スポイチ編集長日誌

最近はGTAオンラインの攻略ばっかりです。
日付そのままで修正・追記したりします。

ヨコイチとは、M塾人脈がポストを得るための踏み台である

2008年01月21日 | 大学・改革
「大物が年末に辞意表明か!?」って、なんだよこっちか…。がっかり(謎)。

しかしッ!なぜいつも予想のはるか斜め上に行ってしまうのかッ!?

さすがヨコイチ!俺たちに出来ない事を平然とやってのける!そこに痺れる!憧れるゥ!

「教員全員隠れFAなんて嘘っぱち!T新聞に抗議しちゃる!」とか威勢良く言ってたクセに、
よりによって”改革派”のフラッグシップたる外人学長が真っ先にFA移籍決定しました!という、実に市大改めC.C.横市らしいオチがついたということでFA?

いやー、残された人々のボーゼンっぷりとか富永恭次や仙石秀久の敵前逃亡とダブるな。

まあ、彼に限らず以前にも部長クラスの管理職を務めていながら、”私学の雄”の講師職のほうを優先させてたヒトも居たくらいなので、そんなフザケた「幹部」を輩出していたような学部が、”改革”の名の下にボロボロとあっけなく崩壊して消滅したのも当然だったのかもしれません。

でも、今回の逃亡劇では、今の”正しいヨコイチの利用法”を示してくれたと言えるかも。
つまり、とりあえず無名のヒトでも、M塾人脈とか市長とかナンちゃんにおべっか使って密室闇人事でヨコイチに潜りこんでおいて、研究実績ではなくて大学自治潰しとか教員全員任期制とかでの政治的”実績”をアピールして”勇名”を売り、知名度のある私大とかにさっさとFA移籍して、後の事はシラネーヨという、ある意味現代のアメリカ的とも言える理想的な身の処し方を示してくれたと言えるのではないだろうか。

”改革”以前には絶対に不可能だった、「M塾人脈を使ってヨコイチに潜り込み、ヨコイチを実績作り・売名のための踏み台として使い、知名度のある別の職場(大学)への移籍の手土産とするという、普通の研究者には真似の出来ないキャリアパス(笑)」が描かれたことにより、今後は学問とは無縁の元官僚とか元議員とか元企業役員とか元市長とかヤメ官コンサルとかが、ヨコイチをポストゲットのとっかかり・踏み台にしようとゾロゾロ押し寄せて来そうだなあ…って、もうとっくに来てたか。

もはや、よほどの若手とか官僚出身者とかM塾出とかの実績ナシナシレベルのヒト以外で、こんなとこへノコノコ来るのはホンマモンの”情報弱者”だな。いや、教員はFA出来るからまだいい。逃げ場の無い学生はどうなる?中退再受験をしても、院を使った学歴ロンダをしても、若い時の数年が確実に失われることになる。

よ~く考えよ~♪お金(と若い内の時間と何だかんだで一生ついて回る学歴)は大事だよ~♪


[追記]
一応、以下に報道ならびに公式コメント。

「申し訳ない」横浜市立大学ブルース学長辞任
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080118-00000021-san-l14


ストロナク学長辞任へ/横浜市大
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiijan0801284/


横浜市立大学学長が辞任を表明しました!(公式)
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/070117.html


学長が辞任表明――横浜市大新聞 ニュースブログ
http://blog.livedoor.jp/ycu_press/archives/2008-01.html#20080119


