★夫婦珍道徒然日記★

2ヶ月の準備期間で日本を脱出し、漂着した楽園ニュージーランド。その後の人生を語ります。

変わるということ。

2005-11-30 17:27:55 | 旅日記



ニュージーランドにはMichael Cambell(マイケル・キャンベル)
という有名なゴルファーがいます。スペルがあっているのかどうか、
ちょっと不安でありますが・・・・ニュージーランドならびマオリ
(ニュージーランド先住民)を代表とする英雄的存在です。

今年に入ってから、安定した強さを見せており確か6月に開かれた
全米オープンゴルフツアーでは初優勝を成し遂げてしまいました。

それ以来ニュージーランド人は大騒ぎでありました。テレビを捻れ
ば毎日彼の話題でイッパイ。マオリ族は嬉しすぎてラジオのメディア
を通じてまでお祝い騒ぎ。意味もなく「マイケルに乾杯!」と
ヘロヘロに酔っ払ったリスナーから次から次へとお祝いの電話が
ラジオ局に殺到。


すごい盛り上がりようでした。


その影響があって、彼の生まれ故郷のTutahi Bay(たぶんツタヒ・ベイ?)
では、彼の優勝を祈願しTutahi道路をMichael Cambell道路に変
えようという画期的な提案がなされ、そこの村長さんは早速、
市役所に連絡。


その後、どうなったのでしょうか?・・・・


変わったかどうかとても気になるところなのですが、ご親切な方が
いれば教えて下さい。

その時聞いていたラジオの話では、彼の優勝を機に村長さんはどう
しても観光客を増やしたいので彼の名前を宣伝に使いたいのだと
・・・彼もきっと喜ぶに違いないと断言していました。


私には何となく、腑に落ちませんでした・・・


「変わる」ことはある意味でとても大切なことであります。時代の
流れが早いこの世の中は日々色々なことがドンドン変わっています。
しかし、もともとあった先祖から伝わるマオリの名前も何らかの
重要な意味をもち、名づけられた経緯もあったかもしれません。

通常人々は変わることを嫌います。慎重な配慮でもって判断し、
この名前問題が無事解決したことを祈っております。

私は古い考えの持ち主でして、中々変わることに抵抗を感じる
タイプです。Gooは初めてのブログでして、最初は「こんなものかな
・・・」と使い勝手に多少不便を感じながら、今日まで滞在記を書
いておりました。

私の親友から、「楽天はいいよ~」とのありがたいご提案から、
今後「楽天」へ移行を考えているのですが・・・いざその作業を
やってみますと、中々テンプレートでのイメージ作りが上手く
いかずに大苦戦中であります。この点ではGooは大変すぐれていて
自分のブログのイメージにあったテンプレートが非情に豊富である
ことが良く分かりました。

「楽天」はある意味で、もっとプロフェッショナルの方に向いて
いるブログのようですね。どうも自分の能力からとてつもなくかけ
離れている気がしてまして・・・・

とまあ、ここまで拘って何の意味があるのか?大した内容でもない
のですが、今年8月から書いているうちに楽しくなり、ちょっと真剣
になっている今日この頃であります。

おそらく近日中に、「楽天」に移行すると思いますが、今後とも
お付き合いいただければとても幸いです。

それでは、また。


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おじさんフラットメイト?

2005-11-29 19:02:36 | 旅日記


今日から改めてニュージーランドの話題に戻りたいと思います。

以前Orakeiでのフラット生活のお話をさせていただきましたが、
今日はその続編といきましょう。

私たちが住んでいた家のお隣に、大きな2階建の一軒家があり、
そこではまたまたGayの男性カップルが二人で住んでいました。
この国でGayを見かける確立は日本よりも遥かに高いのであり
ます。毎朝出勤時には、両男性とも、朗らかに優しく声をかけて
くれることが、なんとも言えず気まずく妙に後味が悪いもので
ありました。

このフラットでは以前ご紹介したメンバーの他に、年齢不詳で
ありましたが推定55歳の台湾人が住んでいて、Sunnynookでの
フラットとは違って、グッと落ち着き払った高齢化の方々たちと
住居を共にすることとあいなりました。その年齢不詳の台湾人
Yさんは、その歳でオークランド大学の10年生。

ニュージーランドでは決して珍しくはありません。

台湾コミュニティーの間では先生と呼ばれておりましたので、
さぞかしお偉い人だったのでしょう。しかしながら、会った当初
から私とは肌が合いませんでした。

彼の使う英語もさることながら、エラそうに振舞うのでありまし
た。アジア人独特なのでしょうか?年功序列を意味していたのか
どうかまでは分からないのですが、こっちが若いと思ってか、
見下すような命令口調が多かったですし、私の正論にはよく
誤魔化しては、屁理屈を語りだす〝おやじ〟でありました。

私にとって非常にやりにくい相手でしたが、嫁さんやレディー
には非常に優しい人でした。

考えれば〝単なるスケベおやじ〟だったのかもしれません。
その後、新しく入居したフラットメイト女性たちの間では、
さながらヒーロー気取りのご様子。

「あのねえ・・・」

当初、彼のことが良く分からなかった嫁さんも時を追うごとに、
私が意味することを分かったようで、次第に彼から敬遠し、
最後引越し時は顔を見るのも嫌になってしまうまでに発展する
ことに・・・

所謂台湾人は、しばし大勢のお客さんを呼んでは、パーティー
を開きことが好きでした。その場に我々も、よく招かれはした
のですが、招待客の殆どはご年配。残念ながら英語によるコミュ
ニケーションがとれません・・・・会話はすべて中国語(マン
ダリン語)で、たまに片言ながら日本語を話せる人はいました
が・・・・会話というには、お粗末なものであります。

皆さん永住者でありましたし、見たところ社会的地位の高い人
たち。台湾人コミュニティーでは全く問題なく生活できるので
しょうね。それが、ニュージーランドで抱える大きな移民問題
であったとは・・・彼らには関係ありませんでした。

