伝説のギタリスト

Led Zeppelin - How Many More Times (Danish TV 1969)



日曜の夜からＮＨＫのＢＳで「伝説のギタリスト」という

番組をやっていて、毎晩テレビにかぶりつきなわけだが、

昨夜は「3大ギタリスト」ということで、クラプトン、

ジェフベック、ジミーペイジの貴重なライブ映像を観る

ことができた。



個人的にはジェフベック、ジミーペイジの大ファンだから

もちろんＣＤ、ＤＶＤも持っているし今までユーチューブ

なんかでも映像は見ている。


ジェフベックは数年前にライブも観に行った。




ところが夕べの番組でレッドツェッペリンがデビュー当時に

テレビ出演したときの映像を初めて見たが、これが凄かった。



白黒にもかかわらず、かなり鮮明な映像でとにかくロバート

プラントの魂を揺さぶる声といい、バンドのグルーブ感

といい、物凄い存在感というかオーラを放っている。


あの場で生で見ていた人たちは、さぞかし驚いたことだろう。


Led Zeppelin - Dazed and Confused (Supershow 1969)



ギター、ベース、ドラムとシンプルな構成な上、ほとんど

エフェクトのかかっていない生の音なのに、何だろうあの

ハートを鷲掴みするような迫力。



常にさまざまな音楽的実験を繰り返して何もない所に

レールを引き歴史を作っているんだという自信に満ち

溢れてまったく迷いのない演奏。


とにかくロックの先駆者。




一度聞いたら忘れられないリフ作りの上手さや、何度聞

いても新しい発見のある曲の構成、そして永遠の輝き。



偉大なギタリストというのは、やっぱりいい曲ありき。


今ではテクニックに走りすぎの上手いギタリストは

ごまんといるが、後世に語り継がれる名曲を作っている

人は一体どれだけいるだろう。



素晴らしい曲を表現するためにギターテクニックが

必要なだけというのを改めて感じた。


でなければ音楽ではなく体操競技と同じ。




それにしてもあれでデビュー間もないというから、後に

超ビッグなバンドに成長するのも当然といえる。



今となってはロックのクラシックともいえるレッドツェッペリン

だが、彼らを越えるロックバンドはもう多分出てこない気がする。



なにせレッドツェッペリンを手本に育ってきてるわけだから、

それはしかたない。




昨夜は興奮がなかなか覚めやらず眠れなかったが、今夜は

ジミヘンドリックスだから、またしても眠れないかもｗ。




ワールド・スーパー・ライブ　完全保存版！伝説のギタリスト

「第２夜」 9月14日（火）午後10:00～午前0:00