カプリ島から船でナポリへ。
港近くからバスに乗り換えてナポリ国際空港へ。
楽しかった南イタリア、さようなら~!!
次は飛行機で1時間10分の北イタリア、ヴェローナへ。
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ヴェローナは野外オペラ・フェスティバル『アレーナ・ディ・ヴェローナArena di Verona』や、ロミオとジュリエットの舞台として有名なのだそうです。
主人がオペラを観てみたいというので、ここは初めから来るつもりでいた場所です。二人ともオペラは初めて。
とりあえず、主人がインターネットであらすじを読んで朝食の時に教えてくれました。
観る演目はアイーダです。
VIP席ではないし、野外なのでわりとラフな格好でOKらしいです。
シラクーサのギリシャ劇場Teatro Grecoで古代劇を観てたので、ちょっと野外劇場の雰囲気は体験済み。
「うん、多分、私達の席なら着飾ると却って浮きそうだ。」トップスだけちょっと華やかなのを着て、大きめのネックレスを付けてみました。
ホテルでは、予約制で送迎サービスをしており、19:45発の観光バスでarena近くへ移動。到着するとたくさんの似たような観光バスが着いていました。
「帰りにこのバス見つけられなかったらどうしよう。」と不安に。
運転手さんに「帰りもあなたが来る?あなたね?」と念押しして私の顔も売り、バスの色とナンバープレートを覚え、歩きだしました。
まだちょっと早いのでarena近くで軽く食べて、21:15-24:30のオペラに行きました。
オペラの良し悪しは、わからなかったのですが、面白かったです。
「ピラミッドのセットがすごいなー。」とか、「衣装の色がいいなぁ、オーケストラの演奏が美しいなぁ。」とか思ってました。
あと、幕間に立ち歩けるので1階の赤い絨毯の席に行ってみたり、シャンパンを売ってるところに行ってみたり。雰囲気を楽しんできました。
(写真は開演前。ピラミッドのセットは後で回るし、ライトアップするといい感じになる。)
大変だったのはイスキア島ぶりの風邪。
ぶりかえしてしまい、喉にきていたので咳が出てしまうことが大変心配でした。
のど飴を一箱持ち込んで、しずーかになめ続けるのが苦痛でしたが、幸い一番端の席だったので、手の動きが他の人の気に触ることはなかったと思うので助かりました。
咳も一度もしないでいられたので、安堵しました。
閉演20分後に、バスは出発の予定でした。やっぱりナンバープレートは覚えておいて良かったです。さらにすごい数のバスが停まってました。
無事、あの運転手さんとにっこり見合い、帰れました。