新しいフラットのオーナーの台湾人女性も英語が全くできない
一人。

私が緊急で嫁さん宛フラットに電話をかけ、彼女が取り次いで
くれたときの会話は以下のような内容でした。


「This is *** speaking(***ですけど)」

「No, he is not here(彼は、ここにいないよ)」

「?? No、No, this Is *** (違います。私が***です)」

「No, thank you. (いないってば!。。。ガッチャ!・・・電話を切る)」

「私が***だ!~~~」と私の悲痛の叫び。。。。

ここでの生活で一番大変だったことは、他のことはさておき、
嫁さんに中々電話をつないでもらえないことでありました・・・・・・・続く



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お国柄の違い

2005-11-28 12:25:24 | 旅日記


日本のトイレ革命は凄まじいものを感じます。

今やどこのビジネスホテルでもウォッシュレットは当たり前に
なりましたね。最近では入るとご丁寧に上蓋まで自動的に開い
てくれます。前のディレクターと日本へ一緒に来た時、なぜ
こんなにウォッシュレットが普及しているのか、とても不思議
に思ったようでした。

それだけ、日本人は“清潔好き”な国民性だということでしょ
うか?私個人的にはそうは、思いませんけれど、ニュージーランド
女性と比べ下に関することに対して、日本人特に女性はより羞恥
の意識を持っているのではないかと思います。

人を罵倒したり軽蔑する時の英語(Swear Word)もやっぱり
“Shit(クッソ!)”“Balls(睾丸:根性無し)”
“Ass(尻:バカ!)””Asshole(ケツの穴:バカ!)”
”Pissed(小便:疲れた!)という表現を頻繁に使いたがります。
一方、日本人が”お前はウンコか!“とか”金玉か!“といった
軽蔑表現は余り聞くことはないでしょう?ちょっとはしたなく
女性であれば特にそうで感じるでしょう・・・・・今の若い
女の子は違うかもしれませんが。

一昨日までお世話になった宿(代々木のYH)では、西洋式トイレ
の横に水流音が出るセンサーというものまで付いていました。
鳴らすと結構、やかましく長い。如何にも“今、必死で出ている
最中です!”と主張しているかのような感じで逆に恥ずかしい。


YHには外人さんもたくさん泊まっていました。朝、トイレの中
では例の如く、音が何度もジャンじゃか鳴り響いていました。
英語の説明がありませんでしたので、無理もありません。中々
水が出てこなくて大層慌てたことでしょう。出てきた外人さん
達は、一様に気まずい顔付で首を横振りしながら出てまいりま
した。

余談ですが嫁さん情報によりますと、ニュージーランド人女性は
トイレの最中、結構な“おならの爆発音の連発”を平気で鳴らし
ていくそうであります。やっぱり限りなく野生児に近いのでしょうか?
おならに対する羞恥心も低いのでしょう。ニュージーランドで
あれば、もしやすると将来トイレ用“おなら音センサー”が発明
されるかもしれません。さぞかし賑やかなことでしょうね・・・・笑。


今日こういう話をするはずでは、ありませんでした。


東京滞在中、「日光」に行った話でした。食事をしながら読んで
いただいた方には、更に申し訳ありませんでした。

「日光」という場所は、一度生きたいと以前から望んでいたところ
です。予想外だったのは、観光客の多さ。人、人、人。正月かと思う
くらいの人であります。外人さんもイッパイいました。

私のお目当ては「日光東照宮」。その敷地内はとても広く気持ち
よく、紅葉がまた美しい。

私は、いつの頃から神社・仏閣を見ることがとても大好きになり
ました。多少の歴史的な知識はありつつも実のところ建築の面
からいつも拝観しています。いろいろな専門書などから、
「日光東照宮」については色々な賛否両論がありまして、いずれも
否定的ともとれる装飾過多な建築様式と、江戸時代、中国文化
からの強い影響に対する批判が多いものでありました。

私もかなり衝撃的な印象を受けました。私は古い建築物を、
デザイン→材料(木材・金具・塗装)→構造→歴史的背景の
順番で見ることにしています。ここでは、専門的に詳しく
書くと興味の無い方にとって、つまらなくなりますのでやめて
おきましょう。いずれにせよ私の予想を絶していたのです。
ただただ圧倒されるばかり。私の知識では図り知れぬもので
した。

この当時、最高の職人技の結集だったと思われますが、それが
行き過ぎてしまった感はありました・・・当時では斬新で
モダンだったのかもしれません。印象画が流行する中、突然
ピカソが誕生したような衝撃だったのでしょうか?権力や富を
フルに使い最高の技術によって完成したことはよく分かりました。

途中で知合い、一緒に同行したパリ在住のフランス人のご夫婦は
こういう派手なデザインをとても好んでいたようでした。
お国柄ですね。目を輝かせて眺めておられました。

一日十分堪能した後、ひと風呂浴びて帰途の地へ。たくさん見る
べきところがありましたので、また是非次回嫁さんと訪ねたい
と思います。

次回こそは、ニュージーランドの話題をご紹介しようと思います。


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東京から帰ってきて・・・

2005-11-27 14:47:52 | 旅日記


今朝、東京から帰ってきました。

またブログを再開したいと思いますので、これからもヨロシクお付き
合い下さい。とは言いましても今日はニュージーランドの話題から
ちょっと離れて、東京の滞在について書いてみたいと思います。期待
させてスイマセン。

前回のブログでもちょっとご紹介しましたが、東京間をJR夜行バス
「青春ドリーム号」で行ってきました。

乗り心地は、ニュージーランドのバスと比べ悪いことはありません
でした。新神戸を出発し、“さ~てこれからゆっくり寝るとするか”
と車内の乗客がゴソゴソとしだした頃、前の乗客が天井から照る
読書灯を消そうと手探りしていたのですが、スイッチが中々見当た
りません。。。そして必死に探した揚句、要約それらしきボタンが
見つかり、それをが押した瞬間、

“つぎ、止まります!”

との車内アナウンス。出発後5分後の出来事でありました。車内爆笑!

