マニュアルに拘る訳

今は２台の車がある、街乗り用のエスクードとＲＸ－７（ＦＤ３Ｓ）である。
このご時世にどちらもＭＴ（マニュアル）だ。
ＲＸ－７はスポーツカーだからそんなに不思議はないが、エスクードまでどうして
マニュアルなの？と他の人達は言う。

確かに今時は、日本の車の９０パーセント以上がＡＴ（オートマチック）車で
ＭＴの車を捜すだけでも大変になってきた。
（割とＭＴ車を設定してるのはマツダとスバル位だろうか。）

そもそもなぜ、オートマチックなのか。
答えは簡単、運転が楽ちんだから。
今まで代車等で何度もＡＴを運転したが、ＭＴのようにクラッチを踏んだり、
状況に応じてギアを選んだりと、いろいろなスキルが要求されない。

それでもＭＴ車に拘るのはまず、圧倒的にエスクードに乗っている時間の
方が多い訳で、普段からヒール＆トゥーをしておきたい。
ＦＤに乗った時の為の日頃からの練習でもある。
ＭＴには車を操る喜びがあるし、頭と体を活性化する一つのいい材料だと思う。

それからまわりに安易に迎合したくないというのもある。
何でもかんでもみんなのなびく方向、楽な方向に走ることに凄く危険を感じる。
少なくとも好むと好まざるに関わらず人生何十年も運転し続けるのだ。
たかが運転、されど運転、物事を突き詰めることは大事なことで、
いろんなことに通じていくはず。

という訳でギアチェンジやクラッチ操作が辛くなるほどのジイサマになるまでは
たぶんこれからもＭＴ街道まっしぐらだろう。