「天狗舞」でおなじみの車多酒造があるのは、石川県白山市坊丸町。
県内最大の一級河川、手取川が日本海に注ぐ下流地域にあたります。
この手取川流域には、「高砂」「手取川」「菊姫」「萬歳楽」といった石川県を代表する名酒蔵が点在している地域でもあります。
加賀の菊酒といわれ何百年もの昔から、特別なお酒として珍重されてきたこれらの酒は、夏の間も山頂には雪が残る霊峰白山の雪解け水を集めて流れる手取川の伏流水とその土地で育つお米があるからこそ作られます。
まさに自然の恵み、地の酒です。
そして、「天狗舞」では一般的な酒蔵で行われている速醸仕込は行わず、その数倍も手間暇がかかる山廃仕込で今も昔も変わらず仕込まれています。
もう一つの特徴として、「天狗舞」のお酒は透明ではなく黄金に色づいているのがはっきり分かるほどのお酒の色をしています。
それは、活性炭濾過(これをやると、色も味もスッキリ、透明感のあるお酒になります)を極力しない、とことん「自然のまま」を大事に造られているのがこの「天狗舞」なのです。
戦国の時代から加賀100万石といわれる大国の城下町、金沢の中心地にも近く、この地で独自に発展してきた文化と古都、京都などから入ってきた文化が融合し、九谷焼や加賀友禅を初めとする数々の伝統工芸や和菓子の文化など、さらに個性的な文化へと発展してきた地域。
共通しているのは、美しさ。だと思いませんか?
美を追求するのが、この地域の特性なのでしょうか?
日本を代表する有名な焼き物、九谷焼はその鮮やかな色合いと、芸術的な絵付けの技に魅了されます。
こんな、艶やかで豪華な酒器で飲む菊酒はまた、格別な味わいでしょう。
そして、近年ではフードピア金沢という金沢一帯の大々的な食の祭りが1ヶ月間にもわたって行われるほどの美食の町。
手取川の恵みを受けた金沢平野では、打木赤皮甘栗かぼちゃ、源助だいこん、さつまいも(五郎島金時)、二塚からしな、せり、加賀太きゅうり、加賀つるまめ、ヘタ紫なすなどなど…
伝統的な加賀野菜が育てられ、
甘エビ、ズワイガニ、カレイ、スルメイカなど季節ごとに新鮮で美味しい日本海の恵みは金沢港に水揚げされます。
更に、石川の郷土料理の特徴と言えるのが、日本でも有数の「発酵食品文化」を持っているということでしょう。
「世界でも類を見ない奇跡の食品」と言われる、河豚の卵巣の糠漬けがその代表でしょう。
青酸カリのなんと!!!!850倍の毒性があるといわれるフグの毒をたっぷり含んだフグの卵巣の糠漬けです。
普通に食べると、フグ1匹で10人以上の人が死んでしまう程のやっかいな毒をもった物が、安全に食べられ、お酒がすすむ美味しい珍味に変身してしまうという考えられない食品。
なぜ?フグの毒が劇的に減少するのか?
(まったく0にはならないらしいですが、とりあえず安全なレベルまでは濃度が低くなるらしい)科学の発達した現在でもこのなぞは未だに完全な説明が出来ないそうです。
まさに、奇跡の発酵食品なのです。
そんな、代表作の「河豚の卵巣の糠漬け」のほかにも石川には多くの発酵食品があります、
「かぶらずし」や「大根ずし」「ひねずし」などは、魚と野菜とご飯で造ったなれずしのバリエーションになるでしょうか。
魚は川魚、海水魚、様々なものが利用されています。
「こんか漬け」は、魚の糠漬け。
先に書いた河豚の糠漬けもそうですが、いわし、ニシン、サバなどいろんな魚で造られています。
日本3大珍味として数えられる「海鼠腸(このわた)」はナマコの腸の塩辛ですが、石川では他県には類を見ない程の数多くの魚介を使用した塩辛が造られています。
「いしる」とか「いしり」とか言われる、クセはあるけどクセになる魚醤もあり、発酵調味料も多く造られています。
とにかく飲んだり、食べたりが大好きな私のような人間には、なんとも羨ましくもあり魅力的な地域です。
同時に、改めて(生活の知恵と軽く言ってしまえないような…死と食中毒の危険をものともせず日本の食の文化を築いてきた)祖先の勇気と発想力と実行力に感謝、感激、脱帽!!!!