思わず市バスに乗り間違えたかと思ってしまった・・・・

そんなことで、眠気が覚めてしまい結局一睡もせず朝7時東京八重洲口
に到着しました。当然フラフラです。しかし、折角の気晴らしに来た
わけですから、ここで寝るわけにはいきません。また、晩は学生時代
の友人と会う日でもあります。何が何でも起きなければ。

さて午前中、横浜の町を歩き久しぶりの景色を眺め紛らわしていたの
ですが、夕刻からさすがにウトウト。“いかん、いかん”と体を奮い
起こしなんとか耐えて、友人と久しぶりに大塚駅で再会。嬉しさから
か、眠気のことはすっかり忘れていました。彼は学生の頃から稀なる
天才肌を持ち合わせているだけではなく、とてもユーモアに満ちてお
り話が上手。昔から、彼の話芸が自分の笑いの壺にはまってしまうよ
うで終始笑いっぱなしでありました。


飲んだ酒の量も気づかぬ間にドンドン増え、その勢いでカラオケ屋
へと突入。

ここまでは良かったのでした。

この後の記憶がありません。何曲か絶唱したのを覚えているのですが、
その後何が起きたのか・・・・気が付くと、宿の傍の道端で朝4時に
目覚め、体は完全に凍った状態・・・・

今ではよく怪我なく辿りつけたなと安堵しております。
しかし折角の再会がこんな形で終わったとは。人生こんなもんでしょ
うか?

彼には、ほんと申し訳なかったと反省しております。これに呆れず今後
ともお付き合いください。

こんな具合で、その翌日は久しぶりの“二日酔い”になりました。宿
から夕刻まで一歩も外に出れませんでした。これも神様が、“調子の
良過ぎるお前は、ちょっと大人しくしておれ!”と休息日をお与え下
さったと良いように解釈しています。

そのお陰といったら変な話ですが、宿でカナダから来た青年と友達に
なりました。

私は、日本に来た外国人の方と挨拶をするとき、必ず礼儀として日本語
で話しかけることにしています。

「コンニチハ!」

というのも、日本を旅行する外国人(特に米国人)がたまに“なんで
日本人は英語ができないんだ!”といって軽蔑したような顔つきで
文句を言っている光景を目の当たりにしたことが何度かあったから
でした。折角日本に来たわけですから、簡単な挨拶くらいは日本語
を覚えておいて欲しいもの。

また、もしかすると日本語がベラベラかもしれませんし、英語が
母国語でないかもしれません。そうすればとても失礼になってしまい
ます。

少なくとも挨拶程度の言葉を覚えることが、その訪問国への敬意の印
であると思っていますので、いつも最初は「コンニチハ」と声を掛
けるのでした。

彼にとって、日本は初めての訪問。3週間の旅の後、とても日本が気
に入ってた様子。とてもいい奴でした。

たわいもない会話を続けること2時間、私は“二日酔い”から復活を
告げる“お腹の小動物”がグーと泣き始め、そこで彼と別れの挨拶。

そうして翌日は完全復活し、初めての日光へ。前から行きたかった
んです。

これについては次回にお話しようと思います。今日はスゴイ睡魔が
やってきましたので、これにて失礼します。

それでは。



ニュージーランド・バスの旅

2005-11-23 10:40:08 | 旅日記


知らない間に日本の夜行高速バスとっても安くなってるんで
ビックリしました。

インターネットで探したのですが、大阪発だと片道3600円だっ
たか・・・最低料金が見つかりました。でもトイレ無しで席
も窮屈そうな感じでしたのでやめることにしました。

大阪まで電車で行くのもなんなので、神戸⇔東京間のバスを
探したところ、なんと往復で9,500円というのがありました。
そんなの昔ありましたっけ?新幹線の片道料金にもならない
ですね。

夜行バスは2度使用したことがあり、ちょっと寝つけないのが
心配なのですが収入のない私ですから少々のことは辛抱しな
ければ。とって助かります。

そんなことで東京に遊びに行くことになりました。

ニュージーランドでは長距離も電車よりバスが圧倒的に利用
されています。ほとんどの都市の交通網をカバーしています。
料金もやっぱり安い。電車でRotoruaにいった“電車おたくの
某学生”は、(実際Rotorua駅はなくなったらしいです・・・
日本のガイドブックがウソをついていました!!

途中Hamiltonで下車しバスに乗り換え、おまけに電車は途中
故障で、車掌から“Sorry”の一言もなく4時間駅で待ちぼうけ
をくらったそうであります。

いかにもニュージーランドらしい・・・・

とても邪魔臭いですね。バスのことはあまり詳しく知らないの
ですが、代表的なバス会社はIntercity(インターシティー)
ですね、きっと。チケットはSkytowerの一階にあるInformation
Centreで購入できました。

日本人の店員とは違いとても“気の短い”Kiwiの女性から購入
しますので、ちょっと間違えて日付を言ったりすると、ため息
をつかれ“まったくもう!!”といったような顔を露骨にされ
るので、気分を害したくない方は前もって完璧な旅程を紙にで
も書かれておかれたほうがいいでしょう。

これもまた如何にもニュージーランドらしい・・・

もう一つ豆知識を書きますと、確か私の記憶で2週間以上前に
予約をすればバスチケット代は半額になったはずであります。
リファンドが効いたかどうかは定かでないですが。一度“いつ
も機嫌が悪い店員??”に尋ねてみてください。

それとYH会員の方であれば、更にディスカウントされると思い
ますので会員証の提示も併せてお忘れなく。

ニュージーランドの旅行は個人でまわると、とても経済的ですし
色々な人たちとの出会いも待っています。

そう言いますと、まだ私たちの旅行記については一度もふれた
ことがありませんでしたね。これまた長編旅行記になるかもし
れません・・・・近いうちにご紹介しようと思います。

それでは、今日から都に向かう予定ですので2,3日ブログをお休
みいたします。また帰ってきましたら再開しようと思いますので
ヨロシクお願いします。

では、では。

歳は関係ない!

2005-11-22 17:13:13 | 旅日記


今朝、久しぶりに会社面接にいってきました。

ここのところ何度か面接を受けていましたが、やっぱり慣れない
ものですね。今日も緊張しました。風貌とは裏腹に心の中ではまだ
20代のような気分であります。同じように面接に来ていた人たち
は、皆20代半ばくらいの人たちだったでしょうか?

