NiU「鳴滝塾」

産官学民が連携して地域課題の解決策を探ろうと
新見公立大学に設置されています

第13回鳴滝塾

2017-01-21 | ☆定期講座

 1月21日(土)午後2時から第13回「鳴滝塾」が開かれました。今回は「新見ならではの子育て」をテーマに、福山市立大学教育学部児童教育学科の高月教惠教授が特別講演「地域ではぐくむ子育て構想」を行い、その後、高月教授、市立新見中央認定こども園の植田律子園長、市福祉部こども課の田中隆博課長、新見公立短期大学幼児教育学科の住本克彦学科長をパネリストに、当カレッジの公文裕巳代表(学長)の司会で「新構想に基づく大学と幼稚園、保育所、認定こども園の連携」についてシンポジウムを開きました。
 高月教授は「幼児期から保育施設などで社会性を養い、地域ぐるみで子育てを行うことの大切さ」について話され、「人口3万人の新見市は子育てがしやすい環境にあり、大学と幼稚園・保育所・認定こども園が連携し、大学を拠点とした地域一体型保育システムを構築する必要がある」と説かれました。

 
    約200人が集まり、開会挨拶に立つ公文裕巳代表(学長)と池田一二三新見市長
    (向かって左隣)=写真左、新見ならではの子育てを語る高月教惠教授=写真右

 
 シンポジウムは、高月教授の講演をふまえて行われ、保育施設教員の資質向上には大学との連携交流が欠かせず、カリキュラムのゆとりを与え、学生がさらに高度な能力を身につけるためには本学幼児教育学科の4年制移行が緊急の課題―などと提唱されました。

 
     大学と幼稚園、保育所、認定こども園の連携について語り合ったシンポジウム
この記事についてブログを書く
« たまがき塾13 | トップ | たまがき塾14 »