褒める

2005-04-06 | コラム
多くの人間にとって人を「褒める」ことは忍耐や度量が
必要で非常に難しいことである。

人の欠点を見ては叩くことに喜びを覚える人もたくさんいるし、
人を「褒める」ことが自分をおとしめることにつながると
感じている人も多いだろう。

新聞やテレビ、ネット上や職場内をみても、人の欠点や悪い
ところばかりをことさらに取り上げて攻撃する場面も確かに多い。

「褒める」という行為は、自分に自信がなければできない。
余裕が無ければできないのだ。

面と向かって攻撃出来る人はそうそういないが、陰で言う人は
かなりいるはず。

ただ、人間はおしゃべりな動物だから、陰で批評し叩こうが、逆に
褒めようがだいたいは回り回って本人の耳に入るもの。

どちらを選ぶのも自由だが、その後の人生に大きな影響を与える
ことだけは確かだ。
褒められて腹を立てる人はいないが、反対に叩かれれば
知らず知らずのうちに恨まれることになるだろう。

1日に何人の人を「褒めて」喜んでもらえたか、あるいは不快な思い
をさせて敵に回したか。そしてそれを何年続けたか。

好意を持たれ、応援されるか、
「彼(彼女)には、何もしてあげたくない」と言われるか、
どちらがいいかは言うまでもない。

できれば周りの人の長所を見つけては、その長所を褒める、
あるいは評価して認めることに、喜びを見いだす人に
なりたいものである。
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2 コメント

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 (SHIMO)
2005-04-07 09:04:31
ほめられるのも

好きですが、怒られるのも好き笑。



真剣に怒ってくれたら、あ~この人

あたしの事 考えて言ってくれてるんだな~って思う。

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最近は (SHIBATEX)
2005-04-07 22:59:00
怒るのではなく、叱れる人が少なくなったね。感情に任せて怒るのと相手の為に叱るのとでは全然違う。まあ褒められすぎもダメだけど。



紋別市@出張中



























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