煤払い

2018-05-28 | 
最近、デミオやCX-3オーナーの間で流行っているEGR(排気再循環)パイプに溜まった煤の除去。


SKYACTIV-D 1.5は元々、排気ガスがDPFを通って綺麗になってからエンジンに還流してるはずなのに

どうしてそんなに煤が溜まってるのか、よくわからないがとにかく結構溜まっているのである。


図を見ての通り、SKYACTIV-D 1.5のEGR(排気再循環)システムはハイプレッシャー(HP)とロー

プレッシャー(LP)の2系統があるが、今回清掃するパイプはロープレッシャー(LP)側のものと

思われる。


というのもパイプの排気側に何やら黒いプラスチックの装置があり、コレは恐らくEGRクーラー。

早速ボンネットを開け、エンジンカバーを外すとエンジン手前にメッキされた短いパイプが

見える。




このパイプを外すと両側とも中は煤で真っ黒である。






それでもたかが煤だから今回はパーツクリーナーで十分だろうと思っていたら甘かった。


まずパイプから清掃したが、なぜか煤が頑固にこびり付いてなかなか取れない。


パーツクリーナーをたっぷりかけてウエスで拭いても最後まで完全に除去できず、内部も洗い流して

結局タイムオーバーで途中で諦めてしまった。





続いてEGRバルブを外し弁のインアウト両側を清掃。










どちらも大体2mmくらいの厚みで煤が堆積しているから、先に煤を払ってからパーツクリーナーで

拭いた。


また吸気側の穴の中もウエスを突っ込んでできる限り煤を掻き出した。










続いてEGRクーラー側だが、こちらはなぜか完全にオイルと混ざりあっていてドロドロの状態。


これはメーカーにとっては想定内のことなのだろうか?


EGRクーラーって、これで正常なのだろうか?


このオイルはどこから来てどこへ行くのだろうか?



とにかく疑問だらけだが、とりあえずは綺麗にするしかなく中にウエスを突っ込んでできる範囲で

清掃完了。








その後、走った感じも特に変化はないが気分的にはいい。

とはいえ新車から3年目でこれだけ煤が溜まっているのを見てしまうと、エンジン内部は一体全体

大丈夫なのか逆に心配になってくる。



この煤さえも綺麗に燃焼できればもっともっと燃費のいい画期的なエンジンになるだろうにw



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