食習慣や食の知識そのものは海外から入ってきたものが多い日本ですが、それを元に独自の文化を発展させるのが得意な日本。
商、工業の世界でもそうですよね。
塩漬け、糠漬け、発酵。
その、控え目であるけれども奥の深さがホントに、日本の食文化は凄い、サイコー!!!!
日本食に続き、日本酒も今、世界での評価をどんどん高めてますが、その繊細な感性は将来、さらに世界を魅了することでしょう。
商品案内
天狗舞 金沢酵母仕込大吟醸 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 有歓伯(ゆうかんぱく) 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 山廃純米吟醸 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 吟こうぶり 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 古古酒純米大吟醸 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 旨吟(うまぎん) 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 石蔵仕込み 純米大吟醸 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 石蔵山廃仕込純米酒 原料米/松任五百万石100%使用 (全量有機肥料使用)
天狗舞 石蔵仕込み 山廃純米吟醸 原料米:特A地区山田錦100%使用
天狗舞 山廃仕込純米酒 原料米/五百万石等の酒造好適米100%使用
天狗舞 吟醸仕込純米酒 文政六年 原料米/五百万石等の酒造好適米100%使用
天狗舞 純米酒 柔(やわら) 原料米/五百万石等の酒造好適米100%使用
天狗舞 純米酒 旨醇(うまじゅん) 原料米/五百万石等の酒造好適米100%使用
天狗舞 あげ潮 特別本醸造 原料米/五百万石等の酒造好適米100%使用
天狗舞 天(たか) 本醸造 原料米/五百万石、他
粕取り焼酎
次郎冠者 じろうかじゃ 原材料/吟醸清酒粕(全量自社製造)
リキュール
天使のみつ 原材料/アカシア蜂蜜・米こうじ・粉末ローヤルゼリー
天狗舞 梅酒 原材料/梅・醸造アルコール・果糖・粕取り焼酎
天狗舞 梅酒 黄金梅割 原材料/梅・醸造アルコール・果糖・粕取り焼酎
天狗舞ホームページ
http://www.tengumai.co.jp/
県内最大の一級河川、手取川が日本海に注ぐ下流地域にあたります。
この手取川流域には、「高砂」「手取川」「菊姫」「萬歳楽」といった石川県を代表する名酒蔵が点在している地域でもあります。
加賀の菊酒といわれ何百年もの昔から、特別なお酒として珍重されてきたこれらの酒は、夏の間も山頂には雪が残る霊峰白山の雪解け水を集めて流れる手取川の伏流水とその土地で育つお米があるからこそ作られます。
まさに自然の恵み、地の酒です。
そして、「天狗舞」では一般的な酒蔵で行われている速醸仕込は行わず、その数倍も手間暇がかかる山廃仕込で今も昔も変わらず仕込まれています。
もう一つの特徴として、「天狗舞」のお酒は透明ではなく黄金に色づいているのがはっきり分かるほどのお酒の色をしています。
それは、活性炭濾過(これをやると、色も味もスッキリ、透明感のあるお酒になります)を極力しない、とことん「自然のまま」を大事に造られているのがこの「天狗舞」なのです。
戦国の時代から加賀100万石といわれる大国の城下町、金沢の中心地にも近く、この地で独自に発展してきた文化と古都、京都などから入ってきた文化が融合し、九谷焼や加賀友禅を初めとする数々の伝統工芸や和菓子の文化など、さらに個性的な文化へと発展してきた地域。
共通しているのは、美しさ。だと思いませんか?
美を追求するのが、この地域の特性なのでしょうか?
