新星空の友

ε-130D望遠鏡で北極星重星等も撮影しました

 アストロカメラのε-130D望遠鏡で北極星重星等も撮影しました。
 6月4日晴れ。角距離10秒台の重星もε-130D(赤道儀はEM-1)で撮影することにしました。
 また、角距離10秒未満の重星も分離して写るか確認撮影することにしました。
 見慣れた北極星も二重星です。望遠鏡に接続した一眼デジカメのカメラモニターのライブビュー×10倍でも分離できました。
 うしかい座κ(カッパ)重星とさそり座β重星もライブビューで分離できました。
 分離撮影は北極星・うしかい座κ・さそり座βの3個共に成功しました。
 しかし、角距離10秒未満のヘルクレス座α重星・うしかい座ε重星は分離撮影できませんでした。
 結局、ε-130D望遠鏡では、およそ角距離10秒以上の重星であれば分離撮影できることが判りました。この望遠鏡の活躍の場が広がりました。

 撮影した写真3コマを添付します。

 各重星の角距離・位置角の実測値を写真データに示します。
 ※「ほしぞらの探訪」の本の値と若干異なります。

①北極星(重星)

2024年6月4日22時25分56秒 露出1/8秒×6コマ ε-130D F3.3 LPR-Nフィルタ-
トリミング ISO1600 自宅 気温19℃ 角距離17秒 位置角225度 ※上が北

②うしかい座κ(重星)

2024年6月4日23時02分51秒~53秒 露出1/8秒×6コマ ε-130D F3.3
LPR-Nフィルタ- トリミング ISO1600 自宅 角距離12秒 位置角235度 ※上が北

③さそり座β(重星)

2024年6月4日23時24分07秒~08秒 露出1/15秒×6コマ ε-130D F3.3
LPR-Nフィルタ- トリミング ISO1600 自宅 角距離11秒 位置角19度 ※上が北



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