西空にいるネオワイズ彗星(C/2020 F3)の近くのレモン彗星(C/2019 U6)も撮影しました。
7月31日、光害の自宅でF3彗星撮影後、レモン彗星を撮影しました。
予報光度は9.7等です。ε-130D望遠鏡で簡単に写ると思いました。しかし、試写してカメラモニターをチェックしても彗星像は判りませんでした。
ステラナビゲータソフトから出した構図を信じて、とりあえず連写撮影しました。後でソフト現像処理してあぶり出すことにしました。
翌日(8/1)ソフト現像処理しますと、何とか彗星像が予報位置に写っていました。存在の判る程度の写りでした。
彗星光度をステライメージ8ソフトで自動測定しました。その結果、12.1±0.1等でした。予報よりも2等ほど暗いです。光度12等ではカメラモニターで見つけるのは難しいです。
撮影した写真を添付します。
一応、彗星の存在は判りますという写真です。
尚、パンスターズ彗星(C/2017 T2)も撮影しました。しかし、かすかに写っているような存在が微妙な写真でした。(掲載しません)
レモン彗星(C/2019 U6)

2020年7月31日20時44分17秒~45分49秒
露出6秒×15コマ ε-130D F3.3 LPR-Nフィルター
ISO1600 トリミング 自宅 気温27℃ 上が北
※彗星は写真中央