日本を代表する有名な焼き物、九谷焼はその鮮やかな色合いと、芸術的な絵付けの技に魅了されます。
こんな、艶やかで豪華な酒器で飲む菊酒はまた、格別な味わいでしょう。
そして、近年ではフードピア金沢という金沢一帯の大々的な食の祭りが1ヶ月間にもわたって行われるほどの美食の町。
手取川の恵みを受けた金沢平野では、打木赤皮甘栗かぼちゃ、源助だいこん、さつまいも(五郎島金時)、二塚からしな、せり、加賀太きゅうり、加賀つるまめ、ヘタ紫なすなどなど…
伝統的な加賀野菜が育てられ、
甘エビ、ズワイガニ、カレイ、スルメイカなど季節ごとに新鮮で美味しい日本海の恵みは金沢港に水揚げされます。
更に、石川の郷土料理の特徴と言えるのが、日本でも有数の「発酵食品文化」を持っているということでしょう。
「世界でも類を見ない奇跡の食品」と言われる、河豚の卵巣の糠漬けがその代表でしょう。
青酸カリのなんと!!!!850倍の毒性があるといわれるフグの毒をたっぷり含んだフグの卵巣の糠漬けです。
普通に食べると、フグ1匹で10人以上の人が死んでしまう程のやっかいな毒をもった物が、安全に食べられ、お酒がすすむ美味しい珍味に変身してしまうという考えられない食品。
なぜ?フグの毒が劇的に減少するのか?
(まったく0にはならないらしいですが、とりあえず安全なレベルまでは濃度が低くなるらしい)科学の発達した現在でもこのなぞは未だに完全な説明が出来ないそうです。
まさに、奇跡の発酵食品なのです。
そんな、代表作の「河豚の卵巣の糠漬け」のほかにも石川には多くの発酵食品があります、
「かぶらずし」や「大根ずし」「ひねずし」などは、魚と野菜とご飯で造ったなれずしのバリエーションになるでしょうか。
魚は川魚、海水魚、様々なものが利用されています。
「こんか漬け」は、魚の糠漬け。
先に書いた河豚の糠漬けもそうですが、いわし、ニシン、サバなどいろんな魚で造られています。
日本3大珍味として数えられる「海鼠腸(このわた)」はナマコの腸の塩辛ですが、石川では他県には類を見ない程の数多くの魚介を使用した塩辛が造られています。
「いしる」とか「いしり」とか言われる、クセはあるけどクセになる魚醤もあり、発酵調味料も多く造られています。
とにかく飲んだり、食べたりが大好きな私のような人間には、なんとも羨ましくもあり魅力的な地域です。
同時に、改めて(生活の知恵と軽く言ってしまえないような…死と食中毒の危険をものともせず日本の食の文化を築いてきた)祖先の勇気と発想力と実行力に感謝、感激、脱帽!!!!
食習慣や食の知識そのものは海外から入ってきたものが多い日本ですが、それを元に独自の文化を発展させるのが得意な日本。
商、工業の世界でもそうですよね。
塩漬け、糠漬け、発酵。
その、控え目であるけれども奥の深さがホントに、日本の食文化は凄い、サイコー!!!!
日本食に続き、日本酒も今、世界での評価をどんどん高めてますが、その繊細な感性は将来、さらに世界を魅了することでしょう。
商品案内
天狗舞 金沢酵母仕込大吟醸 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 有歓伯(ゆうかんぱく) 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 山廃純米吟醸 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 吟こうぶり 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 古古酒純米大吟醸 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 旨吟(うまぎん) 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 石蔵仕込み 純米大吟醸 原料米/特A地区山田錦100%使用
天狗舞 石蔵山廃仕込純米酒 原料米/松任五百万石100%使用 (全量有機肥料使用)
天狗舞 石蔵仕込み 山廃純米吟醸 原料米:特A地区山田錦100%使用
天狗舞 山廃仕込純米酒 原料米/五百万石等の酒造好適米100%使用
天狗舞 吟醸仕込純米酒 文政六年 原料米/五百万石等の酒造好適米100%使用
天狗舞 純米酒 柔(やわら) 原料米/五百万石等の酒造好適米100%使用
天狗舞 純米酒 旨醇(うまじゅん) 原料米/五百万石等の酒造好適米100%使用
天狗舞 あげ潮 特別本醸造 原料米/五百万石等の酒造好適米100%使用
天狗舞 天(たか) 本醸造 原料米/五百万石、他
粕取り焼酎
次郎冠者 じろうかじゃ 原材料/吟醸清酒粕(全量自社製造)
リキュール
天使のみつ 原材料/アカシア蜂蜜・米こうじ・粉末ローヤルゼリー
天狗舞 梅酒 原材料/梅・醸造アルコール・果糖・粕取り焼酎
天狗舞 梅酒 黄金梅割 原材料/梅・醸造アルコール・果糖・粕取り焼酎
天狗舞ホームページ
http://www.tengumai.co.jp/