DoCoMoライブ大阪、参加してきました。
ライブ終了より3日経過、昨日の東京をもってこのDoCoMoライブも終了という事ですでに他の方々がレポートをアップされている事と思います。
正直「今回はレポを書く自信が全くない・・・」ってな状況になるかと思われたので正直どうしようか、なんて思っていたのですが・・・スイマセン、以下に書かせていただきます。
以後、思ったことをストレートに書きますので独断と偏見に満ち満ちた表現も多々出てくることとは思いますが、あのライブを至近距離で見て感じた感想という事でご容赦いただければ幸いです。
今回のライブは360組720名の完全招待制、当選者にはまず引換券が送られてきて、当日身分証明書持参で身元確認後チケットと交換というシステム。ちとすったもんだありまして引換券が手元に届いたのがライブ3日前というありさま。なんですが私の引換券番号は10番、でもチケット交換の時に私の前の番号を持った方々がこなかった模様で入場番号9・10番。先のライブに参加された山友さんより山ちゃんの立ち位置を教えてもらっていたので入場とともに”そこ”へ走り込み(オイッ・笑)最前列山ちゃんの立ち位置ど真ん前の位置を確保しました。ステージ上立ち位置との距離3メートル足らず?ステージの高さもあまり高くなく…ぐるぐるした頭や流れおちる汗はもちろん、なっが~いまつげや腕に透けた青い血管までも肉眼で確認できる場所でした。
2時間足らずのライブ、セットリストは他会場と同じ模様。
手をつなごう
窮鼠猫を噛め
心拍数
未完成
長男
名前のない鳥
Passage
ツバメ
Englishman In New York
ふたりでPARISに行こう
根無し草ラプソディー
真夜中のBoon Boon
ペンギン
アレルギーの特効薬
晴男
セロリ
One More Time,One More Chance
アンコ-ル
月明かりに照らされて(ボトルネック使用)
ギターはサザンジャンボ、クエンカ・アレグレ(Cover HallでEnglishman In New Yorkの時に弾いてたギター)、そしてエレキは最近のステージギターだったテレキャスターではなくてサンバースト(茶色っぽい色ね)のストラトキャスター・プロビジョン!!(昔、知り合いの山口県宇部のギター工房で作ってもらったというカスタムメイドギター)→これをライブで弾いている姿って見た事がない……??。スカパーでCharとのTalking Guitarくらいなものじゃないかしらん。やっぱいい音してました。長い間使って弾きこまれてるって事も関係するのか、テレキャスターの時に感じた音の軽さが感じられず深みがあり艶のあるほんとにいい音でした。
後、控えのギター??としてボディーカラーが赤のストラトキャスターがステージ左袖に置かれていました(使われることはなかった)。
そして肝心の山ちゃんの様子。
同行者の友人いわく(以下Aさん)
「顔色が”白い”を通り越して青かった。最初の2・3曲は不機嫌に見えたけどライブが進行してゆくにつれて次第にいつもの調子を取り戻していったかのように見えた」
「体調不良、というか・・・風邪ひいてると思う。咳をこらえている様子が何度も見て取れたし、咳のせいで一瞬歌詞がとんだところもあったよね」
まったく同感。
私も「山ちゃんってこんなに色白かったっけか??」って思ったし何より!!あの汗の量が尋常じゃなかった。
確かにステージ上ってライティングがきついから暑い、ってのはわかるんですが・・・それにしてもあそこまで汗をかくってのはやっぱりどっかおかしい、というかね。熱があるんじゃないか、って思いましたもの。
一見するとそんな風には感じられないようにも見えましたが、やはりあの顔色の青さは普通じゃなかった。まずゲンちゃん&キタローさんが登場、一呼吸おいて山ちゃん登場、だったんですがその時にまず思ったのが「山ちゃん、腕白いっ・・・・・・」。えぇ、なんせ腕の内側の血管1本1本が青く透けて見えましたから・・・。1曲目はじまって思ったのが「山ちゃん、疲れてる??」・・・元気よさそうに見えるけどちょっと違う、なんか無理してない??ってな雰囲気が伝わってきたんですね・・・。
”窮鼠~”にしたって思ったほど伝わってくるものがなかった、って感じたのはこのせいでもあったのか???
