たとえば模型道楽

1/24 フォード GT40,GT40 Mk.2

フジミのフォードGT40、2台。古いキットだが、実車への愛が感じられる出来だし、他には無いはず。車高が40インチなのでGT40。何とも味気ないが、アメリカらしくてよろしい。恰好良いね、この姿。

しかし、これも隅から隅まで難しかった。昔、野村さんの作品 (https://www.swash-design2.com/books) を身近に見る機会が有ったせいも有る。いわゆる、眼高手低のあがき。もっともあっちはプロだから、真似しようとしても、どだい無理なのだがね。

黒い方が、GT Mk.2,66年ルマン優勝。ガルフブルーが、GT40,68年ルマン、順位は知らない。多分リタイア?もう少しまじめに調べろよ。何はともあれ、完成させると良い雰囲気になり、これだから模型道楽は止められない。今時の模型と違って見えない所再現してないのが、潔くて嬉しかったのも有る。値段も今時では考えられないほど安く、2台買ってもカミさんの顔がよぎるような事は無かった。ちなみに、黒の2番のデカールが一番高かった。

例によってデカールが無くて2台共棚に上げていたが、映画のおかげでMk.2のそれ(Syunko)が再販になっていたので再開。黒に手を付けたら水色も気になって同時に手を付けた。こっちはデカールが無かったのでオレンジとゼッケン白丸は塗った。68年優勝の9番が人気なのだが鼻先の塗り分けが難しいので、塗り易い10番に。ガルフブルーとオレンジは調色。ブルーは微妙な色で難しかった。後、フジミが偉いのはカーナンバーが3台分入っていること。助かったぞ。

扱い難いウレタンとかは使いたくないし、研ぎ出しも勘弁して欲しい方なのでクリア吹きっぱなしで。最後にシンナーを吹くと随分綺麗になるのだが、でこぼこした所等うまく回らない場所、図らずも飛んでしまった場所等は思惑通り行かない。そこは、まー、いいかで済ませた。重宝したのはハイグレード模型用セメダイン。水性で塗料を痛めない、適度な粘度、糸を引かない、結構丈夫で使い易かった。ドアノブとかヒンジの色分けはハセガワのミラーフィニッシュを貼った。塗るより楽。

久しぶりの自動車連作、試行錯誤ばかりでくたびれたが楽しめた。綺麗な模型は出来ると嬉しい。

コメント一覧

辻堂ジップ
黒猫2号さん、お早うございます。
正に、心象風景ですね、60年代のレースカーたち。疎いのは私も同じで、形と色がビビッと来て作り始めましたが、実はただのGT40(水色)の方が古いと思っておりました。黒が完成して、初めて1冊だけ持っていた本を真面目に読んでだら逆だった事が判りました。お尻の辺りのボリュームが全然違うのに気付いたのも2台並べて見て、やっと。その程度の知識でも、こいつら恰好良いので楽しめました。
黒猫2号
おはようございます、辻堂ジップ様
フォードGT40、ダブル完成おめでとうございます(^^)
見ると欲しくなる作りたくなるような、カッコいい作品です
ガルフブルーのGT40Mk.2の作例を、あまり見かけないのは
私がこっちの方面に疎いせいだからでしょうか(^^;
この時代のレーシングカーが一番、心象に合うような気がします(^^;。
辻堂ジップ
クラキンさん、ありがとうございます。私もフォードGTが好きで、クラキンさんが作られたのを見て、やっぱり良いなーと思っていました。残念ながらその頃はデカールが見つからず棚上げとなり、ようやく物に出来ました。
しかし、5台は筋金入りのファンですね。
つい、その気になってフジミのフェラーリP330を捜しましたが、昨今の模型事情、見事に売り切れでした。
クラキン
GT402台同時完成おめでとうございます。
ボディの艶、細部の仕上がり共に素晴らしいです。
GT40は私が子供の頃(66年のル・マン優勝、日本ではスロットレーシングが流行ったころ)から一番好きなレーシングカーです。(二番目はホンダのRA272)
66年の1・2・3フィニッシュの3台、68年の6号車、69年の9号車の5台を全部フジミのこのキットで作りました。
文句なしにカッコイイ車です。
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