メビウスリング

少しの知識と多少の薀蓄
そして大いなる勘で勝負。

東京・京都 開幕週は波乱の予感!

2006年01月29日 12時27分42秒 | 競馬

今週から東京・京都・小倉の3場開催。
土曜日は3場で馬連万馬券が6本と大荒れの様相を呈している。

重賞は2つ。東京で根岸S・京都では京都牝馬S。

根岸Sと言えば印象深いのがフジノマッケンオー。
かつてオープン特別で行われていた根岸Sが重賞になった最初の年の勝ち馬。
父ブレイヴエストローマンながらクラッシックでも差の無い競馬をし、芝、ダート問わずに重賞を3勝。息の長い活躍をした名馬だった。
ちなみに母ドミナスローズは、本日京都で行われる京都牝馬S(当時は京都牝馬特別)の1986年の勝ち馬。

そして、その京都牝馬Sで一番印象に残っているのは、何と言ってもハギノトップレディを母に持つ、華麗なる一族出身のダイイチルビー。
1991年のこのレースで重賞初制覇をすると、同年の安田記念、スプリンターズSを制し、最優秀スプリンターに選出された名牝。
安田記念に至っては、ダイタクヘリオス、バンブーメモリーなどを降している。
並み居る強豪馬を相手に一歩もヒケをとらない、最強のお嬢様だった。

今年の両レースも名馬誕生の序章となるだろうか。


東京メイン 根岸S

フェブラリーSに向けて有力馬が揃った今回。
現時点(11時現在)の1番人気は貫禄でメイショウボーラー。斤量59キロ。
そもそも、ダートの名馬は多少の斤量では動じない馬が多い。59キロだろうが60キロだろうが強い馬は勝つ。と言うのがダートの名馬。
メイショウボーラーの場合、確かにダートは強いのだが名馬と言う感じはあまりしない。さらに、今回はトウショウギアやシルヴァーゼット、アグネスジェダイなど同型が多い点でも軽視したい。

そこで、まず1番目に挙げたいのは
6枠12番 タイキエニグマ
ここ3走の内容が実に力強い。まさにダート馬と言わんばかりの、力でねじ伏せる競馬。距離が少し短い気もするが、血統的には短い所もOK。

2番手は
4枠7番 リミットレスビット
前走は、正直言ってあれほどダートで走れるとは思っていなかった。
折り合いに不安があるらしいが、今回のメンバーなら流れが遅くなることは無さそうなので再度期待。

次に
5枠9番 マイティスプリング
500万条件から3連勝で勢いに乗っての重賞初挑戦。1400mまでなら、このメンバーでもヒケをとらなそうなので期待。

さらに
8枠16番 テイエムアクション
昨年は、再三ブルーコンコルドと差の無い競馬をしてきた実力馬。
休み明け2走目で買い時。


人気薄の差し馬
1枠1番 リンガスローレル

休み明けながら東京ダートコース2勝の
7枠13番 ダイワキングコン

ここまでを加えて3連単の2頭軸マルチ。
軸にするのは1番目に名前を挙げた12番と、さすがにここは人気でも外せない
3枠6番 サンライズバッカス。

6、12をじくに1、7、9、13、16の計30点。




京都メイン 京都牝馬S

数々の実力馬の出走で別定戦ながらハンデ戦のような斤量差。
ここを引退レースとしているオースミハルカ59キロはさすがにキツイだろう。

最初に挙げるのは
2枠4番 チアフルスマイル
ここ数戦スムーズな競馬ができていない為、着順は揮わないが実力はある馬。
不利無く運べれば、確実に上位争いできる。

2番目は
5枠10番 ヤマニンシュクル
牝馬限定戦では頭ひとつ抜けている可能性がある。
前々走のエリザベス女王杯では長期休養明けながら「さすが!」と思わせるレース振りだった。今回のマイル戦で大化けするかもしれない。
ただ、詰めの甘さがあり3着が多い点が不安といえば不安。

次に
7枠13番 メイショウオスカル
この馬の姿は同じフジキセキ産駒のオースミコスモとダブる。
牝馬クラシックはトライアルホース→4歳でG3重賞辺りを勝つ→不振に陥る→5歳時に牝馬限定重賞で復活→再び不振に陥る→引退。と、まあこんな感じ。
この辺で買っておくと思わぬ高配当が・・・(笑)

さらに

相変わらず人気にならない
6枠12番 マイネサマンサ

展開が向けばいつでも勝ち負けできそうな
4枠8番 アズマサンダース

最軽量52キロの馬の中から
1枠2番 トーセンハピネス

芝レース初挑戦の
4枠7番 ヴィフォルテ

以上で
馬連4流し
2、7、8、10、12、13への6点と馬連10-13を加えた計7点。



本日の特注馬(馬連の軸にオススメです)

東京9R 4歳上500万条件
2枠4番 アクレイム
府中コースが向きそう。


東京12R 4歳上1000万条件
2枠4番 エフテーコンコルド
もはや理由なんてありません・・・(笑)


京都9R バイオレットS
3枠3番 テンエイヤシャオー
ダートに戻って見直してみては・・・。


京都10R 松籟S
5枠5番 トウカイワイルド
展開が向きそう。


京都12R 4歳上1000万条件
3枠4番 ヤマノサンデーズ
馬体が絞れてさえいれば・・・。


小倉12R 早鞆特別
5枠8番 レイルバード
逃げ粘り。


以上。


AJCC、平安S その他特注馬!

