半年乗ってみて

2015-10-25 | 
Mazda Cx-3 2016 Awd diagonal test



CX-3に乗り始めて約半年。

初めてクリーンディーゼルエンジンを体験したわけだが、とにかく今までの

ディーゼルエンジンのイメージを覆すほど進歩している。


振動もよく抑えられていて、何より驚いたのは始動性の良さ。


ディーゼルエンジンといえば特に気温の低い時など、グロープラグで

あらかじめ余熱してからでないとエンジンがかからないというのが

当たり前だったと思うが、今は全く余熱など必要なく一瞬で始動して

くれるから凄い。


だから最初はアイドリングストップ機能が付いてることに対してとても

懐疑的だった。

信号で止まるたびにエンジンストップと再始動を繰り返すのが、本当に

大丈夫なのか信じられなかった。


実際はブレーキを離すと一瞬で再始動してくれるわけだが、それでも

今度はセルモーターの耐久性も気になるw


しかし今ではブレーキの踏み方もマスターして、踏み加減でアイドリング

ストップをコントロールできるようになった。


エンジンの暖気も早い。

外気温10度以下でも5分くらいで暖かい空気が出てくる。

これから本格的な冬を迎えるにあたって、リモコンエンジンスターターを

付けたが、何分前からエンジンスタートをしたらいいのか楽しみ。


それから音だが、新車インプレ等では静かでディーゼルエンジンだと全く

気が付かないなどという記事をよく見るが、実際にはそんなことはない。


特にアイドリング中や発進時に加速するときなどは、あのカラカラという

ディーゼルエンジン特有の音がやっぱり耳につく。


試乗した時にインプレを鵜呑みにしてエンジンをかけると、アレ?って

感じではあったw



とは言っても、それなりに抑えられていて音楽をかけていれば気にならない

程度だろうか。

半面、スピードに乗ってしまえばそれこそディーゼルエンジンだと気づかない

ほどで、特に高速道路では風切り音のほうが大きく全くディーゼルとは感じない。


性能に関しては、105馬力、トルクが27.5kgmということであまり期待しては

いなかったが、トルクが大きいだけあって登坂路でも、高速道路の追い越しでも

ほとんど不満はない。

さすがに3000rpmを超えるとパワーが落ちてくるがそれ以下の回転数であれば

必要十分の加速が得られる。

2000ccクラスと変わらない感じ。


それでいて燃費がいいから、非常に助かる。

季節にもよるが燃費は街乗りで1リッター当たり15~16km程度、長距離なら

20kmは超えてくれる。


軽油なので燃料代もガソリンに比べ1リッター当たり20円程度安いから

お財布にもかなり優しい。


半面ネガの部分もいくつかある。


まず一番気になっているのが車高の高さ。

SUVにも拘わらず最低地上高は165mmということで、普通の乗用車と

ほとんど変わらない。

しかもフロントのオーバーハングが大きいから、アプローチアングルがかなり

小さいと思われる。

スーパー等の駐車場のスロープなどでさえ、フロントバンパーを擦りそうで

ひやひやする。


今まで本格クロカンに乗っていただけに、これから積雪期を迎えるに当たって、

かなり気を使いそうだ。


もう一つ気になるのは、ボンネットの長さ。

この車はデザイン優先のためにボンネットがスポーツカー並みに長く、見通しの

悪い交差点などで、とても左右の確認がしずらい。


相当頭を道路に出さなければならず、冬季間、道路脇にできた雪の山があったら

と思うとちょっと憂鬱。

これはフロントカメラでも付けて解決するしかないだろう。



それから4WD性能に関して、半年乗ってみて全くその恩恵はわからなかったが

最近になってようやくその性能の良さを訴求するCMを見るようになった。


もともと、あまり説明もなかったから生活四駆程度だろうと思っていたが、

いやいや実際はスバルの四駆に勝るとも劣らないことを証明する動画を発見。


これだけの優秀な四駆性能なら冬も安心だ。






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