今の価値観で未来を語る危うさ。

以前このブログに登場した「日本一某メーカーのリッターカーを売る」営業の友達の話。


彼は以前から新築マンションを買おうとしていました。


で今日会ったところ、先日モデルルームを内覧してきたとのこと。



地元では人気路線の地下鉄で、駅から徒歩３分。
戸数４０戸。

価格は諸費用込みで４０００万円。



新築に魅力を感じない私。
やめたほうがよいという理由を色々話しました。


しかし小金がある彼は所有欲を満たしたいようです。

こんなことも言います。


「駅近なら年をとって車が運転できなくなっても便利じゃん。」


まぁ確かに今はそうです。

けど私たちが運転できなくなる年齢までは、ざっくりでもあと４０年。


その時は車に代わり画期的な個人の移動手段ができているかもしれません。

たぶんできているでしょう。

自動で運転してくれるセグウェイみたいな乗り物、はたまた瞬間移動装置。


そんなものができた時に果して「駅近」になんの意味があるでしょうか。
おそらくありません。





例え未来を予測できたとしてもその結果を今の価値観に当てはめては意味がありません。

人々の価値観は常に変化していきます。


家の話でも
昔は狭くても部屋数は多いほうが人気があったが、
今は広いワンルームに人気があるように。




未来の予測はできないし、人々の価値観がどのように変わるかも当てられない。



だから長期のローンは組まない。
高利回りでなるべく早く投資した資金を回収する。
私の投資スタンスの理由はそこにあるのです。



まだ投資してないけど。