つい買ってしまった、サニートラック。浮世離れした車ばかり作っているのでちょっと切なくなったのかもしれない。後、使いそうもないオーバーフェンダーを入れた大幅値上げ版に入れ替わりそうだったのもある。
ハセガワらしく妙に凝ったラインアップで前期型と後期型が出ていて、これは後期型だそうな。キットの出来は大変良いのだが、ハセガワらしい妙に凝った構成で作っていて疲れた。正確、精密な指示なんだがどうやれば塗るのか困る塗装指示が散りばめられている組説も疲れる原因。真面目なモデラーはきっと悶絶するはずだが、私は「ケッやってられっか。」で済ました。
組説と言えば、椅子の取り付けの際、ロワーボディーの想像線から背もたれがはみ出すと、この後組めないから気を付けろ、なんて書いて有って、ハセガワの詰めの甘さには慣れてきたはずなのだが、さすがにあきれた。重箱の隅みたいな所に凝るより、こういう所は手成りで組めるように設計時に何とかしとけよ、ハセガワさん。
トラックは初めてなので塗る順番とか悩みながら、とりあえず完成。車体は「白」が指定なのだが当時のカタログから「青」を選んだ。模型造りには便利な時代、こんな古い車のカタログがカラーで見られる。
商用車なのでとりあえず、残り物のタイヤメーカーロゴを荷台に貼ったら、これが意外にアクセントになって、ほくそ笑む。こういう模型も面白い。