予定調和を壊す

2010-06-21 | コラム
昨日見た秋元康と勝間和代の対談番組(NHK

『仕事学のすすめ』)の中で、秋元康が仕事のやり方

に関して、大切なのは「予定調和を壊す」ことだという

ことを言っていた。




「予定調和」とは、もともと哲学者ライプニッツが

形而上学説モナド論(モナドロジー)において提唱

した考え方らしいが、俗世間的には「予測どおりの

物事が起きること」である。




だから「予定調和」であると安心である反面、退屈

で平凡ともいえる。



「予定調和を壊す」とはそんな平凡を壊し意外性や

非日常を演出して人に強烈に印象づけるということ。



彼は仕事においてリサーチやマーケティングもしない

替わりに、この「予定調和を壊す」という信念に基づ

いてやって来たようだけど、「奇をてらう」だけでは

なくそこにはやはり凡人にはない鋭い勘のようなもの

も働いているのだろう。




単に「奇をてらう」だけなら、たくさんの人がやって

いるだろうし、どちらかというとなかなか人に受け

入れられないものの方が多い。



彼のように成功するためには、いい塩梅の「奇をてらう」

が重要。



とは言っても、これはやはり鋭い感性がなければ

なかなかできることではなくて、自分自身一応普段

から「予定調和を壊す」ことを心がけているものの

空回りが殆どだったりするw。



でも、秋元康のような才能はなくとも諦めずに

「予定調和を壊し続ける」ことが大切なはず。




・・・・かもしれないw。
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