また、せっかくのライブハウスツアーだというのに・・・体調不良??ってだけじゃない”何か”・・・どう言えば一番適当なんだろう・・・そう、”見えない壁”!!。至近距離の場所にいながらステージと客席の間に”何か”が存在しているというなんとも言えないあの気持ち。
ライブハウスというのは独特の空間で、その狭さとステージ~客席との距離感の近さゆえに表現しようのない一体感、というかね・・・それが大きな魅力のひとつでもあるんだけど・・・。今回のライブ、確かに楽しくて、山ちゃん自身も客席からのツッコミに反応することも多くて一見すごく近い距離感のようにも感じられたけど・・・。私が今までいったライブハウスでのライブ、というのは演奏中ですら観客とのコミュニケーションがありました。ステージ上のミュージシャンは演奏しながらファンの反応を見てあおり、あおられたファンはそれに応じてヒートアップ・・・その繰り返しでステージ・客席双方がノセてノセラれ互いに刺激し合って全く違った”何か”を感じさせてくれるのがライブハウスでのライブ、と思っていたんですが・・・今回に限ってそれは皆無でした。
確かにMCの時は観客の声に反応して、というのが多かったけど、いざ演奏!となると・・・客席の反応を見る事はあってもそれを拾って客席をあおり、っていうのは・・・”晴男”ぐらいなもの??(それすらツアーの時と同じ感じでしたしね(- -;;)。そういった意味においてはなんかちょっとなぁ~・・・・・・ってな気持ちがぬぐい切れず。
せっかくのライブハウスツアーだというのに・・・と思ったりして。
だから他の方々が書いているように「地に足がつかない」なんて事は全く感じない、すごく冷静な私がいます(ほかの会場での様子がどうであったのか、ってことは体験しようがないし、感じ方は人それぞれといだし・・・)。とにかくとんでもない?至近距離で2時間足らずのほぼフルライブに近い形でライブを見たにもかかわらずとても落ち着いている自分がここにいるんです。
Aさんいわく
「山ちゃんがあれだけ表情をくずして笑ったりキタローさんゲンちゃんと笑いあっていたのは二人が山ちゃんに”(体がキツクて大変だろうけど)後少しだからがんばれよ”」みたいな雰囲気じゃなかったのかと。」
確かにねぇ~・・・あのステージ上での笑いっぷりというか・・・あのコワレっぷりはいったいなんだったんだ、って思ったんですね。ぐだぐだのMCはいつものことなんだけど(オイ・汗)、今回はまだそれに輪をかけて、というか・・・。自分で言ったことに自分でうけてわけわかんなくしてしまってる、って言った感じでね(それはそれでおもしろかったけどね・笑)。ライブを心から楽しんで、といったのとはちょっと?違う、なんせ”コワレてた”っていう表現がある意味近いかな、なんて思ったのですが・・・。 このライブに参加されたある山友さんが「あのいつにも増してふわふわしたMC」と表現されましたが・・・うまいっ!!と思いました、本当に。ほんとつかみどころもなく「いったい何が言いたいの??」的MCが多かった・・・。やはりそれは体調不良からきているのか、などと思ったのでした。
とまぁ、ここまではあくまでも私の勝手な考えでして・・・(^^;;)。
以下、レポ??書かせていただきます。
今回のライブ、アレンジをガラッと変えた曲が多かった、という話をあちこちで目にしました。確かにそのとおりではあるんですが・・・。
まずバックステージでセカンドラインのリズム(”昼休み”のあのリズムね)でドラムスティックを叩き合わせるような音が聞こえ始めました。それに合わせて私達も手拍子を・・・んっ??微妙にバックステージの方ずれたり、リズム狂ったりしてない??・・・しばらくして同行者の山友さん(以下Aさん、とします)曰く「(ドラムスティックの)音が変わった・・・!!」。そしてホイッスルの音も聞こえ始め・・・さすがにそこからはリズムがビシッ!と合い、まずはゲンちゃん(ドラムスティックを叩きながら)・キタローさん(手にタンバリンを持ちホイッスルを吹きながら)の登場。二人ともリズムに合わせてステップを踏みながら定位置へ。そしていよいよ山ちゃんの登場(この間もずっとゲンちゃん&キタローさんによる演奏?と客席からの手拍子は続いています)。
