あれこれ車を作って見て、窓枠の塗装がなにより面倒かつ,リスキーで、今時何とかならんかと調べてら、有りました、窓枠メッキ部品キット。タミヤからはフェアレディ240Z、そしてアオシマからはこれだった。
多分タミヤの方がなにかと楽出来そうだったが、2000GTって実物も見た事無いしで、これを試しに購入。
メーカーの完成写真を見るに、なんか腰高な印象。しからばと、1mm程車高を下げてみたが、前の方はまだ落ち着かない印象。他にも理由が有るのかもしれない。このキットはサスペンション込みのアクスルをシャーシにはめ込む構造なので、比較的楽に下げられた。
モールドは綺麗、組精度も上等で窓と窓枠は何の心配も無く組める。ちょっと、ダボの合いがキツイので注意した方が良いか。
車好きの知人によれば「あの窓枠太い。」、確かに繊細な出来にはならないが、小ぎれいに出来るし、手間暇考えればこれは有りだと思う。窓枠のこばも黒く塗ると大分見た目は良くなる。組説のフリガナからもタミヤとは違うアプローチで作り易さを考えているメーカーように感じた。
流線形の車体にフェンダーミラーが時代を感じさせる。そう言えば砲弾型ミラーは300SLに既に付いていたのか、と感心出来るのも模型を作ったからこそ。恥ずかしながら、2000GT の前期と後期で形が違う事、全く知らなかった。随分顔つきが違うのに驚いた。有名なボンドカーは前期型のはず。