アロマセラピー&ヘルシーな生活

2005年11月1日、ついにアロマコーディネーターになりました。
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尿路結石について~コラム~

2012-09-10 07:02:12 | 健康管理・健康情報
先日は、尿路結石の痛みに悶絶しておりました。


まず、尿路結石とは、

尿路(=腎臓+尿管+膀胱+尿道のいずれか)にできる結石



尿路結石の痛みは、

病気で感じる痛みのうちの3本の指に入る痛み

だと言われています。



そんな尿路結石にはいくつか種類が有って、

私の場合は、いくつか有るうちの1つ、

蓚酸(シュウ酸)カルシウム結石を患っています。



まず尿路結石の原因は、

①遺伝・体質によるもの

②運動不足

③水分・カルシウム摂取不足

④食生活習慣

⑤ストレス

です。



私の場合、原因は①と④と⑤だと考えています。


さて、③のカルシウムはどんな働きをするのか?

それは、結石の悪玉であるシュウ酸が腸で吸収されるのを防ぐ役割を持っています。

腸管内でカルシウムはシュウ酸と結合し便と一緒に出ていきます。



③の水分摂取効果は結石の成分が結晶化して大きくなる前に自然排出をするよう促す為であり、

また尿が濃くなり結晶化しやすい環境になるのを防ぐ為でもあります。



④の食生活ですが、

これが非常に難しく、シュウ酸摂取を避けようとしても不可能に近い。

微量な分も含めて見ていくと、

じつは野菜にも肉にもお菓子にも含まれているのです。

ただ、有名なものは灰汁(アク)がよく出るもの。


例えば、タケノコやホウレン草は避けるよう言われます。

つまり、灰汁=シュウ酸と言ってもいいのです。

どうしても食べたい場合は湯通しまたは湯掻いて

灰汁を出してから食べる。

すると、シュウ酸の量がかなり減るわけです。


その代わり、

ビタミンCなどの水溶性ビタミンなどは減ってしまいます。



さらに、牛乳やチーズなどカルシウムを多く含む食材と

一緒に食べるとシュウ酸を吸収しにくくなります。



さらに、クエン酸を含む食材…

例えば梅、レモン、酢などを食べると

血中、尿中のPH値の調整に一役買い、

結石が出きにくくなります。



あと気を付けたいのが、

脂っこい料理や刺激物、アルコールの摂取です。



アルコールは利尿作用が有り、有用に見えますが、

アルコールを代謝する際に

体の水分を使って成分分解作業を行う為、

脱水状態を招くのです。

アルコール摂取すると口渇感が有ったり、

水分摂取すると二日酔いが無くなるといった話はそこから。

水分が必要な者にとって

大変な環境に身を置くことになってしまいます。



食生活は毎日のことなので、

尿路結石も生活習慣病と言っても過言ではないと思います。

男性の病気と言われますが、

食生活の変化に伴い、

女性でも羅患しやすくなっています。


最後に、

痛みが発生する場所。

尿管に結石が有る時、

腰、背中(肩甲骨の横まで)、脾臓周辺、みぞ落ち周辺、膀胱上部、

など、関連痛が結構広い。

その為、息苦しさも有ります。


私含め、皆さん気を付けましょう!


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