白い雲のように。

雲が流れて消えてゆく。

同じようにオレも誰かの視界から消えていなくなる。

けれどそれは悲しい事じゃない。

また新しい空がオレ達を待ってる。

新しい世界に出会える。

忘れられてもいいじゃないか。

オレは今の場所で生きている。


朝から飲むビールがオレに少し元気をくれた。

天使を呼んでみる。

天使を呼んでみた。

もし君がオレと共に生きてくれるなら永久の愛を誓おう。

君が生きたいと願うならオレは君の為に生きよう。

君は希望。

希望は力。

それまでとそれからを生きる力をオレにくれる。

この夢が叶えばオレはまだやれる。

襲朝。

また朝がきてしまった。

何が新しくなるわけでもない。

ただ単に地球が一周しただけだ。

うまく眠れない体に疲れと憂鬱が蓄積されていく。

鏡に映る顔がどんどん老けていく。

食欲が無い。

朝と夕、薬を飲むためにゼリーを捕食する。

頭が重い。

もうずっとこうなんだ。

面白い事も浮かばないし、人に優しくする余裕も無い。

また孤立する。

空が晴れても不安の雲が視界を覆う。

オレにはここしかない。

捨てて逃げれば野たれ死ぬ。

オレは変われない。

オレだけの太陽が欲しい。