”とっ~ても、場違いなところに来てしまいました。”

集団面接だったのですが、面接官はなにやら珍しい物を見たかの
ように私に問いかけます。矢鱈と時代めいた質問。

「いや~、我々の頃の学校教育はこういうもんだったですよなあ、
***さん」

と仕切りに私と同世代と思わしき面接官が話をふって来ます。
私は会社のスタッフではないので、そう頻繁に話をふられても
・・・・と心の中では、”早く違う話題にしなさい!”と叫んで
おりました。

女性には親しげに機嫌取りのようにお話されていたのですが、
私には“君にはバリバリはたらいてもらわなくては困るよ!!”
と厳しい一言!。“最近の40代は元気がないんだからもう、まっ
たく・・・”と更に一括。

“あなた私のこと、どこまでご存知?”と、私は少々呆れ気味。
私、歳にしてはとても元気な人間だと思うのですが、その
場の茶番にされなくてもねえ・・・・

難しいですね、この年代になると。彼らの会社の立場で先に考え
てしまっていますので、何が意図でそういった質問をなさるのか、
大体読めてしまいます。それを深く検討していると、そこまで求
められていなかったりと、中途半端な会話に終わってしまいます。
それを察知しているのか・・・面接官もさぞかし辛そうに私から
暫し目を背けがちでした。出来れば、一対一で目を向き合って、
じっくりお話をさせていただきたかったのが本音でありました。

この結果はどうなるか分かりませんが、私より更に諸先輩方々は
転職に際し、いかなる気持ちで面接を受けてらっしゃるのか、
とても興味があるところであります。もしや将来的に自分そういう
身分になるやもしれぬ??!・・・・今から準備しておきましょう。

私にとってニュージーランドの職場は、余りにも理解ある場所でし
た。彼らの社会では年齢は関係ないということ・・・・私の心の中
で、いまだそれを引きずってしまっているようであります。

気を取り直し、明日もう一件頑張ってきます。

それでは、また。

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よさコイ・ソーラン節

2005-11-21 11:01:15 | 旅日記


昨日はニュージーランドではジャパンデーだったようです。
一年に一度、ニュージーランドでは日本人主催によるお祭り
がオークランドで開催されます。

もちろん私達も一度遊びに行ったことがありました。日本伝統
文化の紹介を中心に、各方面でご活躍の日本人の皆様が、そろ
って登場。久しぶりに日本へ帰ったような気分にさせてくれた
お祭りでありました。

露店もたくさん出店します。ぜんざいに御餅、お好み焼き、
焼きそば、イカ焼き、ムール貝のしょうゆ焼き等などヨダレが
でそうなものばかり。それにアサヒスパードライに日本酒が付
いてすべて食べ尽くしてしまうと、お金がいくらあってもたり
ません。しかしやっぱり久しぶりなので、ついついグいっと
やってしまうのでありました・・・・

一方の舞台のほうでは、着物の衣装を纏った日本人の女性たち
が日本舞踊をニュージーランド人たちと一緒に振舞っていました。
ちょっと前の金八先生で流行ったらしい「よさコイ・ソーラン節」
をニュージーランド・バージョンでご披露。金八先生といえば、
トシちゃん・マッチの世代しか知らない私なのですが、そんなの
があったんですね。賑やかしくやってくれておりました。

皆様毎年ご苦労様でございます。これかも良い形で日本文化を
ニュージーランド人に伝えていただきたいと思う今日このごろです。

今年は一体どんな盛り上がりかたをしたのでしょうか?・・・・
気になるところです。

さて、実はこの私も「よさコイ・ソーラン節」をマスターしなけ
ればいけない羽目になってしまいました。勤めていた学校は年3回
ほど先生とスタッフ主催のイベントが開催されます。この時と
ばかりは、教師もすべて少年時代に戻っておおハシャギ。いつも
真面目な先生も何がなんだかわかりません。

私も、いつしか相当気合が入っておりました。留学生に団結心を
もってもらいたいと思っていたので、そこで企画したのがこの
「よさコイ・ソーラン節」を皆で踊ろうだったのです。

ラッキーにも生徒の一人がジャパンデーのメンバーで振り付けを
すべてマスターしていたので、彼女の指導のもと毎日特訓の日々。
私の場合、頭では分かっていても体が全くついていきません。
練習の終了のたび筋肉は痙攣。一方若いものは体力の限界を知り
ません。

肝心のハッピ衣装は、日本領事館で調達。何でも貸してくれます。

さて、パーティー(オスカーといいます)当日テンションは
最大限に。私たちは栄えある一番バッター。パフォーマンスは
前評判から学校中で相当期待されており、イベントの相応しい
スタートを切るにも是非とも成功させたい!・・・・その気持
でメンバーはHype Up状態。

“よ~しやったるぞ~!!!”私の一声でオープニングのテーマ曲
がスタート!

“ドッコイショ!”

曲が流れる中、150名のオーディエンスがすべて一体となって
いるのを感じました。

“そーれ、そーれ、それー!!!”

“やーれん、そーらん、そーらん、そーらん ハイ、ハイ!!”の

台詞では、観衆全員が大合唱。

そしてフィニッシュ。

“えーんや、さ~~~~あの、ドッコイショ!!!”

全員が同じポーズでズバッと完璧に決まり、

場内は拍手喝采の渦、渦、渦~~~!


何事も無心に熱く必死になった後は、とても気持ちがいい
ものです。その後の学生達の顔は笑顔でイッパイ。みな和気
あいあいでした。

この感動を伝えたく、私は学校イベント行事が有るたびに
生徒一致団結に燃えたのでありました。

しかし、疲れました。終わったあと生徒からのねぎらいの
言葉は、ちょっと恥ずかしいものがありました。

“一人疲れてましたよ・・・”

もうちょっと気の利いたねぎらいの言葉はなかったのでしょうか?

