2007/05/02

『娘に贈る12の言葉』
伝説の投資家、ジム・ロジャーズが、
愛娘に向けて書いたエッセイ集から。


君には、君という優秀なブレーンがいる

世間一般の常識や慣習なんてものには従わなくてもいい。
でも、道徳や社会的なルールだけは守らないといけない。
それが人としてまっとうな生き方だから。

素晴らしい人生を歩むためには、
「お金をもらえなくても、やりたいことをやるべきだ」ということ。
それが成功への鍵だ。

細部に注意を払えるかどうかが成功と失敗を分ける。

いいかい、何かを始めるときに具体的な夢はないかもしれない。
でも、心からやりたくてたまらないことに情熱を傾けていると、
そのうち必ず何かしら夢が見えてくる。

従うべき常識、従ってはいけない常識を見極めなさい。

ほとんどの人は、ただ他人の言うことを鵜呑みにしている。
もし君が成功したいと心から願うなら、そうであってはいけない。
すべてを自分の手で調べ、そしてその目で確認すること。

もし自国や自分自身を高めたかったら、
偏見を捨てて他者を受け入れないといけない。

哲学を、つまり「考える」ということを学びなさい。

愛する娘よ―
―人生と投資で成功するために、君に伝えておきたいことがある。
それは自分自身を知ることの大切さだ。

間違いを犯したとき、
自分が素直に間違いをしたと認められるかどうか、
正直に答えてごらん。
もし、自分の間違いを素直に認められないまま
大人になってしまったら、
人生も投資も―
―特にマーケットは―
―君に厳しい試練を与えることだろう。

何でもできるという気分になったら、何もしないこと。
それが、群集心理に克つということだ。




全て必要なメッセージです。
ありがとうございます。