2006年01月22日 11時21分43秒 | 競馬

先週は久々の予想と言うこともあり、少し欲張りすぎてしまいました。

今週は堅実に予想を・・・と、思ったら昨日の雪。
馬場状態によっては大波乱もありそうです。

やはり馬券は儲けてなんぼ。と言う訳で今週も高配当を狙っていきます。

中山メイン アメリカジョッキーズクラブC

毎年頭数が落ち着くからかそれほど荒れるケースは少ないレース。今回も荒れそうな感じは無いが、無理矢理穴目予想。

まず最初に挙げるのは・・・

4枠4番 フサイチアウステル
巷ではディープ世代はレベルが低いと言われているが、私個人は全く逆の印象を持っている。現4歳世代には先が楽しみな馬が実に多い。この馬もその1頭。

セントライト記念時も菊花賞時も名前を挙げ、その時に述べたようにバリバリのダート血統。しかし、デビュー以来一貫して芝の2000m以上を使われている。
菊花賞も落鉄が無ければ2着は十分にあった筈。
この程度のメンバー相手に躓いて欲しくない。

ただ、個人的には今年の帝王賞辺りを目指して欲しい・・・(笑)


次に挙げるのは・・・
7枠8番 コスモインペリアル
2003年のクラッシック戦線を戦ってきた馬。着順は振るわなかったがレースの印象から条件戦はすぐに卒業できると思っていた。
しかし、あと一歩というレースを繰り返し、ようやく1000万条件を勝ったと思ったら長期休養。復帰2戦目、久しぶりの重賞挑戦で意地を見せて欲しい。

さらに・・・
8枠9番 オペラシチー
ここ数戦は振るわないが、目黒記念勝ちがあるようにメンバー次第では十分勝負になる。このらいのメンバーなら力量上位の筈。

最後に下位人気
1枠1番 ソウゴン
2枠2番 シェイクマイハート
5枠5番 ニシノサブライム
の3頭を加えて馬連フサイチ流し。

1-4、2-4、5-4、4-8、4-9の5点。


京都メイン 平安S

こちらは波乱の予感。怪しそうな馬がゴロゴロいる。
現時点での1番人気はヴァーミリアン。路線をダートに替えて2連勝。もともと能力は高いうえ、いかにもダートが向きそうな血統(兄に東海S勝ちのサカラート)で、上位争い必至だが武豊が信用できないので軽視。

では1頭目。
1枠1番 マイネルボウノット
条件馬の頃は今ひとつ勝ち切れないレースをしていたが、去年の秋以降本格化して4連勝。ようやく馬に実が入ってきた。

次に
7枠14番 ベラージオ
2走前の師走Sでタイキエニグマの首差2着。このタイキエニグマは今年のダート戦線でかなりの活躍をすると予想している馬なので、その馬と差の無い競馬が出来るなら力があると判断。

さらに
武豊→小牧太の乗り替わりがうれしい
2枠4番 ハギノベルテンポ

カネヒキリ世代のナンバー2の座を守れるか
3枠6番 ドンクール

ダートに戻った前走が強い勝ち方だった
8枠15番 ワイルドワンダー

以上5頭、1、4、6、14、15の馬連ボックス計10点



本日の特注馬(馬連の軸にオススメです)

中山9R 菜の花賞
6枠10番 ゴールドオアシス
初めての芝で狙ってみる。アサヒライジングは馬場が合わない様な気が・・・。


中山10R 初茜賞
3枠5番 ベルモントサンダー
ダートの道悪は向く筈。


中山12R 4歳上1000万条件
2枠3番 シベリアンライオン
そろそろ・・・。


京都9R 若菜賞
2枠2番 キクノハヤブサ
バクシンオーの休み明けですから・・・とりあえず。


京都12R 4歳上1000万条件
4枠4番 ヒカリアイ
通用しますよ。この馬。


小倉9R 4歳上500万条件
1枠1番 サクラチェリー
このレースは1、6、10の馬連ボックスなんかどうでしょう。


小倉10R かささぎ賞
8枠14番 シルクゾディアック
外枠がどうかだが、平坦芝1200mの条件自体は合っていると思う。


小倉12R 背振山特別 
1枠1番 ジェネシス
前走ダートで大敗後の芝戻り。あらためて期待。


結局、今週も欲張りよそうになってしまった・・・。


以上。

今年もやります! 京成杯 日経新春杯 その他特注馬

2006年01月14日 20時38分51秒 | 競馬

2006年、最初のブログ更新です。
サボっていたわけではありません。
正月明けは(頭も体も・・・)何かと忙しく、競馬予想まで手がまわりませんでした。その間に早くも今年の重賞は大荒れのようです。
昨年同様、高配当を狙っていきますので、よろしくお願いします。

