税制改正

2008-08-25 | コラム
抜粋

経済産業省が平成21年度の税制改正で、エンジン排気量の

大きさを中心に税額を決めている自動車税制を見直して、

走行1キロメートル当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を

基準に税額を決める方式への変更を検討していることが23日、

わかった。

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考えてみるとこの自動車税の金額とういうのも、かなり矛盾の

多い税率のような気がする。


以前、グリーン税制を取り入れた時もそうだったがやっぱり

その車の排気量と年間走行距離に比例するのが妥当だと

思うけれど、管理が難しくて多分無理なんだろうねw。


自動車保険は、けっこう走行距離に応じた保険料というのも

出てきたようだけど。


CO2排出量を基準にと言っても、毎日乗っている軽自動車と

たまの休日しか乗らない普通乗用車で考えるとCO2の

年間総排出量は逆転することも多々あるはず。


ましてや運送業や仕事で使う車ならかなりのCO2排出量だろう。


かといってそれに税率を比例させたらものスゴイ税金を取られる

だろうねw。


それは現実的でないにしても、排気量の大きな車ほどガソリンを

たくさん消費してガソリン税もたくさん払っているにもかかわらず、

今度はCO2の排出量も多いからと更にたくさんに課税される。

重量税も同様。



なんだかタバコと似た状況かもw。



でも、昨今のガソリン高騰で需要が減っているというから、

結果CO2の排出量も減るしガソリン税収もきっと減っている。


尚かつ燃費のいい車に買換が進めば自動車税、重量税も

減るという訳で、今回軽自動車の税率アップが盛り込まれて

いるのもわかる。




なんだかんだ言って、この税制改正も結局増税目的と車の

買換促進なのは明白。


とにかく税収が足りなくて足りなくて困っているというわけ。


ただ、いつも言うように不景気下では、課税を強化すれば

するほど萎縮して税収が減るように思うのは気のせいかなw。


そのうち何とかなるさ的な今まで通りの発想では、こうする

以外に方法が思いつかないのだろうけど。





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4 コメント

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自動車税 (ハーフムーン)
2008-08-25 20:48:19
基準が曖昧ですよね。

本当にグリーン税制をやるなら、やはり燃費基準にして燃費のいいクルマほどCO2排出量が少ないわけだから納得しますげどね。

とにかく税収をおとさない、これが至上命題なんでしょうね。
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ハーフムーンさん (shibatex)
2008-08-25 21:35:32

今回も結局ヨーロッパの税制を真似しただけのようです。
真似する立場という意味では自動車に関してもまだまだ
遅れているのでしょう。

まあ、労せずして手に入るお金は大事に使えないもの
ですから、無駄使いは続くでしょうねw。
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Unknown (総一郎)
2008-08-26 02:05:29
税、いろんなジャンルで少しずつあげられてばかりです。あらゆるものの価格が高騰し始めてるし、僕みたいな薄給若手は死んでしまいます(><)
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総一郎さん (shibatex)
2008-08-26 20:12:35
本当にお金を必要としている世代に、お金が
回らない世の中になったように思います。
でも、頑張って強く生きて生きましょう!
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