あしたへの糧

週末のできごとを中心に書き綴ります

石鎚山系縦走 1日目(堂ヶ森~笹ヶ峰 3泊4日)

2019年05月01日 | 山歩きのこと
2019年4月27日(土)~30日(火)

前々から行きたいと思っていた石鎚山系の縦走にようやく行ってきた。

27日の朝8時、今回の同行者Kさんと延岡ICで落ち合って、一路、佐賀関港に向けて出発♪
今回の計画はこうだ。
28日 保井野登山口→堂ケ森
29日 堂ヶ森→二ノ森→石鎚山→土小屋→瓶ヶ森
30日 瓶ヶ森→伊予富士→寒風山→笹ヶ峰→丸山荘
 1日 丸山荘→下津池

天気予報では29日から雨マーク。ツライ山歩きになるのかな・・・
車中でそんなことを話していると、Kさんから「今日から登りましょうか?」との妙案が出た。

本来の計画は、今夜は西条市近辺で一晩過ごして、翌朝、壬生川駅近くに車をデポした後、バスで保井野登山口に向かうことにしていた。
車で直接、保井野登山口に向かうのなら今日から登り始めることは可能だけど下山後の車回収が面倒になる。しかし、1日でも雨の中の登山を避けられるならその方がましか。

問題は、カーフェリーの早い便に乗船できるかどうかだ!
この日は10連休初日とあって、予約枠は早々に満席になっていた。自分たちは予約していないので当日枠での乗船となる。事前に問い合わせたところだと2、3便待てば乗れるらしい。ちなみに出航は1時間に1本


9時半頃に佐賀関港に着いて、乗船手続を済ませて待っていると、10時に出航する車の積み込みが始まった。車が次々とフェリー中に入って行く。
「自分たちも乗れないかなあ」と話していると、前に停まっていた車が動き出した。「やったー、乗れる」と思ってサイドブレーキを下したとき、誘導員に制止された(涙)


前の車がフェリーの中に消えた後、誘導員が手招きした\(^o^)/ ギリギリ乗船できた!ツイてる
という訳で、計画変更で今日から山に登ることにした。






四国、愛媛県、初上陸






西条市に入り国道11号を走っていると、右手前方に堂ヶ森らしき山が見えた。ん? 白い? まさか雪?
装備の防寒対策が手薄なことに不安がよぎった。

14時過ぎに保井野登山口に到着。身支度を整えて14時35分登山開始。さて、どんな山並みが見られるのか楽しみの山旅が始まった♪
保井野登山口から今夜泊まる堂ヶ森の避難小屋まではコースタイム2時間40分だ。






登山口から堂ヶ森までは標高差が1130メートルもある。ひたすら登り一辺倒の急登が続いた。体が重い70リットルザックにまだ順応してないのも手伝ってキツイ。






16時30分、稜線に出た。写真で見ていた笹原が広がるあの景色をついに目にした。






シンボルとなっている反射鏡(?)がある山頂までは残り標高差200メートルだ。






17時10分、1つ目のピーク、堂ヶ森(1689メートル)に着いたー






稜線上は強い風が吹き抜けていて寒い。反射鏡(?)や草木の枝には霧氷がびっしりと付いていて、風が吹くたびにエビの尻尾がパラパラと落ちてくる。どうやら国道から白く見えたのは雪ではなくて霧氷だったようだ。






西に目をやると、松山市内を挟んで海。夕日に染まってグッドタイミングだった。






東には明日登る二ノ森とその奥に西ノ冠岳。あちらも北側は霧氷で真っ白だ。






避難小屋のテン場は山頂から10分ほど下ったところにあった。この時間、気温はかなり下がっていて体はもうガクブル。小屋が空いているなら小屋に泊まりたいと思って中を覗いてみたけど残念ながらもう一杯だった。






強風で飛ばされそうになるフライを必死で押さえつけながらテントを組み立てて中に潜り込み、ラーメンをすすったけど、体は温まらず早々とシュラフに入って寝入ってしまった。夜中0時前には、風はピタリと止んで静かな夜になった。



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