2017年の現在でも、ずっと昔に捏造された南京大虐殺論をそのまま信じている人たちが多くいることを知って驚きました。
昔の戦争で、旧日本軍が大陸でも朝鮮半島でも、戦闘員だけでなく非戦闘員も民間人も殺害したことはおそらく事実でしょう。
しかし、物事を大げさに表現するとうそになりますね。うその話に基づいて、他の人達を攻撃しても意味はありません。
自分が嘘つきの仲間の一人になってしまうだけです。文化が異なっても、国が異なっても、うその話を広めるのはいけませんね。
日本の広島や長崎に原子爆弾が投下され、多くの人が死亡しましたが、死亡者の名簿、被害者の名簿はやがて作成できました。
南京大虐殺で殺害された人たちの氏名はどの程度明らかになっているのでしょうか。３０万人の名簿を作成するためには大変な
労力を必要としたでしょうね。
あまり根拠の無い話のひとつとして、小樽にこんな話があります。朝里駅（あさりえき）は、北海道小樽市朝里にある北海道旅客
鉄道（JR北海道）函館本線の無人駅です。小樽を訪れる中国人旅行客は数年前まで年間4,000人ほどだったが、今年は3６,000人を
超える数になっています。増加の原因の一つにこの無人駅人気が貢献しています。とても美しい風景だからぜひ来てその美を堪能
してほしいと過去の旅行客の一人が書いたブログが原因のひとつなのです。
石川県金沢市にも同じようなバカバカしい実例があります。ある時期から急にあるお寺が願掛け寺（パワースポット）として観光
客が過去の２0倍３０倍と訪れるようになりました。観光客のブログがきっかけとなったのです。
代々金沢で生まれ金沢で育ち金沢で死んでいく、私の家族・親類からみて、朝鮮半島とまたその近くの大陸で水揚げされ干物に
された魚を「金沢ののどぐろの干物」として売られているのを見れば、これは偽物だ。これはある種のうそだ、と思うのは当然です。
ですから、ここに述べた、観光客のブログから突然発生するパワースポットや北海道内の大変美しい海岸や昔の30万人大虐殺の話も
根底には「書いた人の印象」だけが存在していると考えています。印象ですからほかの人がとやかく言うことは無いのですが、
「30万人大虐殺」の話はとても迷惑です。ひどいうそだな、とあきれてしまいます。度を超えておおげさに表現するのは
いけませんね。信じてはいけませんよ。ばかばかしい。
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