闘うインテリアデザイナー

スタイルイズスティルリビングのデザイナー齊藤が日々の現場で考える家作りと庭づくりとは?闘うお仕事日記。

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どこにもないもの

2008年10月08日 19時02分36秒 | デザイン
こんばんは。復帰第二弾は(しつこい)、お仕事の話です。今年、年初より手がけています「練馬の離れと庭」について。
この仕事は、昨年ご自宅の隣地を取得され、離れと庭づくりを思いたった施主がスタイル イズ スティル リビングにお声をかけていただいたところから始まります。
「○○風ではないもの、どこにもないもの」というオーダーに、私たちも最大限応えた結果生まれました。離れの設計・施工から庭造りまでトータルに手がけることが出来、「ウチとソトを一緒に考える」私たちらしい仕事になっています。

離れは8畳弱の空間で、施主の趣味の部屋です。床・壁・天井を土佐漆喰で一体的にくるみ、繭のなかに包まれているような空間を目指しました。そして、おしりの丸い特徴的な屋根は草屋根とし、庭との一体感を高めています。
奇をてらったデザインではなく、庭に溶け込ませるため、瞑想室としての内部空間のあり方を考えた末のデザインです。
今後、何回かにわけてご紹介しますので、こうご期待!


ウッドマイレージ

2008年10月06日 21時49分24秒 | デザイン
あまりに久しぶりで恐縮です(笑)。たまに覗いてみてくれていた皆さんこんばんは、戻ってまいりました。
さて、復帰第一発目(まるで休業してたみたいだけど)はまじめな話題。

ウッドマイレージという言葉知っていますか?僕は最近知ったのだけれど「木材を運ぶ距離×木材量」なんです。日本は、国土の7割を森に覆われている国なのに、とてつもなく外材を輸入している国なんですね。そこんとこは知ってたけど、このウッドマイレージだと380億kmという数値になり、世界でワースト一位なんて不名誉なことになってるなんて初めて知りました。

木材輸入量だけでいうと、アメリカが世界一なのですが、ウッドマイレージ換算だとアメリカの4.6倍、ドイツの21倍だそうです。う~ん、食の問題もそうだけど、ほんと考えた方が良いよね、日本。国内で消費される木材の70%が輸入材で、そのうち約40%が8,000kmも離れたアフリカや南米からやってきているなんて!どんだけ石油使っているのでしょう。食の問題に似ているけど、違う部分は「日本は100%自給出来る森林資源を持っている」という事なんです。
たしかに、デザイナーとしては国産材にはない素材(マホガニーやウォルナットなどの色の濃い樹種)も使いたくなるのだけど、日本の素材だけでも当然美しい空間を作ることが出来ます。

紅葉の季節を目前に、みんなで森に想いをはせましょう。