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ベトナム・ホーチミンへの旅③ クチトンネルとメコンクルーズ

2024-08-16 06:39:43 | 旅行
今日はクチトンネルとメコン川クルーズで7:30に出発です。

ホーチミンは今は雨季だそうですが今日も良く晴れています。滞在中晴天なのがありがたい。


朝のホーチミン、バイクの多さに圧倒されます。
ベトナム人ガイドさんによると、ベトナムでは他の物に比べて車はとても高いのでお金がある人しか買えないそうです。そして車を持つとドライバーを雇うんだとか。

そうだろうなぁ。ホーチミンで車を運転するには日本の数倍のエネルギーが必要だろうな・・

車窓の風景が都会から農村になり、1時間45分くらいでクチトンネルに到着。
このトンネルは、ベトナム戦争時に反米の組織(南ベトナム解放民族戦線/略してベトコン)が掘った、総長200キロの地下トンネルです。

間口がめちゃ小さいけれどそれもそのはず。
体が大きなアメリカ人が入れないようにあえて小さくしたんだとか。息子がトライしました。




観光客向けに出入口を広げたトンネルもありこちらはみんなで入ってみます。ひとつのトンネルですが長さは何種類かあって好きな長さを選べます。
私は最短の20m、他の3人は最長の100mを歩きます。


中腰でないと進むことができません。
暑いし暗い。
20mしか歩いていない私が言うのもおこがましいのですが、過酷な環境だったのがよく分かります。

また、圧倒的な軍事力を持つアメリカに対峙ために様々な武器を手作りしていたようで、種々のわなが展示されていました。






見学が終わり、当時の食料だったという蒸したキャッサバ芋を頂きます。
さっぱりしたさつまいものようなお味と触感。試食だけなら美味しいけど来る日も来る日もこればかり食べていたら飽きるでしょうね。


キャッサバ芋は木の根の部分だそうで、笹の葉のような葉っぱはお茶にして飲むそうです。
こちらがキャッサバ。


さて、クチを後にしてミトーに向かいます。


今回の旅で驚いたことナンバーワン。
田んぼの真ん中にお墓があるのです。


当たり前のように田んぼの真ん中にお墓。

ガイドさんによると、ベトナムのお墓はひとりにつきひとつで基本は土葬。田舎では自分の家の庭にもお墓を作る人もいるそうです。それにより、自分たちを守ってくれると考えるとか。
※ホーチミンではそのような事は出来ないそうです。

ミトーに近づきベトナム料理の昼食です。



風船餅。
スタッフの方がはさみで切ってくれました。

象耳魚の唐揚げ。
白身の川魚。
これをライスペーパーで巻いてレタスや春雨と一緒に食べます。


米粉のヌードルスープ。
割とこってりしたお味でした。


魚のすり身の揚げ物。
串がレモングラスでいい香りがしました。
私はこれがいちばん気に入りました。


スイカジュース。

他にチャーハンと豚の串焼き、デザートにスイカとパイナップルがありました。
お腹いっぱい。ごちそうさまでした。

車で船着き場に来ました。
ここから麒麟島という、手漕ぎボートが体験できる島に渡ります。






この辺りの川幅は2kmあり、その中に人が住んでいる4つの島があるそうで、島の名前はそれぞれ

・麒麟
・鳳凰
・亀
・龍

との事。四神獣と麒麟を島の名前につけるあたり、ベトナムは中国文化の影響がとても強いんだと改めて感じます。



麒麟島に入ってすぐにミツバチおばさんが!


ミツバチなので刺さないらしいけど蜂がたくさんブンブンしてるとさすがに緊張します。


はちみつ入りのお茶を頂きます。
ローヤルゼリーとはちみつを勧められて夫がハチミツを買いました。


島の中をゆるゆると歩きます。
ココナツ、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ、龍眼、バナナなど色々な木がありました。

ココナツキャンディーの手作りを見学したり無形文化財だという歌を聞いて、待ちに待った手漕ぎボート乗船です。



下手に動くとひっくり返りそうです。


漕いでいる人はこの島の住民で、アルバイトでやっているそうですが、狭い川を順調に進んで行きます。


10分くらい(たぶん)の貴重な体験でした。

船着き場に戻るボートでココナツジュースを頂きました。



このジュースに限らず他の場所で頂くフルーツやドリンクもそうですが、こちらではほぼ常温で出されるので日本の感覚だと生ぬるいのですが、ベトナムでは常温が当たり前なのでしょう。身体を冷やさないという点では良いですね。

この後、ホーチミンへの帰りの車では爆睡しました。

天気も良く色々な体験が出来て有意義な一日でした。










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