スポイチ編集長日誌

最近はGTAオンラインの攻略ばっかりです。
日付そのままで修正・追記したりします。

まどマギ「叛逆の物語」に登場した飛行機の正体は何か?

2014年05月17日 | アニメ
またまた『まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』からのネタなんですが、劇中にほんの一瞬だけ登場する航空機って、あれ何なんでしょうね?

飛行機といっても、前半でやたら目立っていた、魚のような顔のついたカボチャのようなマグロツェッペリンみたいな飛行船のことではなく、ほむらが世界の違和感に気づいた後に、街のカットが次々と切り替わるところで街の上空を飛行機雲を引いて飛んでいく、1カットのみ登場する航空機のことです。

その場面とはこちら。

この飛行機、よく見ると普通の旅客機とは全く異なった、かなり独特なシルエットをしているんですよね。

そこで拡大してみたのがこちら。

双発のデルタ翼で水平尾翼・カナードが無く、胴体の「首」の部分(機首)が妙に長くて太い。

最初はコンコルドかとも思いましたが、コンコルドとは翼と胴体後部のシルエットが微妙に違っていて、それにコンコルドならもっと胴体が細く、機体の後部にも胴体が伸びているはず。
また、飛行機が実際に飛んでいるところを地上から見ていると分かるんですが、この航空機、画面上の動きから考えると、実際にはかなりの高速で飛行していると思われます。とても普通の民間機とは思えません。

長く伸びた胴体の後半部にデルタ翼をもつ機体。
このようなシルエットを持つ機体は、世界中にただ一機種しか知りません。


その正体とはおそらくコイツ。


SR-71。通称は「ブラックバード」。
冷戦時代に開発され、ずば抜けた高速・高空性能で「戦略偵察機」として活躍しました。その特異な性格と性能、独特のスタイルから、フィクション作品への登場も多い機体です。

先ほどの画面と実機の画像をぼかしたものとを比較したのがこちら。

映画の『機動警察パトレイバー2』でもこんなことやってたな…。
この2つの画像は撮影角度に違いがあり、実機の画像は機体上面からのアングルなので、エンジンカウルや垂直尾翼が目立ちますが、機体下方からのアングルならば、画面のものと大体同じように映るはず。

なぜまたこんな機体が見滝原上空に?…と思われますが、やっぱりほむらが持ち込んだということになるんでしょうね。結局。

ここで思い出されるのが、まどマギのテレビ版の初期案では、「ワルプルギスの夜」との戦闘の中で、ほむらが「戦闘機」に乗ってワルプルギスの夜に突っ込むプランがあったというものです。
しかし、実際には演出上の都合など諸々の事情でタンクローリーでの特攻へと変更になったということです。
ワルプルギスに直上からぶっつけるための切り札として、ほむらがかつて用意していたことのあるSR-71を「叛逆」の見滝原に持ってきてしまった……と考えても不思議はありません。

直上からSR-71で突入するシチュエーションといえば、アニメファンがまず思いつくのは当然『HELLSING』でしょう。
そこでHELLSING OVA 第4巻に登場したSR-71とも比較。

左・叛逆の物語、右・HELLSING OVA。

HELLSINGでSR-71と対決することになるのは魔女ではないけど魔弾の射手で、しかもマスケットの使い手とくれば、どう見ても?ほむらの敵です。

やはり「ほむらが対ワルプルギスの夜戦に用意していた航空機」とは、SR-71ではないでしょうか。

もしもほむらが実際に対ワルプル戦にSR-71を投入していたとしたら…

ワル使い魔A:「レーダーに感あり。接近中!…これは!?速力マッハ2.8、高度85000!!」
ワル使い魔B:「85000だと!?バカな!」
ワル使い魔C:「偵察機だ。SR-71…」
ワルプルギスの夜:「アイツ(ほむら)が来るわァァ!!」

狂気の!代弁者が!やってくるッ!

やべえほむほむかっこいい。
MP40やMG42の件といい、「実はほむらはHELLSINGが大好き説」を推したい。



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(通常版) [Blu-ray]
アニプレックス


HELLSING IV〈通常版〉 [DVD]
ジェネオン エンタテインメント


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。