が死んでも愛しい人を守るというのは俺の好きな映画であるデミ・ムーア主演の「ゴースト~ニューヨークの幻」を彷彿させられた。にしても最後にあんなドンデン返しがあるとはね。