それでは、また。

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お洒落なバルカン・レーン通

2005-11-20 11:16:20 | 旅日記
    (先日の誕生日ケーキです。僕の大好きなザッハトルテ・・・もうたまりませんでした)   



今日も最高の天気です。

これだけいいとウキウキします。今朝近く
の海岸沿いを歩いていると恐らくあの元近鉄の鈴木啓司(漢字合っ
てます?)氏がトレーナー姿で歩いていました。あれだけ体の大き
い人をこの近所で見かけることは滅多にありませんでしたので、
一目瞭然。

帰ってからそのことを嫁さんに話すと、なんと彼女の学生時代の
同級生のお父さんが鈴木氏だったそうで・・・世間は狭いもの
です。朝からいいことがありました。

私が勤めた語学学校はオークランドでも、恥ずかしながら最もお洒落
といわれている通りに面しておりました。その周りには、高級レス
トランからブティック、Café、お花屋さん、こだわりの本屋さん、
その他にも流行の最先端を行くお店が立ち並びます。

ですので、自然とTVの良く出ている有名人もそんな場所で、表の
テーブルに座りブランチや夕食を楽しんだりしていました。

周囲の人たちもそれと無しに気が付いているのでしょうが、誰も話
しかけることはありません。皆さん彼らのプライベートな時間を尊重
してあげているのでありました。

知っているだけでも、TV1からTV3に至るニュースキャスターを
何人もお見かけしましたし、ASB銀行のコマーシャルに出てくる例の
“メガネのおもろいおっちゃん”もフツウにお茶していました。今で
も出てますかね? また女性シンガーソングライターの ビック・ルンガ
さんも歩いているのを見たことがあります。一人で。

日本人芸能記者のようなパパラッチからは全く影響を受けない“平和
の楽園ニュージーランド”なのでありました。

ニュージーランド人の知人の彼氏がある日、ミッションベイで泳ぎに
行った時のこと。ある白髪の男性に声をかけられました。


“この辺りでいいカフェはない?“

“君はどっから来たの?”

“アメリカから。ちょっと旅行でね”

“それじゃこの辺は良く知らないよね。分かった、一軒紹介するよ”


と二人は意気投合。テラスのあるお洒落なカフェで2時間フツウに会話
を続けていたそうです。お別れに携帯で記念撮影。

家に帰り、彼氏が知人にその携帯の写真を見せると彼女は絶叫したそう
であります。


“リチャード・ギアよ、この人!”

“それ誰?”



こんなオチがフツウに交わされるニュージーランドでありました。

Queens Streetですれ違った“かたせ梨乃”さんも伸び伸びと歩いて
ましたっけね、お友達と方を並べながら・・・・

それでは、日曜日の今日精一杯外でブラブラ致しましょう。あなたも
どこかで有名人と遭えるかも?

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新しいフラットメイト

2005-11-19 11:18:36 | 旅日記
                (ミッションベイでSTさんのシトロエンと↑)



11月13日のOrakeiのフラットの話から相当、話が反れてしまい
ました。これもNZ Wanderersならではであります。今日は
久しぶりに、その話の続きといきましょう。

一騒動の後ようやく腰を落ち着けて、このフラットの2階の一番
広い部屋に住むことになりました。私たちの部屋は天井の高さ
が約3m近くもあり、10畳ほどの広さながら、実際の広さより
もかなり広く感じました。おまけに部屋からは2畳サイズ程度の
バルコニーに通じ、ここから眺められるWaitemata湾
は絶景。部屋でワインを飲みながら、毎日夕日の美しさに酔い
しれておりました。

ただ問題は天井が高すぎて、ダウンライトの電球が切れると大騒
ぎとなってしまうことと、冬がちょっと寒かったこと。後で難儀
なことに気が付きました。

新しいフラットメイトは私たちを含め計5人。そのうち4人は
日本人でありました。一人は私より一つ上の男性のSTさん。
すでにニュージーランドとオーストラリアの二つの永住権を保有
するSTさんは日本の大手自動車会社を中途退職後、ニュージー
ランドに渡り趣味のクラッシクカーを日本へ輸出代行を独立して
事業発足。またその傍ら“Teddy Bear”の輸出も同時に手掛けて
いらっしゃったようです。人一倍ビビリで根性なしの私は彼の
武勇伝に“尊敬の眼差し”で話を聞入っていたものでした。

また久しぶりに同世代の人と会話できる喜びがありました。学校
では、ほとんどが10歳以上離れた年下。話す内容は自分が通って
きた軌跡の範囲内で留まることがほとんど。それも楽しいのですが、
同世代との話はやっぱり刺激があります。

さて、もう一人の方は当時19歳で、現地の高校で勉強している
日本人女性Yさん。19歳といっても、風貌・体格はもうすでに立派な
“おかみさん級”。嫁さんとは何度か会話もあったそうで、その話
を聞いたところ、なんと彼女は高校まで陸上部で、超スタイルの
いい学生だったそうなのです。

写真にはその証拠が残されておりました。全くの別人でありました。
写真の中の彼女は確かにアイドル顔でカワイイ。しかしながら、
この10ヶ月のニュージー滞在で30キロも太ってしまい、大きな変貌
を遂げてしまったのでありました。

ホッキー・ポっキー(ニュージーランドの有名なアイスクリーム)
は安くて美味しく(2ℓサイズで300円くらいだったかな?)とても
人気があるアイスクリーム。確かにいずれのアイスクリームも超美味。
一端食べだすと止まらなくなってしまうのです。特にウェンディーズ
の50セント(約40円)のソフトクリームでさえも反則でした。
店の前を通るとつい食べたくなるのでありました。まだまだたくさん
“食”に関する誘惑はニュージーにあるのですが・・・・ちょっと
ここで一息つくといたしましょう。

私の嫁さんは、相当注意を払っていたのか、私の稼ぎが少なかったか?
犠牲者にならずに済んだのは幸いでした。

日本人女性の多くは、この悲劇の肥満問題を抱えることになります。
日本に帰れば、元に戻るとも言われますが、太る度に服を買い替え
“無駄な出費”へとつながります。

衝撃的はYさんとの出会いは良い教訓でありました。

それでは、今日はこの辺で。



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職場でのカルチャーショック

2005-11-18 15:02:44 | 旅日記
            
                    (神戸の満月です



ニュージーランドの会社は、大体どこでも10時半ごろにTea Time
があります。約20分くらいでしょうか?誰でも堂々と取ることが
できます。私が経験した職場における一つ目のカルチャーショック
でありました。突然職場を離れ外のCaféに出向いてコーヒーを
買っていました。

