次世代エコカー

抜粋

三菱自動車と東京電力が次世代電気自動車の

開発で提携することが18日、明らかになり、

ガソリン車に代わる低公害車の開発競争は、

ハイブリッド車、燃料電池車、電気自動車の

3方式が競い合う構図が鮮明となってきた。


どの方式が「勝ち組」になるかは、価格や

インフラ整備がカギを握っており、技術開発や

異業種間の連携などの動きが一段と激しくなり

そうだ。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－


石油の枯渇や地球温暖化ガス等の環境問題が

いよいよ深刻になってきて、各自動車会社も

様々な次世代エコカーを開発している。


化石燃料をできるだけ使わない方向なのは

どこも共通している。


ハイブリッドは少ないといえどもやはり

ガソリンが必要。

従って炭酸ガスは出る。

ニッケル水素バッテリーは完全リサイクル

するシステムを構築したようで、さすが

トヨタ、この点は評価できるだろう。



燃料電池や水素エンジンなどは、燃料の水素を

製造する過程でどの位、環境負荷が生じるのか。


ホンダでは太陽光を利用して水から水素を

取り出す実験をしているようだが、現状は

まだ化石燃料を用いた水素製造法のようだ。


電気自動車にしても電気の需要が膨大に

増えるに当たって原子力発電で補うのか

火力発電で補うのか。



いずれも表面的には車自体の走行時に

おける環境負荷は減るだろうが、その手前の

エネルギー源を製造する段階まで、さらには

廃車になったあとの処理まで考慮して環境負荷が

どうかを考えないと単なる自己満になってしまう。