プロ家庭教師 俵屋の日記

気になること あれこれ

馬籠紀行2

2017年10月03日 | 旅行
どんどん上って、馬籠の出口?に来ました。
そういえば以前、角の酒屋で酒を買って飲んで一服したなあ‥

道を渡って高札を眺め、見晴台まで上ります。


いい眺めです!馬籠の集落の方向。


ニーチェの言葉を記した藤村の碑。


恵那山です。

やれやれ、と一息つき、眺めを堪能し
さて下りますかね。
ここから妻籠まで行ってみようといつも思うのですが
思うだけになっています。
次こそは‥!


下りはあちこちのお店に入って色々見たのですが
桧の落としぶたのちょうどいいサイズは売り切れで、残念でした。

小物を買って焼山栗を買って、としているうちにお昼ご飯が食べたくなり
お洒落な店とかもあるのですが、やはりここまで来たからにはそれっぽい店に、と
だいぶ下ったところのおそばやさんに入り、恵那鶏そばを頼みました。

店員のおばちゃん同士が諍いをしたり別のおばちゃんが仲裁に入ったりをBGMに
おいしく完食しました。


お店を出て、ふらふらと道を下り、水車小屋の脇を通り
バス停まで下りました。


馬籠散策マップ


拡大

私のガラケーではこれが精一杯‥


藤村記念館では、藤村の長男の島崎楠雄氏著の『父藤村の思い出と書簡』という本を買いました。

記念館でしか売っていないというので、当然購入。

帯の裏表紙側には
「『夜明け前』執筆前後の姿 克明に」
とあり、楠雄氏の思い出が、藤村の書簡とともに記されています。

藤村の子供達に対する深い愛情がよく感じられる大変読み応えのある本なのですが
私はそれよりも明治終わりから大正・昭和の初めの頃の、東京や馬籠の風俗の様子の描写に心惹かれました。
会話も、藤村の口調、馬籠の人々の方言などが書かれていて
帰りの電車の中で読み始めたのですが、非常に面白かったです。

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