機嫌がいい先生が来ると“今日は、私のShout(おごり)だ!!”
といって、私の分まで買ってきてくれておりました。なんと良い人
たちだったのでしょうか・・・・

私の場合、取り敢えず学校だったので50分毎に10分の休憩が入り
ます。休み時間、生徒達とコミュニケーションをとることも私の
大事な仕事・・・・と理由を適当に作ってはコーヒーラウンジで
学生と一緒にお茶をします。私のTea Timeは誰よりも多かったので
ありました。

超美人の秘書EP女史は、背が高く日本人のように痩せているのです
が、とても食いしん坊で、見るたびリンゴを握り締めムシャムシャ
と食べるのが趣味。リンゴがない日はピーナッツ。受付に座って
いましたのでコンピューターの後ろに隠れて、ムシャムシャ。
たまにお客さんが上から除きこまれ“Howdy!”と呼ばれても、
美人でありますから”ニコッ“と笑えば許してもらっておりました。

しかし暇があれば、私の顔を見て“hungry!”と叫ぶのはやめて
ほしかった。さすがの美人も台無しです。そんな彼女をディレクター
はいつも”あれさえなければ、完璧な女性なんだがな~“と頭を
かかえて嘆いでおりました。これが二つめのカルチャーショック
でありました。

また3つ目のカルチャーショックはBarefoot(裸足)。日本人の
女性と違いストッキングや靴下を履いている人が極端に少ないの
です。夏場になると徐に靴を脱ぎ、裸足になってオフィースを
歩き回ります。ビックリくりくりでした。街中でのBarefootは
見慣れたものの、お客様がくる神聖な場なのにもかかわらず・
・・・・私の学校が特別オープンだったのでしょうか?
ニュージーランドは極めて野生児に近い習慣を大切にします。

ニュージーランドの小学校の遠足で、先生からの持参物の注意事項に

①弁当
②おやつ
③タオル・衣類
④“靴を履いてくること”

と書いてあったときは、腹をかかえて笑いました。そういえば裸足
で学校に通う学生を良く見かけましたから。冬でも裸足です。寒く
ないのでしょうか?きっと健康竹踏み運動を毎日やっているような
ものなのでしょう。自然と体が温まるのかもしれません。

そんな自然な環境の下で育った彼らの習慣は、大人の社会に入って
も変わることはありません。私もいつしか、靴脱いでオフィースを
うろうろするようになっていました。

日本の会社に入ったら、みんなビックリするだろうな・・・・今から
とても楽しみです。

食いしん坊のEP女史が早帰りの際、私に暫し尋ねてくれたフレーズ
をご紹介します。

“I am off to home a little earlier today. Can you hold
the fort this evening, can’t you?”

“Sure, no worry.”

“Hold the fort”は(留守中)“現状を維持する、とりでを守る”
という慣用句です。機会があれば、使ってみてください。ちょっと
カッコいいかも?

それでは、良い週末をお迎えください。



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韓国人はスゴイ!

2005-11-17 18:10:49 | 旅日記


今朝、会社の面接を受けている夢で目覚めました。面接官は何故か
“明石家さんま”でした。私は「吉本新喜劇」にでも入社する予定
だったのでしょうか?・・・・・・・・とても緊張しました。

とにもかくにも超有名人の前でしたから。

“君はこの会社で一体何ができるのだね”と夢の中の“さんま”さん
に尋ねられ、何かしら応えたのですが、“全然おもろないわ、もっと
修行せえよ、お前・・・”の一言で目が覚めてしまいました。起きた
時は、汗びっしょり。相当うなされたような気がします。

TVの見過ぎなんでしょうね。

そんな訳で、寝覚めの悪い朝を迎えました。

勤めていた語学学校での職場で、毎朝見た光景が4ヶ国語を
操るSK女史(エースコック似)の日本語発生練習でありました。



「私はS***K***と申し上げます・・・・・・・・・・・・・か?」



その後振り返って“今の日本語あってる?”と聞きます。

私は、「おしい!とっ~てもおしいなぁ!(Nearly there!) 」
と応えます。

しかし「・・・・か?」は入りません。

彼女はどうしてなのか、いつも自己紹介するとき疑問文になってしまう
のでありました。

また「申し上げます」のような最高の「謙譲語」・・・・・・でなく
ても?といつも彼女に「申し上げて」?・・・・おりました。

韓国人の学習レベルは日本人のそれと比べ相当高いのではと、日々感
じていました。韓国の高校生がやってくると「こんにちは、私は日本語
一生懸命勉強しています。***さん、日本語も一緒に教えて下さい」
と挨拶してくるのです。

「スゴイなあ」といつも感心していました。日本人は英語だけを一生懸命
勉強するだけに必死なのに・・・韓国の高校生は日本語も一緒に勉強して
いるんだなあ・・・と。

実際、彼らの学力の高さはすさまじいものを感じました。TOIECの試験
を受ければ“950点”という華々しい成績を成し遂げてしまいます。
「兵役」を終えた多くの学生。精神的・忍耐的・体力的にも極限まで鍛え
抜かれた若者達でありました。

海外のいたるところから、恐るべし勢いで国際化に望む昨今であります。

将来を背負う若き日本人が「ゆとりある教育」に“のほほ~ん”として
いてはこの先どうなるのでしょう?。

”難しい世の中になってきました。“

すいません。今日のところは、この辺で失礼させていただきます。

それでは、また

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ガッツ!ある英単語

2005-11-16 12:18:41 | 旅日記
         (今日の神戸の空です



昨日、今日と神戸は最高の天気に恵まれています。


特に今朝の雲はとても馴染みのある形。ニュージーランドで良く
眺めた雲のようでした。モコモコしていて入道雲のような形と
いいますか・・・迫力があってとても魅力的。晴れた日の
ニュージーランドの空は格別でした。

