ワクワクすること

昨日ご紹介した「楽しいお金」には、「ワクワクすることにお金を使い、やりたいことでお金を稼ぐ」ということが書いてあるのですが、それだけではないのが、この本の素晴らしい所です。

絶版なので、少し内容をご紹介すると…

ワクワクしないとき

もし、やりたいこと、ワクワクすることが現在何もないなら、何もしなければいいということです。
何かやらなくても、ワクワクしなくてもいいし、人生でそういう時期は誰にでもあります。
また、そのことで気分が落ち込んだり、悲しかったり、退屈するにしても、そのありのままの自分を受け入れ、何もないただの自分の存在を味わうことも大切なことだと思います。

「ワクワクする」とか「やりたいこと」というのは、自分の心の中から自然に湧き上がってくるものですから、それに対して何か不自然な観念を押し付けたり、緊張したりする必要はありません。
そういうものが感じられない時は、感じられないとき、ということでいいのではないでしょうか。

ワクワクすることのワクワクしない部分

第二の心の罠は、「ワクワクすることをやる」「自分がやりたいことをやる」ときは、自分がイヤなことは一切しなくていい、と考えることです。
私の経験によれば、どんなワクワクすることでも、自分がやりたいことでも、その中にはワクワクしないことや、やりたくないことも多少は含まれているし、困難もあれば、努力が必要な時もあります。

私達がすすんで「ワクワクすることのワクワクしない部分」を受け入れようとされば、それさえ楽しいことに転化することでしょう。
自分が好きなことのためには、人はかぎりない努力ができるものであり、その時はもはや努力と呼ばないのかもしれません。

以上、ほんの一部を抜粋したのですが、「好きなことのためにはかぎりない努力が出来る」というのが、本当にワクワクしてやりたいことなのかどうかの判断になると思います。
出来ないのなら、思い込みなのかもしれませんね。

私のまわりには、好きなことにかぎりない努力をしている人達がいます。
でも、努力だとご本人達は思っていないので、楽しそう！

だからもっと楽しいお金が集まってもいいのになぁ～と思うのですが、
それも不自然な観念に脅迫されなくてもいいのかもしれませんけど（笑）

それにしてもこんなに素晴らしい本を出版していたマホロバアートがなくなってしまったのが、寂しいです。

オリンシリーズも絶版になっているので、他の出版社から再販されることを切に願っています。

じつは、「リビング・ウィズ・ジョイ」と「パーソナル・パワー」という本は、お客様にお貸しして、わからなくなってしまったので、お心あたりの方はご連絡いただけると嬉しいです。