さて、今週は東で京成杯、西で日経新春杯が行われます。
前者はクラシック戦線へ向けて、後者は天皇賞(春)や宝塚記念に向けて、
どちらもこの春のG1シリーズを占う上での重要なレースになりそうです。

まず、中山11R 京成杯。
メンバー的には小粒な構成。
普通に考えれば5枠5番のジャリスコライトは負けられないでしょう。
ただ、この馬は前走の朝日杯をみると、どうもゼンノロブロイの様なタイプに見える。つまり能力はあるが、今ひとつ詰めが甘く強い競馬を見せたと思うと格下馬にコロッと負けたりする。そんな気がしてならない。

では、最初に名前を挙げるのは・・・
4枠4番 ネヴァブション
前走からの連闘で出走の1勝馬。
能力云々と言うよりも2000mの距離が、この馬には合っていそうな気がする。
うまく立ち回れば十分勝負になる。

次に
1枠1番 マイネルグロリアス
血統的にも成績的にも見るべきところは無い。
が、しかし何となく気になる。前走からブリンカーを外しているのも怪しい。

さらに
7枠8番 スマートバイパー
芝はデビューからの2戦を使って共に着外。
その後、距離の延びたダートで勝ち上がり、芝2000mのこのレースへ。
その分人気は無いが、血統的にはどう考えても芝向き。
距離も短いよりは2000m以上あった方がいいタイプに見えるので、過去の芝成績が悪いのは、距離が足らなかったせいだと考えれば今回は変わる可能性がある。

最後に
6枠7番 ニシノアンサー
今回も楽に逃げられそうなので押さえておく。

以上、1、4、7、8の馬連ボックス6点と
ジャリスコライトを2着と決めて、
馬単1-5、4-5、7-5、8-5を加えた計10点。



京都11R 日経新春杯
こちらは古馬のハンデ戦。
個人的にはダービー2着馬のインティライミのレースに期待しているが、常識的には、休み明けのトップハンデ、古馬との初対戦と不安材料が多く、ここでは買えない。ただ、この先必ず大きいところを勝てる馬なので、今回はそのレースぶりに注目したい。

では、最初に名前を挙げるのは・・・
3枠3番 キョウワスプレンダ
元々能力は高い馬で、長期休養を3戦叩かれそろそろ走り頃。
相手もハンデも手頃、何よりも母馬のキョウワホウセキが大好きだった私としては頑張ってほしい1頭。

次に
5枠6番 トウカイトリック
少し人気になりすぎている感があるが、確実に力をつけている1頭。
恐らく直線に坂の無いコースで力を発揮するタイプだろう。
その意味では京都コースは向くはず。

さらに
6枠8番 ストラタジェム
前走でようやく1000万条件を卒業。
相手なりに走るタイプなので、条件戦を勝つのに手間取っても昇級して即上位にくる可能性がある。
去年のこのレースで3着の実績もあり、能力的には見劣りしない。

最後に2頭
同様のタイプで、なかなか勝ちきれないが相手なりに走ってくる
8枠11番 スウィフトカレント

去年の2着馬で人気の京都2200m&2400mでは常に注意が必要な
1枠1番 マーブルチーフ

以上1、3、6、8、11の馬連ボックス計10点。


本日の特注馬(馬連の軸にオススメ)

中山7R 3歳500万
7枠9番 クラシックスタイル
初ダートを狙い撃ち。


中山9R 東雲賞
8枠10番 アイアムザチャンプ
前走からの連闘。馬体が絞れていれば、まず負けないでしょう。


中山10R ジャニュアリーS
4枠8番 ナリタキセキボーイ
トップハンデは気になるが、休み明け2戦目で条件は絶好。

中山12R 4歳以上1000万
3枠3番 3枠3番 レイズアンドコール
叩き2戦目、減量騎手で一変の可能性あり。


京都9R 紅梅S
6枠12番 デヒアサウンド
この馬は先々必ず走ってきます。先物買い。それにしても人気無さすぎ・・・。


京都10R 雅S
8枠16番 オーガストバイオ
能力的にはジンクライシスと遜色ないはず。別定重量ならいつでも上位争い。



以上。