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Freedom

Personal ZINE

偶然を楽しむ

2018-08-26 22:40:29 | モノについて
私は運に任せて行動することがよくある。


散策するときなどは特に気まぐれで行動する。
あそこの商店街のたこ焼が美味しかったので食べに行こう。ついでにブラブラ散策もしよう、と出掛ける。
商店街まで自転車で向かっているといつもの道と別の道がとても魅力的に移る。何だろう、何かあるわけではないが何かありそうだ。よし行ってみよう。そう思い横道に逸れる。あれ、勘が外れたなぁ。何も無かった。じゃあ戻ろうか。自転車をもと来た方向に戻したが道がわからない。ありゃま、どうしようと携帯で道を調べルートを発見する。それに従って進んでいると、変わった公園を見つける。これといって特別な遊具があったり、広さがあったりするわけではないがいい具合のベンチにGoodな日の当たり方、風も気持ちよく抜けている。おまけに目の前でたこ焼が売っているじゃないか。よし今日はここに決めた。
そうして公園前のたこ焼屋のたこ焼をベンチで鳩や雀を眺めながら食べる。家で作るのとは何でこうも違うのだろうなどと考えていると、どこからともなく野良猫がやって来てちょんと私の隣に座る。これぞ猫撫声という鳴き声でねだる。だが、彼彼女が食べられるかわからないので申し訳ないが無視しているとスルッとベンチから降りて路地の方に消えていった。愛ゆえの厳しさ。少し寂しくなりながら、食べ終えたプラケースをゴミ箱に捨てる。よし帰ろうかと軽く背伸びして再び自転車にまたがり家路に着く。

この感じが何とも言えず好きだ。特別なことは一切起こっていない。なのに心が満たされ癒される。この日は私にとって最高な一日の一つだ。こういうことは季節が変わるごとにやっているが今回の話は冬の話。12月初旬のまだ年末ムードに入りきらない、冬をしっかりと実感している時分だ。こんな日をお気に入りの服で過ごせたら、最高中の最高。今年はこのスカーフを巻いて過ごそう。




どうして買ってしまうのだろう?

2018-08-24 23:11:44 | モノについて

私は昭和の音楽、特に80年代のシティポップやその周辺が好きだ。



大瀧詠一、山下達郎、大貫妙子に中原めいこなど色々聴いている。
どういうところがいいのかと問われると、何となくとしか言いようがない。別にそれで問題ないと思っている。時代背景や音楽学的知識は気が向いたら調べる。そこで新たな曲の解釈を獲得し、新鮮な気持ちでその曲に再度向かい合う。こういう風にスルメイカの如く何度も咀嚼し味わって曲を楽しむのが私のスタイルだ。

という訳で、私はこのアーティストが好きだといってもアルバムを網羅していたり、音楽以外の活動まで把握しているといったことはない。それどころか、数曲しか知らないというのがざらだ。スルメは何杯も食べるものではない。一杯をイカに味わうかが面白いのだ。

そういったなかで、私が最近足を踏み入れようかと考えているのがレコードだ。このストリーミング時代に何をいっているのだと思うが、このレコードで聴くという行為自体に非常に興味を持っている。当時の曲を当時の方法で味わえば、また新たな体験として自分の好きな曲を楽しめるのではないかとわくわくしている。





どんなものにでも馴染むものはない

2018-08-22 23:19:57 | モノについて
私は服を嗜むことを趣味としている。

毎日服のことを考え、自分なりのスタイルを確立するために試行錯誤している。だが、やはり自分1人で考えられることは限られている。まして専門教育を受けたわけではない私は尚更だ。
そこで、日々情報収集に明けくれている。もっぱら使用するのはスマートフォンだ。SNSやインターネットの発展により、膨大な情報をこの手のひらサイズのデバイス1つで簡単に閲覧出来るようになった。多くの選択肢から自分好みのものを選択できるので非常に便利である。
そんな中でよく見るのが、「どんなスタイルにもマッチし」とか「合わせる服を選ばない」といった汎用性の高さを押し出す売り文句だ。確かに、所謂王道のデニムであったり、ブラックやブラウンといったベーシックなカラーで取り入れやすそうなバッグであったりする。しかし、それらはあるスタイルにおいて高い汎用性を示すのであって、別のスタイルにおいては取り入れることさえ困難なものであったりする。
ステッチの色がイエローでアメカジスタイルには馴染むがモードに着こなすには邪魔だなぁとか、色は使いやすいが素材がポリエステルでカントリーなスタイルには取り入れにくいなぁといったことは往々にしてある。
つまり、どんなものにでも馴染むものはないのだ。自分のスタイルを意識した上で取り入れる必要がある。
そんなことは当たり前だと思うかもしれないが、案外この言葉に引っ掛かって後悔することがあるので改めて記す。

その上で、今回「どんなスタイルにもマッチし」「合わせる服を選ばない」ベルトを購入した。



SOAK IN WATERのStandard Belt
きっと私の毎日に無くてはならないアイテムになっているでしょう。