「○○さんは、なんとかだねえ」
のようなレッテル付けをされることがよくありますね。
お母さんから、「あんたはもうほんと○○なんだから」
上司から、「○○さんは、すごく○○だよね」
性格が違う人から、「君って、○○だなあ」
出身地が異なる人から、「どこどこの人は、こうこうですよね」
他人がこのように自分につけたレッテルが、
自分だと思ってしまっていませんか。
言われたことが、
自分の主観とマッチしていれば褒められたと思って喜び、
自分の意に反したことを言われれば批判や悪口と思って腹を立てます。
他人が自分につけたレッテルは、
そのレッテル付けした本人の世界観の中にいるあなたで、
あなた自身ではないのです。
この認識がとても大事。
あなたはいつでもここにいて、
他の誰かの世界観に映し出された映像の中にいるあなたは、
あなたではありません。
たとえば巷では、芸能人のゴシップを見て、
「びっくりしたわ。あの人見た目と中身はぜんぜん違うのね」
とか言ってますよね。
犯罪者の近所に住む人がインタビューで、
「まさかあの人がそんなことをする人だとは、
ぜんぜん思えませんでした」
とか言ってますよね。
「本当は」それぞれの人が、
自分の世界観の映像に「あの人」を好き勝手に映しているだけで、
「あの人」のことはわかっていません。
たとえばAさんの評判を耳にしたとします。
「Aさんてとても誠実な人ですよね」と誰かが言うと、
「はい。僕はAさんのことを、世界一リスペクトしてます」と言う人がいて、
「私はAさんはちょっと苦手だな。話しづらい」と言う人もいて、
「そうですね。Aさんはとても頑固ですから…」別の人がこう言い、
「えー! Aさんてめちゃくちゃ面白いですよ」とまた別の人が言って、
「Aさんが笑っているところなんて見たことないです」と言う人もいて、
とこんなふうに、人によって言うことがまちまちになる方が、
評判です。
これらは、ぜんぶ切り取った違う一面で、
これらはぜんぶ「Aさん」ではなく、「本当は」違う人だと気が付きましたか?
もし、周囲のみんながあなたのことを同じように言っていると感じたなら、、、
みんな同じなわけがないですよ。
本当に同じことを言うなら、、、
日本社会「あるある」かもしれないですね。(笑)
そもそも他人の頭の中で勝手に作られたあなたは、
あなた本人ではありません。
本当の自分を知っているのは自分だけ。
それを理解していればずいぶん心がラクになり、
一喜一憂せず、
のこのこ他人の穴に出向いて行かずに
泰然としていられることでしょう。
堂々と、揚々と、自分の道を歩きましょう♪
上の写真は、世界遺産姫路城を長年支えた木柱(2023年撮影)
見た目と中身はぜんぜん違う事例ですね!(笑)
外側は「白鷺城」の愛称をもつ世界遺産「姫路城」ですが、
内側は東西二柱の「木柱」が支えてきました。
世代交代し、今は次の「木柱」二柱が支えています。
💓今日も、最後までお読みいただきありがとうございました💓