白地に薄い色で英単語が書かれたTシャツ&ウオッシュ加工っぽいジンズにグリーンのアディダス(カントリーではなかった)、ちなみにTシャツは出してました。
マイク後ろに立てかけられたサザンジャンボを手にとりホルダーをかけてマイクの前へ。そして第一声が・・・
「どうも・・・」(だと思う、ぼそっと言ったんで覚えてないです・汗)
それに続き間隔をおきながら
「まいどっ!!」
「きばって・・・まっか・・・??」
「ほなはじめます」 (関西弁っぽいイントネーションでリズムに合わせた口調で)
そしてギターを弾き始め・・・”手をつなごう” 。
イントロからではちょっと思い浮かびませんでした。一瞬”昼休みか?”なんて思ったけど歌い出しで「あぁ~、これやったわ(^^;;)」ってわかった私でした(汗)。
1コーラス歌い終わった後に「ベース、中村キタローさんっ!!」、また一呼吸おいて「ドラム、江川ゲンタさんっ!」と二人を”さん”づけしたのがなぜかツボ??そしてラストの「大切に、にぎりしめてゆこぉぉぉ~~~っっおぉいっっ!!」、このシャウトがカッコイイ~~っ!!。最後にリフをかき鳴らして曲終了。
しばしの間をおいて・・・例のあのファンキーなイントロ、 ”窮鼠猫を噛め” (サザンジャンボ使用)。
この曲、セットリストを最初に見たときに「うっっわぁぁぁ~~~!!!これが聴けるんやっっっ」って狂喜乱舞状態になった曲・・・だったんですが・・・。期待しすぎた?私が悪かったのか(汗)。思ったほど伝わってくるものがなかったんです・・・(スミマセン)。アレンジも心拍数近畿編に収録されたテイクをもう少しアコースティックにした感じで・・・。確かにかっこよかったけど・・・(^^;;)。
そしてMCへ。
客席からはツッコミ入りまくりです。
「髪の毛爆発してる~~♪」→「ここ2・3日でこんななりました」
場内爆笑。
「今日は暑いか・・・??(客席より「暑い!」)暑いか・・・」
そして本日のライブの紹介・趣旨を簡単にしゃべって・・・先にも書きましたがとにかく山ちゃんむっちゃ汗かいてまして
「この年になるとある一か所から汗をかくようになりまして・・・(場内爆笑)毛穴が一か所だけあいてるような・・・あとはこう皮脂が落ちて・・・・え~~、あのテーマ無しのMCですね。」
「アリーナはスタンディングですが・・・気分が悪くなったりそれこそ皮脂が落ちてきたり・・・化粧ののりが悪いとかいろいろと出てくると思いますがみなさん御近所でささえあって最後までお楽しみください」
ハープを付け替えて・・・”心拍数” へ。
サザンジャンボ使用。
実はね、これ聴くのがすっごい不安だったんです。初期のライブテイクの”あのストレートさ”にすっかりKOくらっている私、最近のがなる歌い方に少々うんざりしてたんで今回も”それ”だったら・・・と思ってたんですが。それほどがなることもなくどちらかといえばストレートに近い歌い方(でもやっぱり”あの最近の歌い方”ではあったけど)だったので、すっと歌の世界に入っていけてじっくり聴くことができました。
イントロでキタローさんのベースが一瞬グワ~ッと入ってちょっとびっくりしましたけどね(^^;;)。
ここで「ちょっとチューニングです」と山ちゃん。場つなぎで突然ゲンちゃんの「のってるかぁぁ~い!!」の掛け声(^^;;)。あまりの唐突さに中途半端な「イェ~~イ!!」しか返せなかった私達・・・(^^;;)。それをうけて山ちゃん
「”のってるかぁ~~い!”って・・・脂のってるかい、ってなもんか・・・」
「最近はこうやってねこうやって言ってる・・・(とジェスチャーしながら) ”みんなげんきぃぃ~~!!”(と浜崎あゆみばりの妙なはじけっぷりを披露・汗)。」客席爆笑の後また山ちゃんの一言
「元気やから来てるんやろっっ・・・・・・!!!」
