前回(12月29日アップ)に紹介した、久保克彦の「自画像」です。
彼の服飾デザイン作品(6月27日アップ)も、遺品として出展されています。
中国地方出身では他に、
小柏太郎のブロンズ「天女の像」(8月4日アップ)があります。
ところで、
『無言館 遺された絵画』展最終会場の
尾道市立美術館には、四国地方からの問い合わせも多いのだそうです。
しまなみハイウェイ・西瀬戸自動車道の起点からすぐですから。
愛媛県出身では、
宇和島市生まれの尾田龍馬、「宇和島の風景」(3月10日アップ)と遺品「芍薬のハンカチーフ」(3月3日アップ)があります。
東宇和郡明浜町生まれの中川勝吉、「高山風景」(3月9日アップ)もあります。
「高山」は明浜町の中心集落ですが、
向こうに豊後水道の島々、さらに奥に九州・大分の連山が描かれています。
「彼ら」にとって「風景画」といえばほとんどは、〝ふるさと〟の光景なのです!
尾道市立美術館の『戦後60年 無言館 遺された絵画』展、
2006年2月5日(日)までで、
月曜日と12月29日(木)~1月1日(日)は休館ですが、
1月2日(月)、3日(火)は開館してくれます。
◇村上彩子(声楽)、正木路子(ピアノ)のギャラリーコンサートが、
1月3日(火)14:00~と1月9日(月・祝)18:00~に2階ロビーにて。
参加申込不要・当日の入館者を対象。
◇ギャラリートークは、
1月8日(日)、22日(日)各14:00~に展示室で。
尾道市立美術館のある千光寺公園へのアクセスは、
初詣を兼ねてロープウェイでなら;
全国から新幹線で、新尾道駅へ。
広島・岡山県の方はJR山陽本線尾道駅へ。
クルマなら新春ドライブを兼ねて千光寺ドライブウェイへ向けて;
山陽自動車道の尾道インタから。
愛媛県の方、四国・しまなみ旅行の方は、西瀬戸自動車道の起点。