豚丼

出張で訪れた本日の帯広は気温３２度という

今年一番の猛暑だった。


道中、天気も良くて郊外に広がる畑が眩しく輝き、

絵はがきのような、いかにも北海道らしい風景が

ガラス越しに次々と後ろへ流れていく。



目的地に到着しエアコンの効いた車から降りると、

みるみる体中が汗ばんでくる。


聞けば、昨日までは涼しかったと言うし、明日からは

また天気が崩れるらしいから、たった１日の貴重な

「真夏」を味わわせてもらった。






帯広と言えば「豚丼」、という訳で昼食はやっぱり

「豚丼」にしてみたｗ。



帯広は豚丼発祥の地なので市内には豚丼の店が

たくさんある。


「豚丼」は思い出せない位前に食べたことはあるが、今回は

その豚丼屋の中でも一、二を争う老舗の「新橋」という店を選んだ。


行ってみると、中も外もいたって庶民的な雰囲気。



けれど、ガイドブックなんかにも出ていて結構有名店らしい。


今日も店の前にツーリングのバイクが数台止まっていたが、

ナンバーを見ると多摩ナンバーだったりする。


なるほど、全国的に有名なのだと、妙に納得ｗ。



で、本題の「豚丼」はと言えば、50年間使い込んでいるという秘伝の

濃いタレがしみこんだ真っ黒い豚肉を見ると、「焦がしたんじゃないの？」

と、びっくりしてしまうが食べてみると見た目よりもくどくはない。


何とも奥行きのある味。





ただ、好みの問題だが「豚丼」のタレはやっぱりちょっと甘いと感じるし、

本当に豚肉とご飯のみなので、何か物足りない。


だからついでに、とっても元気のいい店員がオススメだという

「けんちん汁」を頼んだｗ。


甘いのとしょっぱいのが組み合わさって、これで料理として

完璧な形になるｗ。



この気温の中、エアコンが効いているわけでもなく、食べた後は

汗だくになったのは言うまでもないｗ。



ここは豚丼がメインだが、当然他の料理も沢山あって、又来る機会が

あったら他のメニューも食べてみたい・・・かな。





豚丼は700円、肉盛（肉が少し多い）が900円、味噌汁別途。



「新橋」

住所：北海道帯広市西２条南４丁目６-２ 　（帯広グランドホテル向かい）

TEL：0155-23-4779