⑦国家の暴挙によるリスク

次は国家の暴挙によるリスクです。もしこの先、日本の借金がにっちもさっちもいかなくなった場合、国が暴挙に出ることも考えられます。無いことを願うばかりですが、今の状況だとひょっとするとひょっとするかもしれません。

まず、暴挙の第一段階として考えられるのが預金封鎖です。文字通り銀行預金を全て没収してしまうのです。今の日本国民の個人資産が１４００兆円と言われています。これを借金に充てれば今のところチャラにできます。おそらく最も可能性が高いのはこれでしょう。対策としては『多額の銀行預金をしない』です。

次に、預金封鎖では足りない場合、第二段階として考えられるのが資産課税です。土地や有価証券など全ての資産を持っているだけで税金をかけるというものです。今の固定資産税みたいなものですが、税率が３０％とか５０％とかになる可能性があります。これを完全に避ける方法は一つしかありません。ちなみにかなり過激なのでできる人もやろうとする人も少ないでしょう。最後に紹介します。まずまずの対策としては『会社を作る』が挙げられます。なぜなら、これらの暴挙は個人を犠牲にして国家と法人を救うことが目的だからです。

ここに書いたことはかなりぶっとんだ考えなのであまり深刻に考える必要はありません。けれど『備えあれば憂いなし』です。

最後に過激な対策について述べておきます。それは『日本の非居住者になる』です。しかし日本の居住者の定義を変えられるリスクが残るため、『日本国籍を捨てる』が最後の手段になります。ただ、国籍を取得した国によっては徴兵されてしまったりする可能性があるので、もしやる気のある方はきちんと調べてから実行してください。