オプションマスター“ウィザード”への道

ウィザードとは…魔法のように儲ける一握りのトレーダーにのみ与えられる最強の称号

③証券会社トラブルリスクについて

2006年07月20日 22時27分47秒 | すべてのトレーダーの方へ
次は証券会社トラブルリスクについてです。これは本来あってはいけないことです。完全に証券会社の責任なのですが、特に損失を証券会社が補償することはないので何らかの対策をしておく必要があります。

僕は今回PCトラブルに輪をかけて、証券会社トラブルリスクが発生しました。具体的に申しますと、約定通知が来ないのです。待てど暮らせど来ません。初めは指値で発注したのですが、指値で約定しなかったので成り行きに変更しましたが来ません。結局来たのは15:50分過ぎでした。

今回は約定通知が遅れるという比較的軽微なトラブルでしたが、最悪の場合発注できないことが起こりえます仕掛けや利食いの時はまだしも、損切り注文が発注できない時には致命傷を負いかねません

このようなトラブルに対応するためには、電話による注文ができる証券会社を選び、注文の具体的な仕方をメモして常に手元に置いておくことです。まず電話番号を書き、「名前、ID、パスワード」などの本人確認情報を手元に置いておきましょう。こういった時は精神的にあせりまくっているので、覚えていたとしてもとっさに思い出せないと思います。

しかし、これでもまだ足りません。証券会社自体が発注できなくなっている可能性もゼロとは言えないからです。こういった状況に対応するために、証券会社の口座を2つ以上開いておき、資金も入れておくことが理想的です。そして、手仕舞う代わりに両建てにしてしまうのです(他の証券会社で手仕舞うことはできません)。そして損益を固定してしまうのです。証券会社が復旧したら速やかにポジションを崩しましょう。手数料が割高になってしまいますが、それぐらいですむなら安いものだと思います。

もちろんこのようなトラブルが何回も起こるようなら、そんな証券会社からは資金を引き出してしまいましょう。他にも証券会社が多数あるので、そんな証券会社で取引する必要はありません。



最新の画像もっと見る