ほんとにもぉ~~~・・・自分一人でボケツッコミやってどないすんねん・・・(^^;;)。
そして”未完成” (サザンジャンボ使用)。
もうこれはほんとに大好きな曲で今までになんどこの曲に励まされたかしれないけれど・・・。なぜか今回に限ってはHMAのバンドver.という感じでそれほど「おっ!」ってな印象は受けませんでした。
でもイントロのギターストロークの音のきれいな事ったら!!。こういう何気ない音、ほんとに注意して聴くとねぇ~・・・やっぱサザンジャンボの音いいなぁ~・・・って改めて思います。
ギターを持ちかえて・・・
”長男”
ストラトキャスター使用。
アレンジはHMAのテイクをもっとラフにした感じ。というか・・・HMAを完成形とするならば、今回のテイクはその途中というか。一歩間違えれば”雑”ともとらえられかねない、そんな印象を受けたテイクでした。
でもね、この時の山ちゃんのギターカッティング、かっこよかったんですよぉ~。なんかね、あのリズムギター弾く時のリズムというか・・あの間の取り方のセンスは山ちゃん独特で・・・言葉に表現できない自分がくやしいんですがとにかく!”かっこいいっ!!”、これにつきましたね。
”名前のない鳥”
ストラトキャスター使用(だったと思う)。アレンジ違い過ぎて歌い出しまで全くわかりませんでした。
こっれがねぇ~・・・・・・正直違和感あり過ぎのアレンジで(汗)。やっぱりこの曲については”理想はOKST”ですが・・・バンドアレンジするにしたってここまでアップテンポにしてロック寄りにしなくてもいいのでは??なんて思いましたね。やっぱりこの曲の持ってる世界観を考えると「もっとしっとりと聴きたい、ってのが本音です(それを思うと去年のしこちゅーのはよかったかな?)。 でも良くいえば”ダイナミック”ともいえる演奏で・・・やっぱりこれは聴き手の受け止め方・完成の違いによるんだろうな、ってことで・・・。でも正直な話、このアレンジでもう一度改めて・・・冷静に聴きたい、とは思わされたアレンジでもありました。
それと・・・後半でのゲンちゃん。シンバルを”カンカン”(まさにこういう音だった・汗)と叩きすぎ、かな?なんて(^^;;)。もう少し控え目でもよかったんは??ナンテネ。
曲終了。
ここでキタローさんがいきなりベースであるフレーズを弾き始めました。
???
「屋根よ~りたぁ~かぁい こいのぉ~ぼぉ~り・・・」
キ「終わったかな??」
ま「もう・・・終わりました」
なおも、続いてフレーズを弾き始めるキタローさん。
そして今度は
「ちぃさぁ~いひごぉ~いはこどもぉ~たぁ~ちぃ~
おもしぉろ そぉ~お~に およいぃでぇるぅ~~」 →キタローさん&客席いっしょに歌う(”およいぃでぇるぅ~~”はゲンちゃんがハモってきたかな?)
ここでキタローさんがあるリフを弾き始めそれに続いてゲンちゃんのシンバル、そして山ちゃんのギターがからみ・・・
”Passage”
サザンジャンボ使用(確かサムピック~山崎ブランド(汗)~使用?)。
これもイントロからはちょっとわかりにかった曲。Charとのセッションでの印象が強い私(ボトルネックを多様した独特のアレンジがたまらない)なので正直これも違和感が」ありました。もっともこちらの方が”正調”なんだろうな、とは思うんですが(^^;;)。
この曲をライブでやる、ってのはかなり久し振り、ですよね・・・。だからかな?とも思うんだけど途中あたりからとにかく歌いづらそうな印象をうけました。でもね、1コーラス目はほんとに聴きほれる、って感じの歌いっぷりで・・・ライブで聴くとこんなにも情感あふれる歌いっぷりをするんだ、なんて思ったんですが・・・曲が進むにつれちょっと声が出にくい??なんて感じも見受けられ、特に後半の高音部が少し出づらそうな印象を受けました。
ここでいったんゲンちゃん・キタローさん退場。ステージには山ちゃんのみ。
MCへ・・・。
なんですが・・・お時間が参りましたので(汗)続きはまた今夜(^^;;)。