今日は、何を書こうかと思っていたのですが、先日紹介しました
“オークランド留学センター”のToshi社長から“使える英語”の紹介
をして欲しいとご依頼がありましたので、今日はその話をしてみたい
と思います。

とは言いましてもねぇ~、英語学習を一生懸命されている方なら
よ~くご存知だと思います。ご期待に十分応えられないかもしれ
ませんが、その点はご了承下さい。

しかしながら“使える英語”といいましても、一体なにが使えるのか
考えると悩みだしました。

例えば、gutという単語はどうでしょうか?日本語で「お前ガッツが
あるなぁ~」のgutです。もともとの意味は「内臓」。この場合、暫し
複数形で使われます。

例文:“You have got (a lot of) guts (or nuts, or balls) ”
    (お前はガッツ(度胸)があるな)

と日本語と同じ意味になります。これは簡単に覚えられますよね。

ただこのgutsはいろんな動詞と結びついて、ちょっとずつ意味が変化
してしまいます。

例文①:“I bust a gut”
     (俺は必死で頑張ったんだ!)

例文②:”I spilled my guts”
     (すべてをぶちまけたった→ちょっと関西弁風)

さて、このgutが動詞で使われたらどうなるか?次の例文を見てみま
しょう。

例文①:“ I am gutted”
     (私はショックだ。立ち直れない。完全に疲れた・・・等)

例文②:”Could you please gut the fish for me?”
     (その魚をサバいて下さい)

まだまだあります。次はgutの形容詞編。

例文:”It is my gut (feeling). He must be the murderer”
    (これ私の直感だけど、彼は殺人犯だよきっと)

と第六感的な意味になってしまうのです。面白いですか?

因みに、魚のウロコを包丁でとってもらう時はどういうのでしょうか?

“Could you please scale the fish for me?”

ニュージーランドも日本と同じように豊富に魚が食べられますね。
魚屋さんに行かれたら是非使ってみてください。

でもこの単語、“使える英語”でしたでしょうかToshi社長?また次回
までの宿題とさせてクダサイ。

それでは、また。

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美味しいレストラン探し

2005-11-15 16:27:34 | 旅日記



なんとか無事誕生日を迎えることができました。

気分も新たに滞在日記を書いていきたいと思います。
これからもヨロシクお付き合い下さい。


今日はニュージーランドのレストラン情報について私見を述べて
みたいと思います。夫婦共々一番好きなテーマだったのにもかか
わらず、今まで全く話題に触れなかったのが不思議であります。

ニュージーランドもご多分にもれず、多国籍に渡っていろいろな
味が楽しめます。私たちは安月給にもかかわらず、割と頻繁に
外食を楽しんでおりました。結婚記念日やお互いの誕生日などの
特別な日は、明日の家計事情も顧みず何らかの理由を作っては奮発
するもんですから、そんな訳で貯金できるはずなどありませんでし
た。

この食べ物の話題になると恐らく長編小説になってしまいます。
次回ニュージーランドに帰ったらB級グルメツアー会社を設立し
ようかと・・・・冗談とも思えぬことを考えたりしていたくらい
でした。

ですので日を追って少しずつご紹介していこうかなと・・・・
思います。代表的なのはやっぱり中華料理。どこの国でも食事事情
に困ったとき一番の救いになるのではないでしょうか?イギリスを
長期で旅したときは特にそう感じました。恐ろしく食費がかかる割
に味が最低のイギリス料理。彼らの外食はお世辞でも褒められたもの
ではありません。しかしながらChineseのTakeawayは値段も比較的
手ごろで味は日本人向け。幸せな気分にさせてくれました。

ニュージーランドも同様であります。その中でも私達のお勧めは
“飲茶”料理。嫁さんと私は友達や親戚が日本から来たりすれば
必ずご招待していました。人数が4人以上集まれば言うことありま
せんが、私たちは暫し二人で行くこともありました。

飲茶のお店はオークランドにいろいろあります。何軒か訪れた末、
私たちが一番満足したのは、“Grand Harbour”。アメリカンズ・カップ
の跡地の近くで、以前秋刀魚が美味しい魚屋さんでご紹介した
”The Sea Mart”の裏手の角に位置します。駐車場もあり食事
をすれば一時間の無料券がもらえます。多少オーバーして止めて
も3ドル程度だったでしょうか。間違えていたらごめんなさい。

ここは地元に住んでいる中国人は勿論のことKiwiにも凄く
人気があり、飲茶タイムの平日お昼間でも店の中はいつも人で
ごった返し。なので、料理の回転がとても速くいつもアツアツ
の料理が楽しめます。回転寿司みたいに何度も何度も回っては
冷め切ってカサカサということは・・・・私の知っている限り
ありませんでした。

出される品数がと~ても豊富なので、選ぶポイントは慌てて
シュウマイや豚マンなどを先にポンポン食べてしまわないこと。
すぐにお腹がイッパイになってもったいないです。じっくり焦
らずこれが食べたいというものがやってくるまで粘ってみるのも
とても楽しい。私たちは余り量が食べられないので、いつもこの
作戦で臨みました。

最後にはデザートで締めくくります。これも色々あって選ぶのが
大変でしたが、私のお気に入りは、ココナッツミルクとタロ芋の
二層でゼリー状になったケーキ・・・スイマセン。上手く説明でき
ません。名前はしりませんが、これがまた絶妙な美味しさ。
いつも食べていました。嫁さんの場合は練乳がかかった
“マンゴプリン”。日本では味わえないとても美味しいプリンなの
だそうです。是非ご賞味ください。

気になるご予算ですが、飲み物無しでお一人約20ドルといったとこ
ろでしょうか?私たちは平均して15~18ドルだったのですが、
学校の女子生徒に紹介したところ22ドルもかかったとお叱りを
受けました。

一体どんだけ食ったんだろうか?・・・女性の胃袋は計り知れません。

とにかく“Grand Harbour”お勧めです。ただし絶対
予約要!

