★夫婦珍道徒然日記★

2ヶ月の準備期間で日本を脱出し、漂着した楽園ニュージーランド。その後の人生を語ります。

ニュージーランドの散髪屋さん

2005-10-28 16:20:05 | 旅日記
日本に帰ってきてから、そろそろ約3ヶ月が経過しようとしています。

早いですねぇ、月日が過ぎるのは。ニュージーランドがとても昔のことのように思えてきました。最近はニュージーランドに住んでいる人のブログをちょこちょこっと垣間見させてもらっては昔を懐かしんでいる今日この頃です。やっぱり楽しかったなあ、あの頃は。

それにしても相変わらず、失業記録更新中であります。〝ここまできたらとことん行くとこまで行ってしまえぇ~〝と肩身を広くして嫁さんの実家で居候させていただいており、ご飯は2杯目から〝そぉ~〟と出さずに、自分で炊飯器に行っては堂々とよそって入れております。

さて何枚も何枚も自分の職務経歴書を書いているうち、大変遅かりしながら私は自分自身のことがちょっとずつ分かるようになってきました・・・・ようやくこの歳になって。私はそれ程までに鈍感なのですね。以前お話をした“動物占い“や”手相“などで漠然と理解していたつもりだったのですが、〝あ~、俺はやっぱりこれは向いてないナ〟といったとても簡単なことなんですが、それが前より良く分かるようになったんですね。上手く言い表せないのが残念なんですけど。

ですから、この3ヶ月間は全く無駄ではなかったなあ・・・と強引に自分を納得させております。

さて今日は、ニュージーランドの“床屋”についてお話をさせていただきます。

ニュージーランドに最初にきた1992年、この時“床屋”には迷いました。どこで切ってもらえばいいのだろう?と半信半疑でお店の前を通り過ぎては、中をチラチラと髪を切っている人の手つきを見て、〝やんピー、やんピー(止めるの関西弁)・・・〟とやっぱり違うお店を探し、半年間髪を切らなかったことを思い出します。

2度目の渡航は、その時の反省も踏まえ、さーっと決めてしまおうと思っていたはずが、やっぱりナカナカ出来ませんでした。気にするほど、もう髪の毛も多くないのにかかわらず。

挙句の果て、一軒Custom Streetの一回10ドルのSandwich Board(看板)がたっている床屋があり、とても安いので。

“失敗でもいいかあっ”っと、意を決して入り、そして10分後に即効一丁できあがり!。

“ジャガイモのような頭”になってしまいました。

完全な失敗!!!学校では、留学生に腹の底からバカ笑いされ話題は私の髪型で一色となる始末。先生も一瞬、グッと笑いをこらえ声を詰まらせ、

“Good looking, You are so cute!”

とウソ丸見え。髪が伸びるまでの2ヶ月間は羞恥心との戦いでありました。Oh My God!

<<話の続きは次回へ>>