今週から東京・京都・小倉の3場開催。
土曜日は3場で馬連万馬券が6本と大荒れの様相を呈している。
重賞は2つ。東京で根岸S・京都では京都牝馬S。
根岸Sと言えば印象深いのがフジノマッケンオー。
かつてオープン特別で行われていた根岸Sが重賞になった最初の年の勝ち馬。
父ブレイヴエストローマンながらクラッシックでも差の無い競馬をし、芝、ダート問わずに重賞を3勝。息の長い活躍をした名馬だった。
ちなみに母ドミナスローズは、本日京都で行われる京都牝馬S(当時は京都牝馬特別)の1986年の勝ち馬。
そして、その京都牝馬Sで一番印象に残っているのは、何と言ってもハギノトップレディを母に持つ、華麗なる一族出身のダイイチルビー。
1991年のこのレースで重賞初制覇をすると、同年の安田記念、スプリンターズSを制し、最優秀スプリンターに選出された名牝。
安田記念に至っては、ダイタクヘリオス、バンブーメモリーなどを降している。
並み居る強豪馬を相手に一歩もヒケをとらない、最強のお嬢様だった。
今年の両レースも名馬誕生の序章となるだろうか。
東京メイン 根岸S
フェブラリーSに向けて有力馬が揃った今回。
現時点(11時現在)の1番人気は貫禄でメイショウボーラー。斤量59キロ。
そもそも、ダートの名馬は多少の斤量では動じない馬が多い。59キロだろうが60キロだろうが強い馬は勝つ。と言うのがダートの名馬。
メイショウボーラーの場合、確かにダートは強いのだが名馬と言う感じはあまりしない。さらに、今回はトウショウギアやシルヴァーゼット、アグネスジェダイなど同型が多い点でも軽視したい。
そこで、まず1番目に挙げたいのは
6枠12番 タイキエニグマ
ここ3走の内容が実に力強い。まさにダート馬と言わんばかりの、力でねじ伏せる競馬。距離が少し短い気もするが、血統的には短い所もOK。
2番手は
4枠7番 リミットレスビット
前走は、正直言ってあれほどダートで走れるとは思っていなかった。
折り合いに不安があるらしいが、今回のメンバーなら流れが遅くなることは無さそうなので再度期待。
次に
5枠9番 マイティスプリング
500万条件から3連勝で勢いに乗っての重賞初挑戦。1400mまでなら、このメンバーでもヒケをとらなそうなので期待。
さらに
8枠16番 テイエムアクション
昨年は、再三ブルーコンコルドと差の無い競馬をしてきた実力馬。
休み明け2走目で買い時。
人気薄の差し馬
1枠1番 リンガスローレル
休み明けながら東京ダートコース2勝の
7枠13番 ダイワキングコン
ここまでを加えて3連単の2頭軸マルチ。
軸にするのは1番目に名前を挙げた12番と、さすがにここは人気でも外せない
3枠6番 サンライズバッカス。
6、12をじくに1、7、9、13、16の計30点。
京都メイン 京都牝馬S
数々の実力馬の出走で別定戦ながらハンデ戦のような斤量差。
ここを引退レースとしているオースミハルカ59キロはさすがにキツイだろう。
最初に挙げるのは
2枠4番 チアフルスマイル
ここ数戦スムーズな競馬ができていない為、着順は揮わないが実力はある馬。
不利無く運べれば、確実に上位争いできる。
2番目は
5枠10番 ヤマニンシュクル
牝馬限定戦では頭ひとつ抜けている可能性がある。
前々走のエリザベス女王杯では長期休養明けながら「さすが!」と思わせるレース振りだった。今回のマイル戦で大化けするかもしれない。
ただ、詰めの甘さがあり3着が多い点が不安といえば不安。
次に
7枠13番 メイショウオスカル
この馬の姿は同じフジキセキ産駒のオースミコスモとダブる。
牝馬クラシックはトライアルホース→4歳でG3重賞辺りを勝つ→不振に陥る→5歳時に牝馬限定重賞で復活→再び不振に陥る→引退。と、まあこんな感じ。
この辺で買っておくと思わぬ高配当が・・・(笑)
さらに
相変わらず人気にならない
6枠12番 マイネサマンサ
展開が向けばいつでも勝ち負けできそうな
4枠8番 アズマサンダース
最軽量52キロの馬の中から
1枠2番 トーセンハピネス
芝レース初挑戦の
4枠7番 ヴィフォルテ
以上で
馬連4流し
2、7、8、10、12、13への6点と馬連10-13を加えた計7点。
本日の特注馬(馬連の軸にオススメです)
東京9R 4歳上500万条件
2枠4番 アクレイム
府中コースが向きそう。
東京12R 4歳上1000万条件
2枠4番 エフテーコンコルド
もはや理由なんてありません・・・(笑)
京都9R バイオレットS
3枠3番 テンエイヤシャオー
ダートに戻って見直してみては・・・。
京都10R 松籟S
5枠5番 トウカイワイルド
展開が向きそう。
京都12R 4歳上1000万条件
3枠4番 ヤマノサンデーズ
馬体が絞れてさえいれば・・・。
小倉12R 早鞆特別
5枠8番 レイルバード
逃げ粘り。
以上。