機会があれば、また別のお店をご紹介しようと思います。



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誕生日イブで思うこと

2005-11-14 15:44:34 | 旅日記


今日は11月14日。このまま交通事故でもなければ
明日愛でたく私の誕生日を迎えることになります。今朝
食事時に嫁さんのカウントダウンでようやく目が覚めました。

“あと15時間で40歳!”・・・・・横で嫁さんが無邪気に
元気よく叫びました。

重たく響くと歳ですよねぇ。仮に80まで生きるとすれば、
もう人生の折り返し地点まで来たことになります。

早かったなあ。。。。でも40にしては全く精神的に
成長していないと嫁さんに言われ、自分でも“幼いおっさん”
になってしまったと反省しています。情けないといいますか、
何といいますか・・・

まさか職無しのまま誕生日を迎えるとは・・・・全くもって
予想だにしなかったことでありました。普通に人生を歩めば、
会社の課長くらいのポジションにはいたんでしょう。いつ
かしら歯車が狂ってしまい、人よりも余分に遠回りの人生を
フラフラとここまで歩んで来てしまいました。

最近は自分に与えられた“運命”を楽しむことを覚えました。
名誉欲・金銭欲・体裁で無理をしたり邪悪な感情を抱いたり
すれば、私の場合かならず“振り出し”に戻されてしまうよ
うなのです。お天道様は全くのお見通しであります。

まだまだ素直でない頑固おやじの面を持つ私ですが・・・
焦らず自分の気持ちに逆らわない自然体が自分に合っていること
を、よ~~く学ばさせてもらった30代でありました。

歳代わりは、物思いに耽けりがちなのですが、今不思議と幸せな
気分であります。私にとって過去いずれの年代よりも楽しみで、
これから先一体どんな10年になるのかなあと・・・・想像力は
たくましく膨らみます。

振り返れば、私の30代は衝撃的な出会いで始まりました。
30歳の誕生日の当日、四国の高松、桂浜まで遊びに行ったとき
のこと。

私は高知が“坂本龍馬”の出生地であること、そして高知の猟師町
の女性は滅法お酒に強いということ意外に全く予備知識なくこの地
を訪れました。

桂浜にある例の坂本竜馬のお顔を人目拝見しようと彼の銅像の前に
立ち、立派なお顔を眺めていたところ、“ハッと”としてしまいま
した。

そこに説明されてある彼の誕生日がまさに私と同じ日。また彼は
33歳のこれまた誕生日の日に京都・近江屋にて襲撃され暗殺さ
れていました。

”まさか自分の誕生日の日に遭遇するとは!!!!・・・”

それ以降“自分も歴史上に名を残すかもしれない”・・・と訳の
分からぬ勘違いし自惚れた時期でもありました。

ビクビクしながら迎えた33歳の誕生日・・・不安はもろくも
吹っ飛び、見事!何もおこりませんでした。当たり前です。

ようやくトラウマから解放され、それ以降現在まで波乱万丈な
人生を迎えます。36歳で嫁さんと愛でたく結婚、そしてその
直後にニュージーランドに移住を決意、そしてまた日本に帰国・・・・

「海運を盛んにし、西洋文明を取り入れ、富国強兵を実現せねば
ならない」と説いた坂本龍馬には勿論到底及びませんでしたが、
海外への志・ニュージーランドと日本人のとの架け橋の役割を果
したいという気持は、今から考えると偶然にも似ていたかもしれ
ません。

“あぶら”がのってきた40代。いろんな困難がこれからも待ち
受けているでしょう。でも後悔の残らぬよう一生懸命邁進してい
こうと決意も新たにしたところであります。


一層のこと「平成の海援隊」でも作りましょうかねぇ、将来。

スイマセン、今日はニュージーランド滞在記と全く関係ない話でした。
ブログタイトルそろそろ変えようかな?

ではまた次回まで。



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最初のフラット問題

2005-11-13 10:15:02 | 旅日記
(フラットの部屋からの眺めです↑)


Orakeiというところは、オークランドでも有名な老舗
の超高級住宅地であります。発音は“オラキー”。“オラケイ”
というとPakeha(白人)はわかってくれませんでした。

日本で言えば、田園調布か芦屋といったような・・・ちょっと
した自慢でした。

フラットであれば、家賃は日本の1DKのアパート代
以下。また、部屋から眺めるWaitemata湾の景色は
筆舌に尽くしがたいものがありました。

シティまでバスで約15分程度。交通の便も最高です。

気になる家賃は週190ドル(約15、200円:
1ドル80円)と以前よりは高くなりましたが、立地よさと
水道代・高熱費・電話代すべて込という条件からすれば内容
としては数段良くなったことになります。

新しいフラットは、ニュージーランドにしては珍しく2階
建ての家でありました。入り口を入ると家は2階まで吹き
抜けになっていて、とても広くカッコが良ろしい。渡辺あつし
の「建物探訪」の番組に紹介されそうな家であります。

そこのオーナーは、これまた隣に住んでいました。これが
またバカでかいリゾート風なお家。超お金持ちの台湾人で、
そこに皇太子次男さん瓜二つの上品な息子と人懐っこい
が頭の悪そうな犬だけが生活しているという贅沢ぶり。

あまり多くの台湾人と付き合ったことはありませんが、
中国人と比較すると、日本人的に思えるところがあります。
心底の性格は中国人的でしたが、何となく感じる雰囲気が
似ていました。私はついつい気を許し仲良くし、一緒に酒
など飲んでいたのですが・・・・

それから間もなくしてオーナーが突然として変わりました。
こういったことはよくありますニュージーランド。彼は一言も
告げずに台湾へ帰ってしまったのでした。後に残された私たち
は、折角引越しをしたばかりであっただけに、オーナーが変わる
ことで、また住居を移さなくてはいけないのかという悲壮感を
いだいていたのです。

逃げた息子とメールでやりとりし、兎に角フラット経営を
続けて欲しいということと、家賃を上げないということを
必死になって交渉。
。。

努力の甲斐あってか、次の新しいこれまた台湾人のオーナー
は、その後も継続してフラット経営していくこととなりホッと
一安心。住むことができたのでありました・・・・・安心した
のも束の間、ここでもまたひと悶着あったのでありました。

続きはまた次回まで。



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