2 コメント

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立ち上がれ (gonn)
2008-01-22 08:22:41
初めてコメントします。いつも含蓄のある文書、楽しみにして読んでいます。反骨精神や社会への意見とても良くわかります。
さて、この度の学長の辞任は、今の横市にとってとても象徴的な出来事ですね。任期途中での、しかも個人的理由による辞任。受験シーズン真っ只中でこの状況を知った受験生は市大を選ぶでしょうか?こんなことをしていれば、本当に市大は潰れるか凋落しますね。
だいたい、辞任のタイミングすら自分勝手。市大の学長を捨てて行く先が、学長とは名ばかりの、いち日本分校の部門長です。一体市大とはどんな大学なのでしょうか?どこまで市大を蔑めば気が済むのでしょうか?これだけ、現役学生が馬鹿にされて、君たちは黙っていられるのですか?大学は学生のためにあるものです。何の事前説明も無いままに学生不在で物事が決まることが、今後も続いていいのですか?是非、立ち上がってください。外部から見ていてもとても市大はおかしいです。卒業生として悲しくなります。私が市大生だった頃は、市大もそれなりに存在感がありましたよ。学生が声をあげることができる雰囲気でした。
このたび、大学が発表した学長辞職のコメントでは、何もわかりませんし、単に学生や教員が馬鹿にされているだけだと思います。「残念なお知らせ」であれば残念なことをしなければいいのだし、自分の身勝手で他大学に転出したいから、任期途中で辞めさせてくれなど、言語道断ではないでしょうか?こんなアホな学長を連れてきた市長の責任を問うとともに、こんな理由で辞任を受理した理事長や市長の説明を求めるべきですし、責任を追及すべきです。是非、学生のための大学を取り戻すために行動してください。声をあげてください。現役学生に期待しています。頑張れ!
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出て行くが勝ち、ということなのでしょう (スポーツ市大)
2008-01-22 23:48:08
>gonnさん
コメントありがとうございます。

今回の学長辞任劇では、任期途中で職を放り出すのですから、今の一般的な見方からは確かに「無責任」ということになるのでしょう。
が、「少しでも今より良い」口があれば即移籍してしまうアメリカ型?の労働市場的な行動を実践しただけという意識なのかもしれません。
ですが、日本全体ではこんな大学はまだ少数(というか、ヨコイチだけ?)なので、やっぱり今後の受験生の志願動向に響いてくるでしょうね。

加えてヨコイチの学長よりも「テンプル大の日本分校長」のほうが”良い”と判断したということになるでしょうから、
普通に考えて「じゃあ市大って一体何なの?」という感想を一般からは持たれると思います。

あるいは学長もまた、あまりの市役人のダメっぷりに嫌気がさして脱出しただけかもしれません。
そうなると市長その他の取り巻きのメンツは丸潰れですから、今後の市長や理事連の反応ぶりが、判断するヒントにはなるでしょう。
もっとも、彼らもまた、もはや「市大の将来」とか「大学の価値」という枠組みでは物事を捉えていない気がしますね。
というのは、今のヨコイチは、端的に言えば「市長が手下にポストを分け与えるための猟場」に過ぎませんから、その内実がどうなろうと知ったこっちゃない。いわんや一般の教員や学生、受験生のことも然りです。

こんなことを書きたくはありませんが、もはや公立大学自体が「持続不可能なビジネスモデル」であって、日々「長持ちゲーム」「爆弾リレー」をやっているようなものなので、よほどの用事が無ければ関わらないことです。
それでも関わらなければならない人たちが今後気をつけなければならないのは、学長の辞任によって、これまでに学長との間の交渉によって取り交わされた事項がすべて「振り出しに戻る」状態になってしまうことです。
そして、約束されたはずのことが、いつの間にか「白紙」「反故」にされてしまうことです。
誰が次期学長に任命されるにせよ、これまで学長との間で合意された事項は引き継がれるという確認ぐらいはしておいたほうがいいかもしれません。何しろ、「それは前任者の時の話だから俺知らないもーん」なんてことは前例がありますから。
本当は、この機会に”改革”によって強行されてきた変な方針を一度白紙に戻させるべきでしょうが、ここまで中枢を押さえられていては難しいでしょう。
イエスマン(勝手に教員や学生の代表ヅラをして、自分たちだけに有利な密約を結んで全体の権利を売り渡す連中)の動向に目を配っておくだけで精一杯かもしれません。

とりあえず何事も「上へならえ」で、ヨコイチを自分のキャリアの踏み台・腰掛けとしか考えない、後の学生のことなど知らん、という人は確実に増えるでしょう。
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