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ジョセフ ゼン枢機卿の指摘に価値あり

2018-10-28 08:01:11 | 国際
AFP=時事から
率直な物言いで知られ、かつて香港で司教職を務めたジョセフ・ゼン(Joseph Zen)枢機卿は、
25日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(Pope Francis)が中国政府と歴史的合意に
達したことについて、法王は中国の体制を理解していないと批判し、この合意は中国における
「真の教会の消滅」につながる恐れがあると警鐘を鳴らした。
この歴史的合意についてゼン枢機卿は、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)国際版
への寄稿で、法王は中国に対して譲歩し過ぎてしまい、合意の結果、中国政府によってカトリック
教徒が迫害される下地がつくられたと批判。
「合意は実のところ、中国における真の教会の消滅に向けた大きなステップだ」と主張した。

 さらに「私が風刺漫画家なら、法王がひざまずき、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席に
天国の鍵を差し出して、『どうか私を法王として認めてください』と言っている絵を描くだろう」
との見解を披露した。

 また法王はアルゼンチン出身であるため、「共産主義について生来、楽観的な考えを持っている」
とも指摘し、その結果、中国を統治する共産党に信を置くという過ちに至ったと述べるとともに、
「中国の共産主義者がそうであるように、彼らは一度権力の座に就いたら迫害者になるということを
知らないのだ」とも主張している。


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