ステップソウルな一日

知らない人には「音楽かダンスの話題？」って言われてしまう「ステップソウル」。実は、テレマークスキーやクロスカントリースキーの種類なんです。スキーって通常斜面を滑るものなので、登りには向かない道具ですよね、でもこのステップソウル、板の裏にうろこ（ステップ）が刻まれているのです。なので、登り良し、滑り良しってわけです。通常、山スキーやテレマークスキーで山に入る場合は、シールといって登り用の滑り止めを取りつける。で、滑る時には取り外すのですが、この作業がいらないので、「ステップソウル」は軽快なんですね。（ただしハードな滑りには向いていない）前置きが長くなったけど、先日カルフというメーカーのステップソウル板を購入したので、さっそく我が家の相棒と山に出かけた。スキー場ではないので、誰もいないし、変な音楽も聞こえない。新雪の「キュッ、キュッ」という音を聞きながら、標高差300mのハイクアップ ＆滑り2本と150mの1本を楽しみました。

下落合のタヌキと緑を救おう！

ひょうんなことから、「下落合みどりトラスト基金」のことを知った。20年近く前に下落合4丁目に住んでいたので、人ごとではない思いがある。ただでさえ、昨今の都心回帰とやらで、一件の宅地が売却されると、猫の額のような住宅が乱立し、緑も無くかつ景観の統制を欠いた、住宅展示場のような一角になってしまう。570坪もの緑深く、タヌキも生息するという邸宅が、30所帯のマンション（テラスハウス形式らしい）になろうとしている。建物の取り壊し差し止め期限が今月末。「下落合みどりトラスト基金」事務局は、財政難にて買い上げに難色を示している新宿区へ、トラスト基金の提供と署名、陳情活動を行っている。詳しい事は「下落合みどりトラスト基金」のサイトを訪れてください。募金も2億3.000万円ほど集まっているようだが、業者側は10億8.000万円を要求していて、新宿が5億4.000万円の負担したとしてもまだ3億以上足りないとの事。是非、署名だけでも協力しませんか？新宿区のたった1区画と言うがなかれ、武蔵野の面影を残す、貴重なグリーンベルトが分断されようとしているのです。