勉強、勉強！

うちで木工事予定の下請工事物件の進捗が進まない・・・
某ハウスメーカーさんの現場だが、山の中に立てる別荘で
なんだか基礎の設計とその工事見積が、びっくりするくらいらしく、現場が進められないと言われた・・・
とにかくどこかの構造設計事務所が検討したという資料を見てみれば・・・・なんだこりゃ？？？
はなから場違いな設計検討書・・・話にすらなんねえ。
俺もずいぶん構造設計から離れたが、それでもなんだかおかしいぞこの計算書は！？と感じた。
とにかく前職場の東北三興設計事務所に緊急ＴＥＬ。
そして資料を検討するために打合せする事になった！
そして所長の相変わらず天才ぶりをまた垣間見た・・・
『なんだろうね～こんなにしなくともいいのにね～』
（おっ俺と同じ考えだ！！！）
『ここはこう考えて、こう！ここもこうしたらこうなるね！』
（少し話が若干分からなかったが、以前もそうだった・・・）
『んじゃ、バッと当り付けて断面算定しようか！』
カチカチカチカチカチカチ・・・
多分所長の頭の中には、こんな感じでコンピューターがきっとあるんだな・・・
小一時間で見通しがついた。
はじめの資料の約半分くらいで可能になる感じ！スゲ～
さすが所長～～～
俺は多分ああなりたくても、なれないと思ったから辞めたんだな・・・またそう改めて感じた・・
そして積算・見積も出来たし、後はこの物件が１１月にでも着工できれば最高！

今日はそんな所長の真似をして、一日久しぶりに某住宅物件の基礎設計に没頭していた。

もう少し木造の業界でも、本当の構造設計の必要性を知ってもらうためには、多分俺のような多少なりとも構造設計経験者が布石となるような、ちゃんと根拠に基づいた木造建築をしていかないといけない。
死ぬまで勉強・勉強だ！