池田 悟≪作曲家≫のArabesque

・・・深くしなやかに・・・(音源リンクしてます)

現音総会&懇親会

2007-05-20 | 作曲/全般

日本現代音楽協会の総会に出席した。場所は上野の東京文化会館の楽屋口から入る、4階の中会議室。
総会と言っても会員の大半は委任状を出すだけで、実際に出席するのは会員総数226名中、20数名。僕自身出席するのは今年で2度目。
3月に「吹楽」でお世話になったので、その後の懇親会にも出席することにした。

前回、4年前に出席した時は会則の改訂という事案があり、作曲家なのに、弁護士並みに条文作成に長けた方がおられ、驚いた。
会議の進行も、発言は必ず議長の許可を得てから、という上下関係全く無しの民主的、かつてきぱきと効率の良い進め方で、現代音楽の作曲家なのに、大学の先生も多いのに、ルールをきちんと守っているのが面白かった。
今回は前回のような、文章の言い回しを巡っての白熱した討論などは無かったが、会計担当理事の説明が立派で、複雑な収支の羅列を、前年比にも触れながら簡潔に分かり易く説明し、まるで公認会計士のようだった。
…そうかそうか、みんな本職の作曲以外にこんな才能もある訳だ。それで現音は成り立っている訳だ。
昨年度は赤字か黒字か、一番気になっていたが、報告によると、良好な結果だった。「吹楽」の入場者数は1,284人だったそうだ。

その後、場所を移動し、上野駅構内にある居酒屋で懇親会。
音楽や作曲家に関する話題等が作曲家同士の飲み会らしいところ。僕は殆ど聞き役だったが、向かいの松平氏や、隣の露木氏や、事務局の竹田氏が盛り上げて下さり、白けることは無かった。
松平氏は一瞬、ものすごく優しい笑顔を見せて下さった。氏とお酒をご一緒するのは、新人の頃、理事選挙の開票に携わった時以来だ。その時はビンチョク氏も、「この顔は飲める顔だ」と、缶ビールを勧めてくれた…。
懇親会は、安い費用で食事の内容も充実していた。こういうところから絆が出来るのだろうなあ。
(写真:東京文化会館の螺旋階段)



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ちょっと酔っ払ってます。(失礼)松平先生って頼... (Amicizia)
2007-05-26 00:43:47
ちょっと酔っ払ってます。(失礼)松平先生って頼暁先生でしょうか?大学時代の生物物理学の恩師です。 私が高校3年生か大学1年生のときに”オシレーション”というマリンバコンチェルトで尾高賞を受賞されてましたね。大学では”ショウジョウバエ先生”とみんな言ってました。 理由はショウジョウバエを研究していたからです。 お元気でしたらなによりです。
返信する
Amiciziaさん (I)
2007-05-26 02:26:36
現音の顔みたいな方です。
昨年度は現音の作品展の後、ホールの出口でにこやかにしていらっしゃるのをよくお見かけしました。
返信する

コメントを投稿