NiU「鳴滝塾」

産官学民が連携して地域課題の解決策を探ろうと
新見公立大学に設置されています

第17回鳴滝塾

2017-05-20 | ☆定期講座

 5月20日(土)午後2時から新見公立大学学術交流センターに岡山大学地域総合研究センター長で同大学大学院社会文化科学研究科教授の三村聡氏を講師に迎えて、第17回「鳴滝塾」が開かれた。
 三村教授は「高梁川流域の地方創生を考える-新見市森林ボランティア活動からみえる未来-」と題して講演。新見市が策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を基に新見市の現状を分析し、中世から続いている文化、高梁川源流域の森林資源などを紡いで「産官学金労言士の総合力で地域を創生していこう」と呼びかけた=写真

 

 
 この後、小林義明(岡山県議会議員)、水上真一(株式会社アクティブ哲西代表取締役)、多賀紀征(一般社団法人「人杜守」理事長)、公文裕巳(新見公立大・短大学長)の4人をパネリストに、三村教授がコーディネートしてパネルディスカッション「生み出そう新見の新たな活力」が行われた。
 「人口が3万人を切っても、安心して暮らせるのが一番」「新見市の自主財源は3割ない。今後の地方創生は広域的な考えが必要」「情報発信力を高め、癒やしを提供していきたい」「若い世代が林業に目を向けるよう、ボランティアを通じて学生や子供に林業を発信し、新しい一次産業を目指したい」「旧一市四町の壁をどう破るか」「旧四町(現支局)に予算付けを」「新見だからできること、大学があるからできること、課題先進地域にあって〝健康〟が最も大切なキーワード」などと意見が交わされた。
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